闇を司るもの
異空間に封じられた神のお話です。
太古の昔、最高神レグランドと対を成す神があった。
その神の名前はアヴルドゥムといい、闇のすべてを統べる神である。
レグランドは光の神として人の正の感情に干渉する力を持ち、彼は負の感情に干渉する力を持っていた。
この力はメルカーナよりずっと強力なものであり、2柱の神の力のバランスが均衡を取れているときは問題なく人は地上の世界を謳歌出来ていた。
しかし、数千年前その天秤が闇よりに傾くことになり地上は大きな戦乱を招くことになり2柱の神は地上への干渉の仕方について議論する事になる。
話は平行線のままで折り合いが着くことはなく、両者の対立が言葉でなく力での決着をつける方向へとシフトしていくのだった。
長い時を掛けレグランドは勝利し、アヴルドゥムを異空間に封じることに成功するのだった。
それ以降暫くの間はレグランドのみで地上界を見守っていくのだが、のちに様々な神がレグランドにより生み出され天界を形成していく。
レグランドはすでにアヴルドゥムは緩やかな死を迎えていると思っていたのだが、彼の神はまだ生き残っていったのだった。
最近ヤマトが天と海の神を異空間に封じた事により、彼はその二柱の神を吸収し力を増大させたのだった。
まもなく彼は完全なる復活を遂げるであろう。
日に日に彼の影響力が強くなっているのをレグランドも感じている。
このまま、彼が現世に戻った場合の被害は甚大であるかもしれない。
彼は天界を目指すのではなく、地上界へと降臨を目指していた。
最高神と同等の力を持っていた神が地上へと向かうのをレグランドは阻止しようと障壁を用意しているのだが、彼はその障壁を破壊しつつ今まさに復活をとげようとしていた。
レグランドはそろそろ覚悟を決めないといけないのを感じていた。
ヤマトが女神たちの力も吸収しアヴルドゥムに対抗しようとしているようだが、まだヤマトの力が及ばぬかもしれない。
それほど暗黒神は強大であるのだ。
天界から暗黒神の出現を監視しつつ、ヤマトへと連絡をとり彼の神への警戒を告げ出神の準備を整える。
一方アヴルドゥムは急速速度を上げ、地上界へと向かい復活を遂げるためレグランドの障壁を破壊しつつ進んでいく。
彼の力は数千年前レグランドと戦っていた時より増している。
数千年の間機会を伺い、絶好の好機がやっと訪れたのだ。
異空間に2柱の神を生贄として捧げてくれた人間に感謝しつつ、2柱の神の闇の感情を爆発させるために地上へといやヤマトの元へと向かっている。
視界に異空間の出口を捕え、さらに速度を増し今まさに復活の時を迎えようとしていた。
今まさに復活を遂げようとしています。勢いでここまで来ちゃいましたが、やらかした感もあったりもしますが、とりあえず完結に向けて進んでいきます。 誤字脱字等があれば、報告お願いします。




