金の龍王
アヴルドゥムからの精神攻撃を受けている金の龍王。彼の取った行動は?
黒の龍王が倒された事を金の龍王は報告を受ける。
ヤマトの実力であれば、十分にあり得る事実であり余り驚くことはなかったのだが六龍王として競い合った想い出が彼を感傷的にさせていた。
彼もまたアヴルドゥムの誘惑を常に受け続けているが、彼の強靭な精神力はその影響を物ともしないでいる。
力と欲に溺れたクロノワールに龍王としての感情であれば残念ではあるが同情をする事はなく、六龍王の一角を倒したヤマトに対し怒りのような感情さえも沸くことはなかった。
しかし、日に日に黒き波動の精神干渉が強くなってきているのを感じていて、波動が導く衝動に抗えなくなる日が来るかもしれないとも感じている。
そこで金の龍王は誰ともわからぬ者に従属させられ支配されるのであるのならば、既知であるヤマトに対し従属するほうがマシであると考えた。
彼の従魔と化している魔物たちは、力を得こそすれ暴走する事はないようなのは確認済であった。
彼は、メガライト王国へ飛び立つことにする。この抗えなくなるほどの強い波動がこれ以上強力になる前に・・・
念話を使用しヤマト並びに残る龍王たちにメガライト王国訪問を報告し、持てる全力のスピードで向かっていて数時間後には彼は到着する事が出来るだろう。
急な連絡により、ヤマトたちは金の龍王を迎える準備を整える。
といっても特に大した準備はしないのではあるのだが、訪問を歓待するという意味での宴会の用意でもあった。
金の龍王アウローラルが到着し、彼が今回ヤマトの元を訪れた理由を説明すると他の龍王たちが驚きの声を上げる事となった。
龍王の長が人間に従属すると言うのであるから、他の龍王たちの動揺は計り知れないのかもしれないが彼の説明を聞く限りにおいて最善であろうとも思えるものであった。
アウローラルを従魔としたヤマトは、彼に対して自由に王城で過ごす事だけを命令するだけであとは自由に出来るようにしておいた。
宴会の席でヤマトが倒した黒の龍王の話が出た時は、少しだけ場の雰囲気が暗く成る事となるが次期龍王後継者が誕生しているので未来への希望に胸膨らます事も出来るのであった。
ヤマトは、彼に今回の黒幕が暗黒神アヴルドゥムである事を伝え金の龍王は過去の記憶を呼び覚ます事になる。
龍王たちも神と同じくらいの時間を生きているので、暗黒神の話を聞いた事があったようだった。
まもなく訪れるであろう暗黒神の力をわかる範囲で金の龍王はヤマトに説明していくのだった。
数千年前の神同士の戦いは、金の龍王が結末を見届けていたので詳しい情報がヤマトへと伝わる事になったのだった。
ヤマトに従属している魔物たちがアヴルドゥムの精神支配から逃れている事実を掴んだ龍王はヤマトに従属する事を選び、過去の神の争いの状況をヤマトに説明する事となりました。 誤字脱字等があれば、報告お願いします。 「数百年」を「数千年」に変更。




