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テイマー転生  作者: 結城凛
神々の怒り
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最高神と冥界神

最高神が今回の事態の収拾に動きます。

最高神レグランドは、弟神である冥界神ヨハンセンを含め残る神々を呼び出すことした。


ローズディズ、ウェイシャン、メルサス、メルサガは、呼び出し受けすぐに最高神の下へとやって来たのだが、ヨハンセンだけはなかなかやって来ない。


レグランドは再度ヨハンセンに呼びかけをするが冥界神は役目が忙しいため手が離せないのでそちらへ行けないという。



レグランドは、冥界の役目をヒィラに任せすぐ来いと命令を出す事にする。


冥界神であっても、最高神の命令とあらば聞かぬ訳にはいかず遅れてやってくる。



五柱の神が最高神の下へと集まり、今回の騒動についての話し合いが始まる事になる。



「よくやく、全員が揃ったな。では、此度の騒動についての説明をヨハンセンお主がせい。」



レグランドはヨハンセンに指示を出す。



「お待ちください。まだ、リーベックとオーレンがいませぬがよろしいでしょうか?」



ローズディズがレグランドに問いかける。



「うむ。彼らは今封印されており、この場に来ることは出来ぬ。」



レグランドが伝える。



封印されたと聞き、周りの神々に動揺が走るがそれを無視し、ヨハンセンに説明するように再度促す。



「此度の騒動とは冥界にいたコジロウと申す異世界人が脱走し、地上で騒乱を起こした事だろうか?」



ヨハンセンは、恍けようと話を切り出す。



「コジロウという異世界人はどうやって、冥界を抜け出したのじゃ?それに現在、地上でヤマトの国に侵攻している輩の装備とかは誰が与えたのじゃ?」



レグランドは、ヨハンセンを追求する。



「わからぬのぉ。異世界人であるから、何かしら力を持っていたのかもしれぬぞ。地上の人間は、我に祈りを捧げ奴らに装備を下賜したのは儂じゃがそれに何か問題でもあるのか?」



ヨハンセンは悪びれず、そう答えた。



「何故、装備を下賜したのじゃ?お主が私怨を晴らす為に行った行為ではないのじゃな?」



レグランドが尋ねる。



「彼らの祈りに答えたまでだ。彼らを不憫に思う儂の気持ちが装備を下賜するという形になった。」



それ以外に他意はないといった風にヨハンセンが回答する。



「では、冥界で軍備を調えてるのは何故じゃ?」



さらに追及する。



「冥界軍の腕が鈍るのも儂が困るので、演習のために招集しておる。」



追及をのらりくらりと躱すヨハンセン。



「ふむ。お主は自分の非は認めぬのじゃな?」


「儂に非があるとでも?」


「埒があかぬのぉ。お主はしばらく冥界で謹慎しておれ。これ以上何かしら問題を起こすのであれば、処罰を下す。下賜した装備は、引き取るように。」



レグランドは、ヨハンセンにそう申し渡した。


返事をせず、ヨハンセンは冥界へと戻っていった。



残った神々に



「此度の騒動は、ヨハンセンがヤマトに一時と言えど封印された事が発端となっておる。あやつは認めておらぬがな。リーベックとオーレンはヨハンセンに肩入れをし、地上を騒乱を起こしたヨハンセンを止めようとした儂の邪魔をしおった。」



最高神が説明を始める。



「その最中、ヤマトが儂に話しかけてきてヤマトを天界へと呼び、リーベックとオーレンと話をさせたのじゃが、それが失敗で二人はヤマトにより封印されてしもうた。」



二柱の神が封印された経緯を説明する事となる。



「父上、それは神に対して不遜な行為ではないのですか?人の子が神を封印するなどとんでもない事ですよ?」


「確かに大それた行為であるのじゃが、此度の騒動に関しては非があるのはヨハンセンじゃ。それを庇おうとした二人も同罪と考える。ヤマトが手を出しておらねば、儂が罰を下していたのじゃ。」


「ヨハンセンは、たぶん反省もせずヤマトへと復讐の刃を突き立てるであろう。ここで思い留まれば儂がヤマトに話をする事も出来ようが、現状では不可能じゃ。」


「人間界に対する過大な干渉を禁止した事にも反する行為じゃ。しかも、私怨でこの事態を引き起こしたことは許されぬ。」


「儂とヨハンセンが争えば、地上にも大きな影響が出るためなかなか手が出せぬ。しかし、これ以上の事態が引きおこる事になれば力を貸してもらうぞ。」



最高神はそう締めくくり、神々への話を終えるのだった。

交渉決裂で終わってしまったようですが、万が一の場合は神同士の争いになる可能性まで出てきました。完全に本線とはずれてしまってる気もしますが・・・まあよしとしましょう。誤字脱字等があれば、報告お願いします。

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