冥界神ヨハンセン
神の人柱ヨハンセンのお話です。
彼の司る国は死後の国であり、生者が立ち入ることは叶わない世界である。
権能は死を司り、レグランド神の弟神でもある。
死後の国にやってきた人間を裁く役目もおっている為、融通が利かない性格でもある。
死後の裁きは、厳選なものであり感情に左右されることはないのが彼の誇りであった。
メルカーナを封じた神の人柱であり、彼にすれば彼女を封印した事は当然で同情する余地はなく反省しないのが悪いと思ってもいた。
数百年、彼女を封印していた結界が人の手によって破壊される。
そして、その処遇に関して兄神レグランドが二人天界へと連れてきて相談するというのだ。
人間は、封印したのちに起こった出来事は儂たちにも責任があるというのだった。
儂以外の神もそれを否定する。
過ちを犯し、封印されその間に彼女が反省しないのが悪い。
そこに同情など差しはさむ余地など全くない。
彼女は、封印されている間に反省する処か儂らに対する憎しみをつのらせておったのじゃ。
しかし、人間はそれでも儂らが悪いという。
しかも、儂の事を傲慢な神などと言いよったのじゃ。
人間が神に意見するなぞ不遜であり、許される事ではない。
兄神レグランドは、一定の理解を人間に示すが儂にはそれは理解する事は出来ぬ。
最後には、あろうことか儂を亜空間に封印しようとする。
その力に儂は抗おうとするが、兄神の加護を受けている彼の力に屈服する事となり封印される事になる。
何もない亜空間にどれほどの時間封じられておったかわからぬが不意に元いた場所に戻される。
兄神との話が人間との間ついたようではあったが、理不尽に封印された恨みを込め攻撃を仕掛けようとするが兄神の雷が我に落ち、動きを制される事となる。
人間はメルカーナを娶り、下界へ帰っていった。
儂の行き場のない怒りが吹き荒れる。
死後の国へ戻り、妻であるヒィラに話をする。
妻は、それならば儂の力を行使し人の子に復讐せよという。
彼の動向を監視しながら復讐の機会を伺いながら、好機を待つ。
1年が経ち、彼の国は大きく成長する事となる。
そろそろ復讐の頃合いだろうと使者の国の配下に命じ、人間の国を攻める準備を始めるのだった。
冥界の神が動き出します。彼の怒りがどういう事を招くでしょうか。誤字脱字等があれば、報告お願いします。




