王国記念祭 -開幕-
各国の重鎮を迎えお祭り開始です。
メガラニカ王国建国から1年が過ぎ、当初の予定通りに建国記念祭が行われることが王国全土に周知される。
王国は、この1年で飛躍的な進歩を遂げている。
ヤマトの知識と転生者たちの農業知識により旧アーゥトゥルス公国領の農地の生産量が数倍に跳ね上がって、余剰作物を輸出し外貨の獲得。
在野に眠っていた有能な人物の登用により各都市の運営体制にも厚みが帯び、新政策など民衆に対する福利厚生商業や工業の発展など目まぐるしいものがある。
各都市に設置した教育機関にも入学出来る者が増え、日々生徒同士で研鑽を積んでいる。
教師の思惑を超える者も出て、将来有望な人材が豊富になってくる。
王国の首都ルスーツでは建国記念祭の出店なども多く出店され、様々な都市や国からの観光客で賑わっている。
記念祭に先立ち、各国首脳ローゼライト王、ヤマタイ王、メリケン王、ヨーロリバ公王そしてヤマトとその側近たちが一堂に会し、今後の大陸の行く末を相談する事となる。
各王よりヤマトは熱烈な称賛を受け、新技術などの提供を持ち掛けられる。
それに対しヤマトは人材を王国から派遣するのではなく、各国の人材を受け入れ教育機関等で技術を学ぶように示唆する。
安易な技術提供は約束しない事にした。
そのうえで、問題点や相談があれば受け付ける格好で各国が独自で文化を築くように仕向けようとしているのだった。
夜には、王城で各国の王夫妻をもてなすための宴が催され、出される料理や酒に感嘆の声を上げる。
ヤマトの妻たちは日本で買ってきたドレスを着用し、王の妻たちが見た目はもとより素材の素晴らしさに目を見張ることとなる。
アクセサリーもこっちの世界では手に入らないような意匠をこらされた物を付けて、目を惹く事に成る。
翌日から1週間の予定で記念祭を行う予定であり、開幕と閉幕の挨拶をヤマトが務める事に成っている。
翌朝、朝9時に王城に花火が上がりメガラニカ王国の国王であるヤマトが民衆の前で挨拶をする。
「皆の者、我が国は建国より1年が過ぎ去った。体制も変わり、厳しかった事もあろう。だが、皆の努力でこの国は大きく発展した。俺たちによく付いて来てくれた。今日から1週間は何もかも忘れ楽しむがよい。いろいろなイベントも考えているので楽しみにしておいてくれ。」
簡単な挨拶をヤマトがする。
やはり、こういう挨拶は苦手のようだった。
そして、ファンファーレが鳴りアナウンスが流れる。
「これより、王国記念祭が開始されます。スリや置き引き等にご用心ください。」
住民たちは、目当てのイベントや出店に蜂の子を散らすように向かって行ったのであった。
お祭りが始まりました。イベントも何かぶち込もうと考えるけど、何がいいかな~ってまだ決めてません。
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