連合国の使者
連合国よりの使者は誰が来るのか?連合国はどういう判断を下すのでしょうか?
連合国の各王城が破壊されたという話が各国に齎される事になる。
龍王たちは王城を破壊する前に避難勧告を出し、暫し待った後で王城を破壊し飛び去って行った。
龍王たちの襲撃は公王がヤマトの怒りを買った為であり、原因がジャイズ国の副隊長にあるという事も併せて噂が広まっている。
ジャイズ王は、他の三国の王より現在突き上げを食らっている。
各王城の建設資金をジャイズ国がすべて持つ事を約束させ、公王の座をはく奪される事も決まった。
圧倒する武力を示したメガラニカ王国に対し、至急特使を送らなければいけないのだが次の公王がなかなか決まらない。
ヤマト王と対峙するのを恐れるばかりであったのである。
そのような話が国内に広まり、アレンダ国皇子クロイツが名乗りを上げる事になる。
父たちのような者ではヤマト王も納得すまい、我がアレンダ国王となり連合国公王となろう。
この声はアレンダ国のみならず他の国の住民からも支持される事となり、アレンダ国王は息子に国王の座を譲る事になった。
インギューラ国でも王太子であったアロンゾが国王となり、フダンス国はエリーゼが女王として立つことになった。
この若き三国の王たちは厳しくジャイズ国を糾弾していき、ジャイズ国を三分割し各々が治める事を決定。
現ジャイズ王及びその一族は事件の発端となった副隊長の一族と共に処刑され、ジャイズ国の中央広場に首を晒される事となったのだった。
その間、連合国の王城の破壊の一件で各国の対応はこうだった。
ローゼライト国はマリアを通しヤマトに話をして、事実の確認の上メガラニカ王国を支持すると表明する。
また、ヤマタイ国もシズカを通し、ヤマトとの会談を取り付け不戦条約を結ぶことになる。
残るメリケン国は、新王国との繋がりを持たないためローゼライト国王及びヤマタイ国王に相談を持ち掛けることになった。
メリケン国の公王には王女しか跡取り候補が存在しておらず、彼女をヤマトの妻として差し出すが難しい状況であり対応に苦しむ事になる。
そこで、ローゼライト国王とヤマタイ国王が案を出す。
ビエレッタ王女をヤマトに嫁がせ、生まれた子供にメリケン国を継がせるように話を決めるという案だった。
そうすればヤマト国王との関係も強固なものになり、また四国間の強い同盟も形成できるといった魅力的なものであった。
至急、メリケン国は急使と共にビエレッタ王女を王国に向かわせ、マリアとシズカを通しヤマトに話を通す事にする。
ヤマトは、二人の義父よりその話を持ってこられているので断る訳にもいかず了承し、ビエレッタ王女も娶る事になった。
連合国では、クロイツが中心となりアロンゾ、エリーゼと三者で話し合いを進めていく。
此度の非はすべてジャイズ国王にあり、その一族は副隊長の一族を含め処刑したという事実の報告を伝えることがまず一点。
次に新連合国公王はクロイツが継ぎ、新体制での和平を結びたい件が一点。
残りがメガラニカ王国の外務大臣に対する非礼のお詫びとして、金品を贈呈するといったことを決定しようとした。
だいたいの方針が決まりそうになった時に、新たなる情報が入ってくる。
メリケン国の王女がヤマトに嫁ぎ、四国間同盟が結成される模様といった重大な情報であった。
完全に連合国は、出遅れてしまっていた。
若き国王たちは、父たちの無能さに怒りさえ覚えるのであった。
そこで、フダンス国エリーゼ女王が自分がヤマト殿の下へ嫁ぎ連合国も同盟の一員として加えて貰うようにお願いして参りますと宣言した。
フダンス国の実権はエリーゼが持つことになるが、国の運営をインギューラ、アレンダが補佐すると言った約定を交わす事となった。
この決定を受けエリーゼ王女は王国に対する献上品を携え、王国へと向かうのだった。
メガラニカ王国の首都ルスーツの城門前に到着するエリーゼ王女一行。
あまりにも立派な城門に驚愕の視線を向ける事になる。
城門の門番に伝令を頼み、門番に話掛けヤマト王の人となりを探ろうと王女は目論んだ。
彼の話によれば、普段はのんびりした性格をしているようだが有事の際の実行力には目を見張るものがあるようだ。
彼は魔物軍団も率いており基本戦闘はそっちの部隊が行い、一般兵は軍の後部に配置されたり王城の守りに付くことが多いそうだ。
彼の嫁たちも勇者並みの強さを誇り、並みの騎士では相手にもならないとの情報まで仕入れることが出来た。
王城より、宰相であるジュビアが迎えに来てエリーゼたち一行を王城まで案内する。
街並みも家も素晴らしい作りで住みやすそうな国である事が人目でわかった。
ジュビアにヤマトの私室に案内され、ヤマトの謁見が開始される。
「前公王のメガラニカ国王陛下及び外務大臣に対する非礼をお詫びに上がりました。まずは、こちらをお納めください。」
エリーゼは用意してきた金品をヤマトに献上する。
「俺もやりすぎたとは思うが、俺の嫁に対する無礼を働いたのが許せなかった。前公王は愚王であったようだが、今回の公王はどうなんだろうな。」
ヤマトは、軽くエリーゼに探りを入れる。
「私は公王クロイツに命ぜられ罷り越しましたフダンス国女王のエリーゼと申します。女王である私を王の下へと寄越したという事で公王の本気さがわかると存じ上げます。」
「まず、ご報告があります。前公王の一族並びに外務大臣に無礼を働いた副隊長の一族を処刑し、中央広場に罪状を書き首を晒しております。」
「我が公王陛下は貴国と同盟を結びたいとお考えであり、そのために私がここに使わされました。私をレムリア王の妻として娶って頂きたい。」
エリーゼはヤマトに対し求婚してきた。
「俺には多数の嫁がおり、先日メリケン国の王女も娶ったばかりだ。それでも、構わないのか?」
「構いませぬ。どうか私も妻としてください。」
「わかった。認めるとするよ。これからよろしくねエリーゼ。」
ヤマトは砕けた感じで返答した、
最初からこの展開を予想していたマリアとジュビアがエリーゼが求婚してきた場合は受けろという指示を受けていた。
これで、周りの国との関係がヤマトを通し一つとなるのだった。
ヤマトハーレムがさらにパワーアップしちゃいました。さすがに、これで打ち止めかな。きっとそうですよね?誤字脱字等があれば、報告お願いします。




