封印石の破壊
メルカーナの封印していた封印石を破壊するヤマト。その結果は、どうなるんでしょう。
一つ目の封印石を破壊出来た事で、立て続けに封印石を破壊していく事となる。
徐々にヤマトの表情に疲れの色のが色濃く出始める。
「少し、休憩したらどうじゃ?妾の為にと頑張ってくれるのは、嬉しいのじゃが何故そこまでやってくれるのじゃ?」
「んー、たぶん自己満足なんだろうな。困ってる人がいれば、助けろって昔母親から言われたのが記憶に残ってる。母は、見返りを求めずそれを貫き通したまま事故で亡くなったんだけどな。」
ヤマトはそう返答する。
それを天上の神々に呼ばれ、その姿を見届ける者たちがいた。
隆則の両親たちであった。
「あの子がこんなに大きく・・・しかも、私が教えた事を覚えて今も努力してくれていたなんて・・・」
瞳に涙を浮かべながら隆則の母ヒカルが言った。
それを受け、
「そうだな。あいつを残して亡くなったのが心残りだが立派に育ってくれたようだな。」
父の浩二が返答する。
実際、元の世界ではぼっちで友達がいなくて人との付き合いをしてなかった事を両親は知らない。
最後の封印石を破壊し、メルカーナを封印していた結界が破壊される事になる。
「これでメルカーナは元に肉体に戻る事が出来て、ルナさんは解放されるんだろ?」
「うむ。この娘は解放してやろう。お主は、元肉体に戻った妾が襲うと考えておらぬのか?」
「そうなった場合は、また相手してやるから問題ないさ。だが、俺は女神がそんな愚かな行動をとるとは考えにくいんだけどな。」
メルカーナはルナの肉体から出て、元の肉体に戻っていく。
ルナは解放され、メルカーナの肉体の封印が完全に解かれヤマトの前にと姿を現す。
メルカーナの肉体は人間でいえば、16歳前後の容姿であり白髪でスレンダーな美少女といった感じであろうか。
「それが元々の肉体なんだな。よかったな。」
「うむ。妾は復活できたのじゃ。ヤマトお主には感謝もするが、最高神の力を感じるので恨めしい気持ちもあるのじゃ。」
メルカーナは、そう返答する。
「メルカーナ様ですか?我は、ルナ・エレガントと申します。お目にかかれて光栄でございます。」
ルナは、自分に力を与えている女神であるメルカーナに挨拶をする。
「よい、しかし妾を恨んではおらぬのか?公国民を死地に追いやり、お主を支配していた事に対し何も感じぬのか?」
「すべて女神の導きでありましょう。我は、残った公国民を導かねばなりませぬ。そのためにお力添えをお願いしたい所存にございます。」
ルナは、アークトゥルス公国に封じられたという女神に対し敬意を抱いていたのだった。
とりあえず受肉して大半の力を消費していた公国の主ルナをヤマトは転移魔法で王城へと送り届け、メルカーナと今後の事を話し合うために時間を作るのであった。
メルカーナの封印の解除終了しました。今後について、メルカーナと話し合う事にします。誤字脱字等があれば、報告お願いします。




