首都炎上
アークトゥスル公国民の不満が爆発します。
前回の戦争で領土の一部をアマツ公爵へと割譲する事となったアークトゥルス公国。
領土を割譲し譲り受けたアマツ公爵が、その場所にムーランという都市を数日で建造する。
出来たばかりの街ではあるが、広く職人を募集しているとの事だ。
メトカーナより、美しい街並みで食料などはアマツ公爵領の街から輸送され安定した供給が約束される。
メトカーナからもその都市に移住していく職人たちも存在する。
代官はその職人の中のラッカというものが務める事に決まったようだ。
まだ、住人も疎らしか住んでいないが農地を放棄し新たに職人の弟子を志すものも移住していく。
今までの生活環境とは違い、高い水準で整備されているため生活に困る事はなさそうだ。
移住者にはラッカを通し、アマツ公爵より生活資金を借り入れる事が出来る制度も魅力のようだ。
利率は、公国の半分以下で住宅も賃貸であはあるが将来的には手に入れる事が出来るシステムが確立されている。
メトカーナの住民はその噂を聞きつけ、ムーランの人々を妬み自分たちに対し何もしてくれない公国への不満が募っていく。
不満を持つ公国民が声を上げデモ隊を率い、城の前で抗議活動を始める事となる。
その活動を騎士団が取り締まりデモ隊と衝突し、けが人も出る事となる。
そういう不満が徐々に公国民の間に広がっていき、一つの大きな波として公国の屋台骨を揺るがし始める。
公国貴族は贅を尽くし、生活しているのを一般の公国民は見ている。
自分たちの生活を改善する事を考えない貴族たちに対し不満のボルテージが今まさに頂点に達そうとしている。
デモが何度も行われそれを騎士団が鎮圧し、首謀者と思われるリーダーが捕えられることとなる。
そして、貴族たちは見せしめのためにリーダーの処刑を命じメトカーナに告知される。
処刑の実行は、1週間後その間に家族も捕え纏めて処刑を実行する準備が進んでいく。
その間、不満を持つ公国民の有志達が綿密にリーダーの奪還計画と貴族の屋敷の一斉放火を画策する。
処刑執行の前日、行動は起こされた。
貴族の屋敷が放火され、騎士団はその消火活動に駆り出され収監所の警備が手薄になったところで詰め所も放火される。
有志達は場所を移しながら次々と放火活動し、その炎が首都メトカーナを包む事となり多数の死者を出す事となった。
犠牲者の多くは、貴族とその家族そして貴族街のそばに住んでいる商人たちが主な犠牲者だった。
これにより、メトカーナは更なる混乱に巻き込まれていくこととなる。
地下では亡くなった魂や人々の邪念を吸い取り、が復活しようとしているのだった。
とうとう、封じられた神が復活してしまいそうです。誤字脱字等があれば、報告願います。




