六龍王が集う都市
突然の龍王たちの訪問に頭を悩ませるマリアがいるのだった。
六龍王の集いが終わりヤマトは城塞都市へ戻る事としたのだが、急に金と黒の龍王が城塞都市を見学したいと言い出したのだった。
その原因は、サフィとアクリスが城塞都市の素晴らしさを他の龍王に熱弁した事に起因する。
「では、龍王さま方は俺の都市を見学されたいという事なのでそのまま人の姿のまま付いて来ていただけますか?」
「うむ。構わぬ。」
簡単なやりとりをし、ヤマトは龍王全員を転移魔法で自分の館に案内する。
ヤマトが戻って来た気配を感じたマリアが迎えのために部屋に来る。
「ヤマト様おかえりなさい。 そちらの方々は?」
マリアが質問する。
「サフィとアクリスはわかってるからいいとして、他の方々を紹介するよ。」
ヤマトはそう言い、右から順番に金の龍王アウローラル・ドラグニール、赤の龍王スカーレットローズ、白の龍王クリスタヴェール、黒の龍王クロノワールで有る事を説明。
「ヤマト様、多少の事には耐性はついたつもりだったんですけど・・・ 伝説の六龍王さまが何故揃っていらっしゃるのかしら?」
マリアは、青筋を浮かべつつも驚き半分呆れ半分で言う。
「サフィとクリスタが俺の都市を自慢するもんだから・・・様子をみたいという話になってだな。ローズとクリスに関しては、城塞都市に住むことになった。」
ヤマトはそう伝えた。
「ヤマト様・・・後でお話があります。いいですね?」
マリアの許容値が超えてしまったようだった・・・
「それにしても、六龍王さまが城塞都市に来たと父上が聞いたら卒倒してしまうわね。」
「まぁ、なるようにきっとなる・・・」
ヤマトは、そう言うしかなかった。
龍王たちは領主の館の設備や温泉を堪能し、用意される食事にも歓心を示す。
ヤマト秘蔵の酒も振る舞われ、上機嫌である。
翌日はヤマトが経営している商会の商品を見て、龍王たちは購入していく。
配送に関しては難しいため、ヤマトがマジックバッグを用意し龍王たちに渡しそれで持ち帰ってもらう事とした。
露店などで買い食いをしながら街を堪能し、夜はヤマトが用意する酒でさらに気分がよくなっていく。
『こりゃ、また大量に酒を仕入れておかないとダメかなぁ・・・ 店にある酒を買い占めて、在庫するかな。』
龍王たちの様子を見てそう思うヤマトだった。
数日城塞都市を堪能した龍王たちは、ヤマトにいくらかの財宝を与える。
「楽しませて貰ったぞ。また、遊びに来るとするぞ。」
金と黒の龍王はそう言い、龍の姿に戻り自分たちの住処へと帰っていった。
金と黒の龍王は冷蔵庫を買い、ヤマトにお土産に数本のお酒を渡され帰っていきました。また、来るという事なので、その時はまたマリアたちが頭を悩ませるのかもしれませんね。 誤字脱字等があれば、報告お願いします。




