宴の後で
集いの参加許可を得ることが出来たヤマト。他の龍王たちと交流を深めます。
六龍王の集いはヤマトの登場により当初は混乱しそうになってはいたが、力を示した事により他の龍王も参加に反対する者はいなくなった。
金の龍王が用意した酒や食物を摘みながら、ヤマトは龍王たちと親交を深めていく。
ヤマトは最初に各龍王たちに挨拶に伺い握手を求める。
龍王たちは人として限界を超えているだろうヤマトに対し、快く受け入れてくれた。
中にはさりげなく力いっぱい握り潰すつもりで握手する者もいたのだが、ヤマトは軽く耐えきってしまう。
「俺は、ヤマト・フォン・アマツ公爵と言います。龍王さま達にお目通りが叶いまして嬉しく思っております。」
なんとも中途半端な敬語使い、龍王たちに挨拶するヤマトであった。
途中で赤の龍王がヤマトと戦ってみたいと言い出し、それを躱すのに必死に言い訳する一場面もあった。
歓談が進み、ヤマトは本題を切り出す事とした。
今回この集いに参加したかったのは、将来的に邪神が復活する可能性を見据えての事で有事の際には助力をお願いしたいという説明をする。
そして集いに参加出来た感謝の気持ちとして、ヤマトの元の世界の酒や食べ物を振る舞う事を許して貰った。
その味に龍王たちは喜び、自分たちの所へ来た際にはまた振る舞って欲しいと願うくらいであった。
龍王たちの名前を改めて、全員から教えられ有事の際は手を貸す約束まで取り付ける事も出来たのだった。
ヤマトは、何故かそれをサフィとアクリスは誇らしげに自慢しているの見ていると不思議な感覚を覚えた。
宴の終わりも近くなった頃、赤の龍王スカーレットローズがお主について行けば退屈しそうもないからついて行くと言い出した。
それに合わせ、白の龍王クリスタヴェールもあなたについて行けば美味しいものが食べられそうだからついて行くと・・・
『龍王が4人俺の傍にいて大丈夫なのか?』
ヤマトは考えた結果、金龍アウローラル・ドラグニールに尋ねる事にした。
「金龍さま、二人の龍王が今俺の元にいます。さらに二人が来たいと申しておりますが問題はございませんか?」
「うむ。心配するのは当然であろうが、問題はない。龍とて興味があれば、そこに出向くものだ。長生きすると楽しみも少ないのでな。」
アウローラルはそう答える。
「わかりました。スカーレットローズ様、クリスタヴェール様俺の城塞都市に遊びに来てください。」
ヤマトが返答する。
「うむ。妾の事は、ローズと呼ぶがよいぞ。白の龍王は、クリスでいいよな?」
「そうね。クリスで構わないわ。様もいらないからね。」
二人の龍王が呼び方をそう呼ぶように言う。
「わかりました。ローズ、クリス、これからよろしく頼みます。」
「まだ、ちょっと固い感じがするが追い追いで構わぬか。」
こうして、4人の龍王がヤマトの元へと集まる事になったのだった・・・
過剰戦力ともいえる4人の龍王軍団が完成しました。連携面では不安がありそうですが・・・ 誤字脱字等があれば、報告お願いします。




