二人の龍王
ヤマトのために裏工作をするサフィとアクリスのお話。
サフィとアクリスは、二人で話し合う機会を設ける。
「主さまは、他の龍王とも会いたいような感じじゃったな。」
「そうみたいじゃなぁ。他の龍王とも久しぶりに会ってみたいから、連絡を取ってみようとするかの?」
「うむ、そうじゃな。数百年ぶりに会合の合図を出して見るとするかの?妾たちは、永い時を生きる故何百年も逢わなくても問題ないのじゃがな。」
「主人の望みを叶えるのが、従属した者の務めでもあろう。龍王二人が呼べば、他の龍王も来てくれるじゃろう。」
二人は相談し龍王が持つ力を行使し、他の龍王と連絡を取る。
「金の龍王よ。久しいな。妾はサマルフィじゃ。此度アクリスと二人で話し、六龍王の集いを行うと思っておるのじゃが。」
「サマルフィか。懐かしき事よ。お主ら二人が話し合うなど珍しい事もある事よのぉ。我が天空の城で行う事で良いのじゃな?」
「うむ、それで結構じゃ。今から楽しみじゃ。」
金の龍王との会話が終わる。
「赤の龍王スカーレットローズよ、アクリスフィーナじゃ。六龍王の集いを久方ぶりに行いたいと思うておるのだが、参加していただけるか?」
「アクリスフィーナか、久しぶりである。何百年ぶりの集いであろう。喜んで参加させて貰う事としようかの。最近、何やら騒がしいようだし、その関係であろう。楽しみにしておるぞ。」
「赤の龍王、我も楽しみにしておるぞ。では、集いでまた会おうぞ。」
赤の龍王も参加を表明する。
残りの二人の龍王も参加することになり、開催は一月後と決まった。
すんなり集いが決まるのはどの龍王も暇を持て余しており、若き龍王二人が揃って声をかけてくるのが珍しい事であった為だ。
あまりにも事が順調に進むのに、若干の警戒は必要であろう。
黒の龍王がすんなり話を受け入れたのも珍しい事でもあったのだから。
「主さまを六龍王の集いに連れて行くとまた一悶着ありそうじゃが、それはそれで余興として面白いのじゃ。」
「そうじゃな。人の子であるご主人を連れて行った時の皆の顔が楽しみじゃ。」
若き龍王の二人は、自分たちの計画がどのようになるか楽しみで仕方がない。
集いの前にまもなく起こるだろう戦を早めに終わらせる必要を感じるのだが、ヤマトが前線にたつということなので何も心配することはなかった。
公国がどんな転生者を用意しようとも人間の限界を超えられない以上、勝負は最初から決まっているのだから。
六龍王の集いが招集される事に決まりました。その場所にヤマトを連れて行くと決めた二人。ヤマトを待ち受けるものは? 誤字脱字等があれば、報告お願いします。メインのデスクトップが不調でデータが飛びかけました。ストーリーや設定のバックアップは大事ですね。




