大河の戦い -戦果-
戦争が始まりますが、過剰戦力を用意したやまとの前に公国軍はどうするのでしょうか。
今まさに水龍軍団が巨大軍船に襲い掛かろうとした時
デスバーンは、軍船の周りに結界を発動し攻撃を防ごうとする。
結界の効果は強大であり、水龍軍団の攻撃を防ぐことが出来ている。
がしかし、攻撃が激しいため結界が徐々に弱まっていく。
公国軍の兵士は、完全に浮き足立っており指揮系統がマヒしている。
そこで、4人の師団長は副官と大隊長に活を入れ騒ぎを鎮静化していく。
兵士たちが落ち着きをかなり取り戻したころには、結界が破壊されるまであと少しといったくらいになっていた。
デスバーンの師団の魔法攻撃をメインに他の師団が弓等で遠距離攻撃をしかけ、魔物に対処する。
魔物たちは、被弾しているようだがあまり攻撃が効いてないようにもにも見える。
軍船はあと数百メートルでローゼライト国沿岸に達そうとする場所まで進むことが出来たが、そこで結界が破壊され軍船が攻撃され始める。
その衝撃で船から落ちる兵士も多数おり、岸まで泳ぐように船上から指示を出されている。
これ以上軍船にダメージを受けてしまうと航行不能になってしまうだろう。
4師団長は、各々で魔物たちと対峙する事となる。
副官が残り兵士をまとめ、残った魔物に攻撃するが大河にどんどん落とされたり命を失うものも多数出ている。
上空より、嵐のブレスを龍化したアクリスが軍船に目がけ放つ。
軍船に乗っていたものは、4師団長のみ残し水上へそして軍船も甚大な被害を受ける事となる。
命からがら岸まで辿り着いた兵士たちは、地上の魔物軍団に疲労のため為すすべなく倒されていく。
公国の侵攻作戦は、失敗といってもいいくらい甚大な被害を受けている。
水上へ投げ出された者も、水龍軍団によって徐々に数を減らしていく。
8万を超える兵が攻めてきたようだが残り数は2万弱といったところであろうか。
「いい加減、国へ戻ったらどうだ?このままだと全滅しかないぞ?」
ヤマトは師団長及び兵士たちに声をかける。
「ここで、引くのなら公国は戻る事は許そう。降伏するのであれば、安全に国に返すぞ。」
水上の兵士たちは降伏を受け入れたので、ヤマトは公国側の岸へと転移させた。
残りは、4師団長である。
「残りは、師団長さまたち4人となったみたいだがどうするんだい?」
ヤマトは下竜より降りて、軍船の上に立つ。
「貴様の首さえ取れれば、俺たちの勝利だ!」
コジロウがヤマトに攻撃を仕掛けた。
ヤマトは難なくその攻撃を受け止め、呆れた表情でコジロウを見る。
「暗殺部隊の長の力はこんなもんか。つまらんな。」
ヤマトは、剣を横薙ぎに振るう。
全力で剣を振るったため、コジロウは躱すタイミングさえ掴めずに首を刎ねられた。
「他の3人はどうするんだい?此奴と同程度の力であるなら、俺の相手にさえならないよ?」
コジロウを一瞬で倒したヤマトに対し、3人は動けないでいる。
まさに蛇に睨まれた蛙といったところだろうか。
「君たち公国は戻り、ルナ公に和平条約を結ぶように話をしてくれないか?こんな不毛な戦いは無駄だよ?」
「しかし、このままでは公国の民が飢えて死んでいく。僕たちは、進むしかないんだ。」
「他の二人も同意見なのかな?」
「儂たちは、強き者と戦いたい。一手ご指南願えるかな?」
デスバーンとノブナガが連携を取り、ヤマトに襲い掛かる。
その間にサフィとアクリスが割って入り、二人と対峙する。
「女を盾にするとは、卑怯なり!恥を知れ!」
ノブナガがヤマトに向かって切りかかろうとするがそれをサフィが受け止め蹴り飛ばし水の上に落ちる。
その隙を狙いデスバーンがヤマトに対し、暗黒魔術のシャドウランスを放つ。
その魔法をすべてアクリスが破壊し、竜魔法のドラゴニックインフェルノを放ちデスバーンを倒す。
「残るのは君だね。ロトくん。このまま引いて、和平をするように話をしてくれないかな?俺は、君たちの国に侵攻するつもりは今のところは考えていない。」
「それに俺は公国と違い、まったく被害を受けていない。だから、保障とかもいらない。ただ和平条約を締結するように働きかけてくれるだけでいい。」
「わかった・・・」
それだけを言い、ロトは転移魔法で公国へ戻るのだった。
『こんな粗大ゴミと死体を処理するのが一番面倒だよな・・・』
ヤマトはそう思った。
ロト以外の転生者は、歴史の舞台からフェードアウトです。和平するように言われたロトの運命は?
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