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テイマー転生  作者: 結城凛
第3章 転生者たち
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異世界召喚術

ルナのお話になるのかなぁ?

ルナ・エレガントは先祖の血を色濃く受け継いだ召喚魔導士であった。



通常の術者であれば、異世界召喚出来るのは数年に一度。


しかも、能力的なものも制限される場合がある。



ルナの召喚術には、そういう制限が全くないのだった。



公国の重鎮の娘として生を受け、能力鑑定を受けたとき両親や鑑定士が驚きの声を上げた。


彼女の潜在能力についての情報を見たとき、この国を継ぐ者になるだろうとの宣託まで受けることになった。



温和で思慮深い女性として育っていく。



公国の盟主として、前盟主から指名を受け後を継ぎ数年は何も問題は起こる事はなかった。



その間に異世界の類まれなる農業従者の召喚を数度行い、彼女は少しづつ変わっていく事となった。


城の地下の深いところに魔法陣を描き、己の魔力と大地の力を借り異世界召喚術を行うのだが彼女の能力の高さゆえに、この大地には神によって封じられた邪神のその邪念までを呼びだすことになってしまったのだった。


その邪念が彼女の心を蝕み、支配しようとする。



数度の召喚を行い、そのたびに邪念が強く彼女を縛ろうとする。


彼女はそれに抗い続けていたが、ある時邪神の思念が強く働く出来事が起きた。



ローゼライト国にヤマトが転生した事である。


封じられた邪神は、その身を封じた神の力をその人間より感じ深く暗い憎悪を吐き出す。



新たなる異世界召喚を行ったルナの精神を激しい邪神の力が縛り付ける。


彼女の心に神に対する憎悪を植え付けることに成功した瞬間でもあった。



その時を境に彼女は、変わってしまう。



ローゼライト国を憎み、その領土を奪うという妄執に捕らわれる。


過去の戦を経験している重鎮たちは、それを止めようとするがルナは聞き入れない。



まるで、人が変わったように国民に重税を課し軍備の拡張そして大型軍艦の製造を指示する。


彼女に逆らおうとしていたもの達もいたのだが、彼女の声を聴くと逆らう意思がなくなってしまう。



邪神の力の一部が発動しているようだった。


彼女は、邪神の言葉に耳を傾け4人の男を召喚する。



勇者ロト、魔王デスバーン、侍大将ノブナガ、忍者マスターコジロウである。



彼らに師団を任せ、急速に侵攻作戦が進みだしていく。



正義感の強いロトにはこの国の実状を話し助力を求め、デスバーンとノブナガには戦場を用意するので力を振ってくれと、自分を主と仰がせコジロウには忍者としての力を捧げさせた。



ローゼライト国に侵攻する戦力は揃った。



憎き神の寵愛を受けたであろう男を倒すだけのために、ルナの精神を支配している邪神は命令を下すのであった。


自分をこの地に縛り付け封印した神に復讐するための力を邪神は取り戻しつつある。



封印された邪神が解放されれば、公国の未来は明るいのかもしれない。


公国が侵攻計画を行う理由でしょうか。表向きは、肥沃な土地をと言う事なのですが・・・ 誤字脱字等があれば、報告お願いします。

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