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テイマー転生  作者: 結城凛
第1章 異世界転生
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ギルド受付嬢の憂鬱

ヤマトを嘘つき呼ばわりした受付嬢のエピソードです。

私の名前は、サーニャ。冒険者ギルドで受付嬢をしています。


最近の出来事なのですが・・・



昼くらいに幼さの残る男性が冒険者登録に来ました。


冒険者登録に来るのは、週に数人いますがその男性は妙に印象に残ったのです。





冒険者登録のマニュアル通りの対応を私はいつも通りこなしていました。


そして、彼のステータスを確認します。





名前:ヤマト


LV:1(Lv上限1)


STR  3

HP  27

MP  13

INT  7

WIS  6

LUK 13

AGI  5

SPD  5


スキル テイム・言語理解・マジックバック及び作成



このステータスを見て、明らかに冒険者として登録すると危険なことが分かりました。


それとなく、彼に冒険者登録をしないように柔らかくお話させていただきました。




「あなたは、冒険者に向いてないみたいなのですが・・・。それでも登録されますか?」


「仕事もないですし、出来ることをしてお金を稼ぎたいと思います。」


「はぁ、そうですか。それであれば、構いませんがくれぐれも無理だけはしないでくださいね。」


「わかりました。」


「依頼に関しては、左手にあるクエストボードで確認してください。登録したばかりですので、ヤマトさんのランクはアイオライトになります。いちお、タンザライトまでの依頼は可能ですがヤマトさんに関してはあまりお勧めしません。こちらが冒険者証になります。偽造・改竄ができないようになっています。なくした場合、再発行はシルバー貨2枚となります。」



彼の意思は固かった為、冒険者登録を実行しました。



その後、マニュアルにもあるので冒険者ランクの説明を追加させていただきました。



冒険者ランクは、11段階あってそれはこんな風になってます。



ランク


1  ダイヤモンド    伝説級の勇者等

2  ルビー       勇者の従者等

3  エメラルド     一国の将軍並みの実力者

4  アレキサンドライト オパールクラスの中の上級者(国のギルド統括マスター並みの実力者)

5  オパール      パールクラスの中でも上級に値する冒険者(地域のギルドマスター支部長相当の実力者)

6  パール       上級冒険者のリーダークラス(上級冒険者の中でも判断力など総合力の高いもの)

7  アクアマリン    上級冒険者(相当数のギルドクエストをこなし、ギルドからの個別クエストを複数こなしたもの)

8  トパーズ      中級冒険者(一定以上のギルドクエストをこなし、ギルド発注(個別クエスト)のクエストをこなしたもの)

9  翡翠        下級冒険者(ギルドの定める実技試験を通過したもの)

10 タンザライト    一般的な冒険者

11 アイオライト    駆け出しの冒険者


ダイヤモンドランクは全体の0.1%程度、ルビーでも0.3%程度です。


大体はタンザライト・翡翠くらいのランクでトパーズランク以上は、ギルドにも数名しかいません。


うちのギルドでの最高ランクの冒険者は、アクアマリンランクです。




翌日、信じられないことが起こったのです。





彼は、袋の中からカウンターいっぱいの薬草を取り出しました。



「こんなたくさんいらなかったんですが・・・」



続けて、彼は言いました。



「あと、魔物の核も買い取ってくれるんだろうか?」




そして、その内訳が異常でした。


内容は、スライムの核が7個とゴブリンの核が4個そして、1個だけジャイアントトロールの核がありました。



ジャイアントトロールは、翡翠冒険者のパーティーがやっと倒せるくらい強い魔物です。


私は、確信したのです。


きっとどこかで核を盗んだんだろうと。



しかし、彼は自分たちで倒したと言い張ります。



私は、こう思ってました。



『そんなことは絶対あるはずがないから!』



仕方がないのでギルマスに相談するため、離席することにします。





ギルマスは、彼らを応接室に通すように命令されました。


この部屋には仕掛けがあって、虚偽の報告をするとわかるようになっています。


仕組みは、まったくわからないのですが。





しばらくして、私はギルマスに呼び出されました。


そこで私は言いました。




「やはり、この男たちは泥棒でしたか?」



マスターは、私に言いました。




「おい。お前の判断で泥棒扱いしたんだな?偏見を持った見方はするなといつも言ってるだろう。」



「しかし、この男はLv1でテイマーなのですよ?そんな奴に倒せる訳がないじゃないですか。」



また、私はやってしまったようです。


でもね・・・Lv1テイマーがいて倒せる魔物じゃないんですよ?ジャイアントトロールって・・・


しかも、冒険者登録もしてない女性3人との4人でしたしね。



ギルマスは、私に退出を命じました。



そして、彼らがしばらくたってからカウンターにやってきました。


彼が一言、私に言いました。


「俺たち、トパーズランクになったんでよろしく!」と



引き攣った笑顔できっと彼らを対応し、報酬を渡したことと思います。


だって、ありえない事が起きたんですから!


私は、絶対に悪くありません!




仕事が終了した後、ギルマスに呼ばれました。


そして、説教の続きが始まり・・・


彼を領主さまが後見人をしていると説明を受けました。


その後、彼らの専属担当を命じられました。



でもね・・・


でもね・・・


Lv1のテイマーがいるパーティーじゃあの魔物は倒せないの!


それだけは信じて!



しかし、この後彼らの専属担当って私不幸じゃないかな・・・


絶対に不幸よ!

誤字・脱字、文章が拙い部分が多々あると思いますが、よろしくお願いします。

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