42話 殺。
42話 殺。
センは即座に周囲へ意識を巡らせ、
蝉原は、まるで覚悟を決めたかのように天を仰ぐ。
その直後だった。
突如、蝉原の頭上に次元の亀裂が走る。
裂け目の向こうから、狂気的な力を宿した神が降ってきた。
生体と機構。
信仰と暴力。
祝福と呪詛。
本来なら決して相容れない概念が、奇跡的な均衡を保った存在。
半身は神獣、半身は機神という異形の姿。
その顔を見た瞬間、
センの喉から声が漏れた。
「と、トウシ?!」
対象を認識した、その直後、
トウシが、
「蝉原、死ね、ごらぁあああ!!」
殺意を剥き出しに叫び、蝉原の頭上へ拳を振り下ろした。
空間そのものを叩き潰すような、圧倒的な火力。
抵抗する間もなく、
蝉原は隕石に押しつぶされる一般人のように、
シュボンと一瞬で蒸発し、消し炭となった。
「えぇええ……なにしてんのぉ?」
いきなり登場し、容赦なく一瞬で蝉原を殺したトウシを前に、
センはただ呆然と立ち尽くし、困惑するしかなかった。
「おいおいおい……色々と言いたいことはあるが……まず、なに、『大事な情報源』にして、『偉大なる命の王』であらせられる蝉原様を殺してくれやがってんだ、てめぇ。不敬にもほどがありまするぞ」
「命の王は、おどれ以外に務まらん」
「程度の低いボケをほざいている場合じゃねぇ。マジでなにやってんだ……てか、お前、その姿……もしかして、究極超神化9か?」
「ああ。そうやけど。それがなにか?」
「……」
センは一度絶句してから、
ゆっくりと、怒りのボルテージをあげていく。
ワナワナしながら、
「ゆ……ゆるさない……俺が必死に積み上げた砂の城の上に、いつだって、あとからやってきて旗をたてやがる……許せない……」
狂気をトリガーにして、
「俺の尊厳と蝉原のカタキィイイ!!」
咆哮と同時に、センは自分の奥底を膨らませていった。
胸の内側で圧縮されていた何かが、限界を越えて膨張する。
空気が重くなり、周囲の気配が歪む。
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「―――/\☆*【【 究極超神化9 】】*☆/\――」
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殺意の波動で一杯のパーフェクトコール究極超神化9に変身したセンは、
全身から噴き上がるオーラに包まれていた。




