17話 パーフェクトコールなら流石に見えるでしょう!
17話 パーフェクトコールなら流石に見えるでしょう!
膨れ上がった魔力をそのままぶち込んで、
原初魔カード『地獄』を解析しようとする……が、
「……はい、簡易変身では見えません。了解です、と」
そこで、センは腹の底に力をこめる。
――そして爆ぜる。
|
/・─|─・\
\\/:・─|─・:\//
\\/ : \\/
\\// /〈* *〉\ \\//
\\// /[*☆☆☆*]\ \\//
\\// [**☆極☆**] \\//
| | |
―・ / :命: \ ・―
//\\/〈* *〉\//\\
\\// [☆☆*月*☆☆] \\//
\\//[☆*☆*華*☆*☆]\\//
[☆☆**☆*/ *☆**☆☆]
\\//[☆*☆*図*☆*☆]\\//
[☆☆**約*・*戮**☆☆]
「―――/\☆*【【 究極超神化9 】】*☆/\――」
[☆☆**殺*永*束**☆☆]
//\\[☆*☆*久*☆*☆]//\\
[☆☆**☆*\ *☆**☆☆]
//\\[☆*☆*閃*☆*☆]//\\
\\// [☆☆*光*☆☆] \\//
\\// \〈☆☆ ☆☆〉/ \\//
―・ \ :虚: / ・―
| | |
//\\ [**☆天☆**] //\\
//\\ /[*☆☆☆*]\ //\\
//\\ /〈* *〉\ //\\
// : \\
//:・─|─・:\\
\・─|─・/
|
パーフェクトコールに変身すると、
そのまま、
「虹を集めた虚空。玲瓏な蒼穹。幻想の戒光。貫くような銀河を見上げ、煌めく明日を奪い取る。さあ、詠おう。詠おうじゃないか。たゆたう銀河を彩りし、オボロゲな杯を献じながら。――俺は、センエース。神威の桜華を背負い舞う閃光」
なんだかんだずっと使っている便利なバフ『鉄心コール』。
『おそろしくダサい』代わりに『上昇値・極大化』というアリア・ギアスがかかっている覚醒技。
「――轟け、ディメンションアイ」
存在値380京クラスの瞳で情報を奪い取ろうとする閃光。
しかし、
「……」
何も見えなかった。
つまりは、ただただ、イキって厨二コールをかましただけの閃光。
その全容を見ていた蝉原が、
パチパチとかわいた拍手をしながら、
「かっこいいね、センくん。すばらしいよ。なにがどうとは言えないけど」
「青いな、蝉原。鉄心コールをイジられるぐらいじゃ、俺は何も感じない。積み上げてきた黒歴史の厚みが違うんだ」
などと言いつつ、変身を解除する。
そして、流れのまま、世界全体に変動が起きていないかチェックする。
そんなセンに、蝉原が、
「どうやら究極超神化9に変身することによって世界に何かしらの変動が起こるってことはなさそうだね」
「っぽいねぇ……それと、これがやべぇ魔カードだって事も分かった」
そういいながら、センは手元の原初魔カードに目を落とす。
「弾かれ方の頑固さがハンパねぇ。パーフェクトコール9の全力ディメンションアイをものともしないとは……。こいつの効果が、本当に全人類を皆殺しにすることなのかどうかは知らんが……えげつないアイテムであることだけは確かだ」
「それは本当に全人類を皆殺しにするアイテムだよ! 僕はうそつきなんかじゃない! 信じてくれよぉ!」
「……うん、はい、オーライ」
センは相手にする気もなさそうに、その訴えを雑に受け流した。
そして、手にしていた原初魔カード『地獄』を、丁寧にアイテムボックスへと収納する。
「えーっと……で、なんだっけ、ここから何をするんだっけか…………あ、そうだ、三次試験だ。色々とぶっ飛びすぎて、軸が見えなくなっているぜ……」




