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【コミカライズ】センエース~舞い散る閃光の無限神生~  作者: 閃幽零×祝百万部@センエースの漫画版をBOOTHで販売中
永久閃光龍神I章 さいごのまおうのせかい。

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119話 疑いようのない完璧な嘘。


 119話 疑いようのない完璧な嘘。


 空気そのものが、ちょっと重たい。

 ボクの肺が圧縮されているんじゃないかと思うくらいだ。

 この勢ぞろい感……

 漫画だったら見開きで紹介されていることだろう。


 ……まあ、でも、この強者感満載の人たちですら、

 魔王の前では紙屑のように蹴散らされるんだけどね。


 ――なんてことを思っていると、

 地下迷宮研究会の代表である『ラストローズ辺境伯』が、

 7番の前に出てきて、


「カルシーン伯爵と針土竜の3番を助けてくれたこと、心から感謝する。君の優秀さにはいつも助けられている。ありがとう」


 と、大貴族でありながら、見栄も外聞も脇に置いて、奴隷に対して素直に頭を下げた。

 貴族社会において、それが正しいかどうかはともかくとして、人間としては非常に好感が持てた。


 頭を下げたラストローズ辺境伯に、7番が、


「やめてください。私も、カルシーン伯爵に助けられました。というよりも、カルシーン伯爵が必死に盾役を担ってくれたから、こうして生き残ることができたのです。感謝をしたいのはむしろ私の方」


 と、7番は、丁寧に、『嘘のストーリー』を練り上げていく。

 『嘘を積み重ねていく際の諸々の手際』がうますぎて、ボクは、彼女に対し恐怖を覚えた。

 優秀なサポーターで助かるのは事実だけど……ここまで嘘がうまいとなると、やっぱり、怖いよね。

 『女性はウソがうまい』という風のウワサを聞いたことはあったけれど、どうやら、あれは事実だったらしい。

 もし、ボクが7番と結婚していたとして、浮気されて、それを指摘したとしても、たぶん、舌先三寸で丸め込まれて、最終的には、こっちが頭を下げることになるだろう。

 そして、気付いた時には、慰謝料を払っていることだろう。

 結婚怖い……っ。


 ……なんて、そんな風に、7番のハイスペックぶりに震えていると、

 モンジンが、


(7番が味方になってくれてよかったな。これなら、どうにかなりそうだ)


(そ、そうだね、彼女は優秀だ。助かるよ……)


(ふふん、どうだ、俺の配下は高性能だろう)


(いつの間に、7番が君の配下になったんだよ……彼女は、あくまでも、ボクのサポーターだ)


 ……その後、階段をあがり、宿舎へと戻ってから、

 地下迷宮研究会の『ヒーラー担当』の介抱を受けたことにより、

 3番とカルシーン伯爵が、目を覚ました。


 地下迷宮研究会のヒーラー『ゼンドート伯爵』は本当に有能で、『大治癒ランク8』という、カルシーン伯爵以上の、超スペック回復魔法を扱うことができた。



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― 新着の感想 ―
ゼンドート伯爵、とうとうゼンドウの登場が近づいてまいりました。楽しみです。初登場から始まったゼンドウのとんでもない邪悪ぶりは見てて脳がおかしくなるほどでした。 一番の悪は蝉原ですが、ヤバい悪は間違い…
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