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ハンドメイダー異世界紀行⁈  作者: 河原 由虎
第一部 二章 そして事故?はおこった。
37/343

036.出てきたモノは・・・






選ばれた棒人間は、長いものを持つ棒人間!

ちょうどいい!

せめて何か武器を。。。

でも、できたら殺しはしたくない。。。


ほんの一瞬迷っているうちに、

矢印部分から光が伸びてきて形を成す。

出てきたのは。。。。


フライパン。



「これはまた。。。使いやすいのが出たわね。。。」


いや。。。もうちょっと武器らしいものが出てくるかと思ったわ。。。


そうこうしてるうちに光る棒を持った2人が、わたしに向かってくる。


「光るフライパンの威力をみよ!!」


もーヤケクソよ!


フライパンの光が増し、気持ち強くなった気がする。



「はっ!!てやっっっ!!!」


向かいくるとりあえず1人をフライパンで張り倒す。


カコオオオオオオオオオン!!!


結構飛んだ。

踊る棒人間の指輪の力も手伝ってか、結構飛んだ。



だが、2人目は反対側、前方の方で何やらアーティファクトを発動させようとしているものの横へ逃れる。


「何者だ?!貴様!!!」


「何者と言われても。。。

アーティファクトの修理人?もしくは、ただの居候。。。?」


思わず正直に答えてしまう。


「碧空の居候。。?

もしかして噂の。。。?!!」


「いや待て、あれはもう十何年も前の話だ!それならもっとババァになってるだろ!!」


ババァて。。。

クゥさん。。。??

確かに会ったことはないけれど、そこまで歳はいってないと思うのだが。。。

あぁ!彼らにとってはもう十年以上前だからか!!


「あの人が今ここにいたらお前らなんざ一瞬で地面に沈んでるだろぅ」


いつの間にやら彼らの後ろにいた大吉さんが手刀であっという間に沈める。


すご。。。


ふとみると、大吉さんが対峙していたはずの代表格は

もうすでに地に伏していた。


えぇええ、すごぃ。


するとー残りは、、、1人


代表格の横にいた者が、ちっ!と舌打ちをして走り去る。



「おいてっちゃうのこれ。。。??」


「今は去る者は追わず。だ。相手の組織も目的もわからんから。ひとまず、こっち手伝ってくれ。」


ちょぃちょぃと倒れてる男たちを指差し言う。


あぁ、アーティファクト、レプリカの回収。


「了解です。」



2人してゴソゴソと倒れてる男たの懐を探ったり、首から下げてる物、ブレスレットや指輪を集める。


「こんなところですかね。」


気分は追い剥ぎ??

いやまぁ襲われたのはこちらなんだけど。。。


「そうだな。信号弾をさっき上げておいたから」


いつの間に。


「到着した警察に事情を話して、回収したブツを渡して。

そのあとは一旦解放だ。

今日中には店の方に警察の上の奴が訪ねてくるだろう。。。


その時に例のもののことなんだが・・・」


「ひとまず調査中・・・でいいんじゃないですか?

わからないことも多いし、まだ試してないものもあります。」


「・・・そうだな・・・」


愛着のあるソレを手離すことを思ってか、途方もない力を持つアーティファクトの先行きを思ってか、いろんな感情の垣間見える表情でボソリと答えた。



そういえば連中のアーティファクトの力は拝めずじまいだったけど。。。


どんな力だったんだろ??




次回更新は木曜か金曜を予定しています。

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