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ハンドメイダー異世界紀行⁈  作者: 河原 由虎
第一部 二章 そして事故?はおこった。
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025.未来の世界でなく、ちょっと異世界だった?!

「ツテか・・・・・・」


何かを考えるように手を顎に当てて目を閉じる大吉さん。


「俺の両親がそこの出でな・・・

アーティファクトの研究所勤めをしてたんだ。

その時の同僚、まぁ叔父に当たる人なんだが。今は確か55歳くらいで。1年に数回程度のやり取りをしてるが、ここからは遠いし、叔父さんの知り合いは特にこの近辺にはいない。その人の関係者、知り合いってことにしておくか・・・・・・?」


「大丈夫ですかね・・・?」


「連絡は取っておくよ。

訳あって一緒に住むことになった子の後見人になってくれないか?ってな。アーティファクトの研究者だから、色々話は面白いと思うぞ?

長くいることになったなら会いに行ってもいいだろう。」


「ありがとうございます。

ところで、その研究所のある街ってどこなんですか?」


「そうだな、今日は少し地理について教えておくか。簡単な地図を持ってくるからちょっと待て。」


そう言って食糧庫の方に行く。

持ってきたのはA5サイズくらいの日本地図。


ざっとカウンターの上に広げると、見覚えのある日本地図と、どこか何かが違う。


「・・・・・・??」


北海道の形と四国が・・・これはつながっている??

加えて、富士山のあたりが形が変・・・・・・


駿河湾が小さく見えるのは気のせいか。。。?


「地殻変動とか、大きな地震とか、ありました・・・・・・?」


「再生の日と呼ばれるあたりで富士山が噴火はしたらしいが?

どうかしたのか??」


「わたしの知る地図とちょっと違うんですよ。

ちょっと待ってください、部屋からスマホ持ってきます。」


一度部屋に戻り、電池の温存のためにも電源落として、しまってあったスマホを持ってくる。


「それは・・・!!

それが“スマホ”か!

クゥさんも持ってたから知ってるぞー!」


知ってると言いながら、まじまじとスマホを見つめる。


電源を入れてダウンロードしてあるマップを出す。


「ほらここの部分、高松と岡山のあたりがつながっているし、北海道の尾っぽみたいな所の右側のが飛び島みたいになってる、そして富士山のところが。。。駿河湾が少し小さい。。。」


見比べたらはっきりとわかる違い、もっと細かく見たらもっと色々違う部分があるのだろうか。


噴火して地形がかわったのか。。。

噴火もどの程度の規模だったのか富士山自体は残っているのか。。。?


「富士山は噴火はしたけど残ってる。

降り積もった火山灰やら流れ出た溶岩で多少地形は変わったのかもしれないが・・・・・・

あとはわからん。再生の日に大量の書物も電化製品と呼ばれるものもなくなったらしいから」


再生の日・・・・・・


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