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こぼれ話 幕府の遺したもの

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。

 大日本帝国統合軍省統合統合作戦本部直轄艦指揮母艦[信濃]の飛行甲板に、3機の戦闘ヘリが着艦した。





「・・・これって・・・?」


 統合作戦本部総長である山本五十六(やまもといそろく)大将以下、海軍作戦本部長の宇垣纒(うがきまとめ)中将、陸軍作戦本部長の牛島(うしじま)(みつる)中将、空軍本部長の小沢(おざわ)()三郎(さぶろう)中将らが勢揃いする中、その末席に身を連ねている石垣(いしがき)達也(たつや)2等海尉は、漆黒の色に塗装された戦闘ヘリを目にして、つぶやきを漏らした。


「23mm連装機関砲GSh-23-2を搭載しているという事は、Mi-24VP[ハインドF]だと思うけれど・・・あれは、新型機銃の不良と、ちょうど生産が開始された時期が冷戦の終結時期と重なったせいで、少数しか生産されていないはず。それに、配備されているのは、2020年代ではウクライナと、ロシア本国だけだったとしか・・・」


 石垣の隣で、メリッサ・ケッツァーヘル少尉が、少し自信が無さそうに、眉をよせて、つぶやく。


「ええと・・・もしかして、スペックダウンタイプの輸出用も、実は、あったって事かな?」


 (そく)()美雪(みゆき)3等海尉が、聞いてくる。


「いや、人民解放軍に在籍していた時も、そんな話は聞いた事が無かった」


 それに答えたのは、(レン・)(チェン)(ラン)中尉だ。


 4人が、それぞれの意見を言い合っている側で、氷室(ひむろ)匡人(まさと)2等海佐は、しきりに掛けている眼鏡を弄り回していた。


「あの人は・・・目立ちたがり屋なのは、知っていますけれど・・・やり過ぎでしょう・・・」


 氷室のつぶやきは、小さかったので、石垣たちの耳には届いていない。


「あれ?首が八つもある?この、キ・・・」


「八岐大蛇でしょ!」


「・・・側瀬・・・俺は時々、君が日本人なのか、疑問を感じる時があるのだが・・・」


 メリッサと石垣に、ツッコミを入れられて、側瀬がムスッとする。


「確か・・・ロシアの民話に、竜とも大蛇とも言われる、ズメイ・ゴルイニチという3つの首以上の首を持つと言われる怪物の話があった。美雪の言おうとした怪獣も、それがモデルとなったらしいというのを聞いた事がある。美雪の言う事も、強ち間違いでは無いのではないか?」


 さり気なく任が、フォローを入れる。


 Mi-24VPの側面に描かれた、0の数字に纏わり付き、鎌首を擡げる八つ頭の大蛇のデザインを見ながら、4人の話が弾んでいる。


 ローターの回転が止まったMi-24VPの兵員室のドアが開き、スーツ姿の巨漢が、2人降りてきて、山本の前に立った。


「民間軍事会社[アズラエル・カンパニー]CEOの、サイモン・ロビン・リドリーです。お初にお目に掛かれて光栄です。ヤマモト提督」


 190センチはあると思われる、灰色の髪の60代後半から70代と思われる男が、山本に一礼をする。


 しかし、その一挙手一投足は、キレがあり若々しい。


「遠路遥々ご苦労様です。リドリー氏」


 山本は、右手を差し出し、2人は握手をする。


「こちらは、うちの社員のユーリ・ラビン・プルシェンコです」


 リドリーが振り返り、もう1人の巨漢を紹介する。


 名前からロシア人と思われる、白っぽい金髪の30代後半くらいの男だ。


「よろしく」


「オーチン プリヤートナ(初めまして)」


 プルシェンコとも、握手を交わす。


「早速ですが、ヤマモト提督と、ウシジマ将軍宛に、大日本帝国大本営からの書簡と、日本共和区統合省防衛局長官と、日本共和区駐在武官アナミ将軍からの紹介状を預かって参りました」


「うむ。話は、阿南君から聞いている。君たちの2個小隊を、予備部隊として[鬼兵(きへい)(しゅう)]と共に、牛島君の直轄部隊として派遣するという件だね」


「はい。ご厄介になります」


 にこやかに言葉を交わしている2人だが・・・


「石垣君。すまないが、木箱か何かを、持って来てくれないかね。首が痛い」


「は?・・・はい?」


 一瞬、ポカンとなった石垣だが、山本の言わんとするところを、察した。


 リドリーの身長は、190センチ。


 山本の身長は、160センチである。


 お互いが、目を合わせて話をすれば、どうしても山本が見上げ続けねばならない。


「おっと、これは失礼を。では、詳しい話は後ほど・・・」


「うむ。君たちの来艦を、私以上に待ちわびている者たちがいる。彼らに声を掛けてやってくれたまえ」


 山本が振り返った視線の先では、黒の戦闘服と同色の目出し帽を被った集団が、不動の姿勢で整列している。


「教官殿に、敬礼!!」


 挙手の敬礼をする[鬼兵(きへい)(しゅう)]に、リドリーは軽く手を上げる。


「おいおい、よしてくれ。俺は只の民間人だ。そんなに畏まらずに、気楽にしてくれ」


「「「はい!!」」」


「どういう事?教官って何?」


 何やら、知り合いらしい雰囲気に、石垣の頭に?マークが浮かぶ。


 石垣の知っている話では、[鬼兵衆]の教育に関わったのは、陸自の特戦群や、朱蒙軍海軍海兵隊、新世界連合軍の特殊作戦に従事する部隊等だったはずだが・・・


「・・・短期間で、部隊編成や様々な訓練をする必要があったからね。正規の特殊部隊だけじゃなく、[鬼兵衆]の育成には、色々な准軍事組織や、民間軍事会社も関わっているらしい。阿南中将と、個人的に親しくなった人物が、[アズラエル・カンパニー]のオーナーだそうだよ。[鬼兵衆]の、Mi-24Dも、その人物の口利きで、大日本帝国陸軍が購入したという経緯があるそうだよ」


「へぇ~・・・新世界連合には、多くの民間人も参加していますからね。どんな、人なんだろう?」


(石垣君・・・君は、その人とは、毎日顔を合わせているよ・・・)


 氷室の説明に、呑気に答える石垣。


 それに内心で、氷室は突っ込みを入れる。


 もっとも、うっかり口にする訳には、いかないが・・・


「やあ、ヒムロ中佐。久しぶりだね、『ながなみ事件』以来かな?」


 リドリーが、声を掛けてきた。


「ええ。その節は、お世話になりました」


「なあに・・・大した事は、してないよ。それよりウチの、はねっかえりが、迷惑を掛けているのではないかね?」


「・・・まあ、それなりに・・・」


 ハハハ・・・と、乾いた笑いを氷室は浮かべる。


「リドリー教官、お久し振りです」


 敬礼をし、挨拶をするメリッサに、リドリーは苦笑を浮かべる。


「よしてくれ、俺が軍を退役してから、もう随分経っているのだ・・・」


「知り合いなの?」


「そうよ、私がレンジャーとしての訓練を受けた時に、お世話になったの。その頃は、既に退役なさっていたけれど、訓練教官の1人として招かれていたのよ」


「レンジャー!!凄い!!」


 側瀬が、瞳を輝かせている。


 側瀬は、レンジャー部隊に、物凄く憧れている。


 現時点では、陸自のレンジャー部隊は、女性の参加が認められていない。


 側瀬が、父親のいる陸自で無く、海自に入隊したのは、立検隊や新設されて間もない海援隊なら、女性隊員も受け入れられているという理由からだそうだ。


「ふむ。君が、イシガキ君だね。お兄さんから、話は聞かされているよ」


「初めまして・・・」


 兄である石垣達彦(いしがきたつひこ)1等陸佐と、必ずセットにされる事に、微妙に複雑な思いを抱きつつリドリーが差し出してきた右手に手を伸ばそうとして、何か背中に氷の塊を入れられたような感覚を覚えた石垣は、無意識に身を引いた。


「・・・?・・・?・・・?」


「・・・ほぅ」


 今の感覚が何だったのか、理解出来ずに首を捻っている石垣に、リドリーは楽しそうな表情を浮かべる。


「君は、中々見所があるね。俺が特別に、徒手格闘術を教授してあげよう」


「へっ?・・・え・・・えぇ!?」


 突然の申し出に、石垣は目を白黒させる。


「いいな、いいな。私にも、教えてください!!」


「リドリー教官に、教えを受ける事が出来るなんて、ラッキーよ。是非、そうさせて貰いなさい」


 楽しそうに、指をボキボキと鳴らしているリドリーの姿に、全力でドン引きしている石垣に、側瀬とメリッサが、追い打ちを掛ける。


「・・・・・・」


 何気に盛り上がっている3人を、少し離れて見ていた任は、自分に注がれている視線に気が付いた。


 プルシェンコが、無表情で自分を見詰めている。


「何か?」


「オォ~!!ウツクシイヒト~!!」


 いきなり、目の前に1輪の赤いバラが、差し出された。


「なっ!何だ!?それに、そんな物を何処から出した!?」


「ウツクシイヒトニ、アカイバラヲササゲルノハ、ジョーシキデス!」


「それは・・・常識なのか?」


 質問の答になっていない上に、変な訛りのある日本語で話し掛けられて、さすがの任も、ドン引きする。


「止めんか、ユーリ!」


 すかさず、リドリーの脳天チョップが入り、プルシェンコは頭を押さえて蹲った。


「イタ~イ!ナニスルデスカ、サイモン!?」


「失礼、お嬢さん。こいつは、東洋美人に目が無くてね。好みの女性を見掛けると、片端から口説こうとする悪い癖があるのでね。ただ、あまりに圧が強すぎて引かれて、すべて失敗に終わっているが・・・」


「あ・・・ああ・・・」


「ヒドイデス!セイコウシタコトモ、アリマス!!ゴーインナトコロガ、ステキ!ト、イワレタコトモアリマス!」


「ああ、ああ。わかった、わかった」


「・・・・・・」


 大抵の事では動じない任も、この個性的過ぎる2人には、付いていけないようだ。


「あぁ・・・頭が痛くなってきた・・・」


 この2人の、背後にいる黒幕の事を考えると・・・


 氷室は、頭を抱えた。


 しかし・・・


 表向きの派遣理由はともかく、かつてアメリカ陸軍特殊部隊に所属していた時は、湾岸戦争、アフガン戦争、イラク戦争に参加し、様々な非正規作戦、特殊作戦を遂行し、敵から恐れられた・・・現、[七人(しちにん)御先(みさき)]の戦闘部隊のリーダー格の人物を、呼び寄せるとは・・・


 桐生の真意を、確認しておく必要はある。





 深夜。


[信濃]の飛行甲板の一画で、[信濃]酒保店長の桐生(きりゅう)明美(あけみ)は、海を眺めていた。


「8人目」


 背後から、リドリーに声を掛けられた。


「お酒は、飲みました?」


「まあな。[鬼兵衆]の連中が、ささやかな歓迎の宴を開いてくれたのだ。断っちゃ悪いだろう」


「別に、咎めている訳では無いですよ。[鬼兵衆]の人たちが、今日のためにって、わざわざ酒保に注文してくれた物ですから。彼らのために、特別な銘柄を選ばせてもらったし、楽しく飲んでもらわないと・・・」


「久々に、美味い酒だった」


 満足そうに言いながら、リドリーは胸ポケットから煙草を取り出すと火を点けた。


「ところで、大日本帝国本土の状況は?」


「首都でのクーデターは、即日鎮圧されたが、反乱の火の手が、日本全土に飛び火したのが痛いな。特に京都は、それこそ幕末さながらの有様だそうだ。まあ、鎮圧そのものは時間の問題だろうが、事後処理が厄介だろうがね」


「・・・ある程度は、仕方ないでしょうね・・・」


 ため息を付いて、桐生はつぶやいた。


「そうそう。ミスターホンジョウからの伝言だ。『お前のお蔭で助かった。感謝する』だ、そうだ」


「それに付いては、私は知っている事を、伝えただけ・・・首都のクーデターを鎮圧したのは、本庄さんたち陽炎団警察や、日本本土防衛を任されている破軍集団自衛隊の皆さんの尽力の賜物よ・・・どうしても、お礼がしたいのなら、皆で将軍家の菩提寺に、お参りでもしてくれればいいから・・・」


「幕府が遺した、首都防衛システムね。そんな、過去の遺物が現代で通用するとは思わなかったが・・・俺も、是非ともどんなものか見たかったが、東南アジアでの最後の仕上げが残っていたからな」


 残念そうに語るリドリーに、桐生は微かに笑みを浮かべただけだった。


(何?何?江戸幕府の首都防衛システムって・・・?僕の所には、全然そんな情報入っていないんだけど・・・?)


 盗み聞きをするつもりは無かったが、偶然、聞き捨てならない話が聞こえてきて、氷室は思わず物陰から聞き耳を立ててしまっていた。


 好奇心が優先して、人の気配に敏感な桐生なら、氷室の存在など、とっくに察知しているかも知れないという事は、頭の片隅に追いやってしまっていた。


「ナニヲ、シテイル!?」


 いきなり、襟首を掴まれた。


「ミャアァァァ~!!」


 猫のような鳴き声を上げる氷室は、そのまま猫のように、桐生の前に連行される。


「・・・氷室さん」


 桐生は驚く訳でも無く、小さい子供の悪戯を咎める母親のような表情を浮かべている。


「・・・いや・・・その・・・アハハハ・・・」


 プルシェンコに、猫の子のように襟首を掴まれたまま、氷室は愛想笑いを浮かべた。


「あの~・・・手を離して貰えませんか?僕は、猫じゃありません。それに、首が締まっています・・・」


「ユーリ君」


「ワカリマシタ」


 プルシェンコは、氷室から手を離す。


「フゥ・・・ところで、幕府の遺した首都防衛システムって、何です?」


 首を擦りながら、氷室は桐生に向き直る。


「あらあら。聞きたいのは、そこ?」


「・・・ちょっと、ロマンを感じるというか・・・何というか・・・」


「ロマンを追い求めて自滅した人々って、古今東西で大勢いたような・・・」


「タハハハ・・・ですよねぇ~・・・」


「まあ、氷室さんは口が堅いし、ハワイ防衛戦が終わるまでは、一応、私の上司ですしね」


 一応ですか?というのは、置いておく。


「別に、大袈裟なものじゃ無いです。江戸が、風水の理に則って築かれた・・・というのは、御存じですよね」


「まあ・・・」


「その頃に、これ有りと想定して築いていた、仕掛けの1つ・・・それだけ。これ以上知りたいなら・・・」


 邪悪な微笑を浮かべて、桐生は右手の掌を、上に向けて氷室の目の前に差し出す。


「いえ・・・もう、結構です」


 わかりやすい、お金クレクレである。


(しっかし・・・高額な兵器を、ポンポン買い揃える資産を持っているのに、どうして、小金を欲しがるかな~・・・)


 金持ちというのは・・・基本ドケチで、がめついというのを、実感する氷室であった。


 それより・・・


 ことさら業突く張りっぷりを全面に押し出しているが、桐生の本音は、これ以上踏み込むなと、暗に告げているのだろう。


 それなりに、桐生との付き合い方を心得ている氷室は、彼女との間の、越えてはいけない境界線というものを知っている。


 ただ、巷に流布する都市伝説といった類の中に、それっぽい話も幾つかあるから、そこから推測する事くらいならOKだろう・・・まあ、それで我慢しておこう。





「それよりも・・・」


 そう言って、桐生はリドリーに振り返る。


 リドリーは、1つ頷いた。


「米英独伊4ヵ国連合軍の総旗艦[インディアナポリス]に潜入させている諜報員から連絡が入った」


「何です?」


「面白そうなネタだ・・・」


 そう前置きして、リドリーは氷室に耳打ちをする。


「ふ~ん。それって、総司令官のニミッツ提督は、知っているんですかねぇ?」


「現段階では、知らないと思われる。だが、総参謀長のマクモリス少将や、その配下の作戦参謀に、対抗心を剝き出しにしている勢力もあるという事だ。それを上手く利用すれば、向こうの総司令部内を引っ掻き回す事も可能だ。どうする?」


「・・・・・・」


 少し眼鏡を弄っていた氷室だが、時間は短かった。


「そうですね。正攻法で落とせない、強固な城なら、それもありでしょう。現場の苦労を考えると、ここで肩の荷を少しでも軽くする事が出来るなら、自滅を誘うように仕向けるのもありですね。許可します」


 少し決断するのを躊躇ったのは、米英独伊4ヵ国連合軍総司令部作戦参謀のレイモンド・アーナック・ラッセル少佐との正々堂々の真っ向勝負を望んでいるであろう、従姉の第1護衛隊群首席幕僚である村主(すぐり)京子(きょうこ)1等海佐の事が、脳裏に浮かんだからなのだが、東京府で起こったクーデターで、自分の愛する国と、そこに住む人々を傷つけられた事に、激しい怒りを露わにしていた桐生の事も考えて、どうするかの選択をしたからだ。


「了解した」


 挙手の敬礼をするリドリーとプルシェンコは、民間人というより数々の戦場を潜り抜けて来た歴戦の軍人を思わせる風格がある。


「え~と、作戦名は・・・『オペレーション・リメンバーシマバラノラン』で、いいかな?」


「長過ぎる!却下!」


「イミフ~!キャッカ、シマス!」


「何故、そこで唐突に島原の乱が、出てくるんです?それに、それって『リメンバーパールハーバー』のマンマじゃないですか!絶対却下です!ニミッツ提督に、叱られますよ!!」


 3人に、それぞれ速攻で却下されて、桐生がムスッとする。


「酷い!かの島原の乱で、冷血無比、極悪非道の悪魔。桐生家四代目当主、桐生朱里丞(きりゅうしゅりのすけ)が、切支丹軍に仕掛けた謀略に則った、作戦名なのに~!!」


「そもそも、ネタバラシ感全開の作戦名にして、どうするんですか!桐生さん。貴女、映画なんかの結末を先にバラしちゃう、迷惑な人でしょう!!!」


 氷室に突っ込まれて、桐生は、さらにムスッとする。 

 こぼれ話をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。

 次回の7月20日を予定しています。

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