こぼれ話 英雄とは
みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れ様です。
米英独伊4ヵ国連合軍連合総司令部総旗艦[インディアナポリス]。
作戦室と自室として与えられた個室を、ひたすら行き来するだけ・・・という時間を送っていたレイモンド・アーナック・ラッセル少佐は、気分転換を兼ねて、兵員食堂に顔を出した。
繁忙な食事時間帯を避けたつもりだったが、同じような事を考える水兵や下士官もいたのだろう。
食堂は、大勢という訳では無いが、厨房のカウンターには、トレイを持った兵士たちが並んでいる状態だった。
「あっ?」
レイモンドの姿に気が付いた兵士が、トレイを持った状態で敬礼する。
「ああ、いいよ、いいよ。せっかくの食事時間なのだから、そんなに畏まらなくても・・・僕も、休憩がてら来ただけだからね」
答礼をしながら、レイモンドは苦笑した。
「少佐、何かご注文ですか?」
食堂に出て来ていた厨房員が、声を掛けてきた。
「アイスクリームでも、食べようかなと思ってね。あ、気を使わなくてもいいよ。ちゃんと列には並ぶから」
「申し訳ありません。今、アイスクリーム製造機が、故障していまして・・・」
「そう・・・まあ、仕方ないね・・・」
残念そうにつぶやいて、レイモンドは厨房を覗き込んだ。
「少佐の恋人でしたら、今日は夜勤なので、今は休憩していますよ」
「へっ?」
突然の言葉に意味がわからず、レイモンドは目を丸くした。
少しして、それがカズマ・キリュウの事であると理解はしたが・・・
「いや・・・恋人って・・・せめて、兄弟って言ってよ・・・」
もっとも、そう言われた場合、どちらが兄としての立ち位置になるか、自分でも判断が付かないレイモンドだったが・・・
「まあ、いいか・・・今夜、夜食を頼むかも知れないから、そう伝えておいて」
「わかりました・・・あの・・・」
そう答えてから、キリュウと同年齢位の厨房員は、少し迷うような表情を浮かべた。
「何かな?」
「いえ・・・その・・・」
「何か問題があるなら、言ってくれていいよ」
戦局は、あまり良くは無い。
そのため、[インディアナポリス]内では、不安やストレスから乗員たちの間で、些細ないざこざが、喧嘩等に発展して、MPによって営倉に放り込まれる者が、何人も出ているという報告は、レイモンドの耳にも入っている。
もちろん、他の艦艇でも同じような事が起こっているそうだ。
何かトラブルのようなものがあるのなら、早いうちに、それなりの対処をする必要が出てくるだろう。
「いえ、そんな・・・問題という程、大袈裟では無いのですが・・・」
声を小さくして、厨房員は語り始めた。
「カズマの事なのですが、ここの所、悩んでいるというか・・・落ち込んでいるというか・・・そんな感じなのです。聞いても、『ちょっと、疲れているだけだ』の一点張りで・・・」
「そうなの?」
この間も、夜食を個室まで持って来てもらったが、特に、そんな雰囲気は無かったように思えるが・・・
「あっ!・・・そういえば・・・」
毎度、毎度、夜食を持ってくるたびに散らかっているレイモンドの個室を、今までなら叱りながら片付けをしてくれていたキリュウだが、この間は何も言わず、無言で片付けてくれて、何となく物足りなさを感じたような・・・(それ以前に、何度も同じ事を繰り返している事に、気付いていない方が、かなり問題なのではあるが・・・)
「わかった。それとなく、カズマに聞いてみるよ。まあ、話してくれるかどうかは、自信が無いけれどね」
「少佐になら、カズマも話をしてくれそうなのですが・・・」
そんなに、信頼されているのかな?と、首を傾げつつレイモンドは、兵員食堂を後にした。
その夜。
いつも通り、夜食のチェリーパイとコーヒーを、レイモンドの個室に運んで来たキリュウは、個室内が綺麗に片付けられている事に、少し驚いた。
「僕だって、やる時にはちゃんとするよ!」
「・・・三日坊主じゃなければ、いいがな・・・」
えっへん!と胸を張るレイモンドに、威張るところはそこでは無いという感じで、キリュウはつぶやいた。
「多分、もう無理!僕の持てる全力で、やったからね。気力も体力も、使い果たしてしまったよ・・・」
「・・・・・・」
何か、完全に間違っているレイモンドだったが、キリュウは何も言わなかった。
やれやれという感じの表情が、僅かに浮かんでいたが・・・
レイモンドの方も、実の所、困っていた。
昼間にキリュウの同僚の厨房員に、打ち明けられた事が、気になって仕方が無いのだが、キリュウ本人を目の前に、どう切り出すべきか、タイミングを掴めないのだ。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
2人の間を、微妙な沈黙が流れる。
「それじゃあ、俺は食堂に戻る。食器は、後で下げに来るから」
「あっ!ちょっと待って!」
個室を出て行こうとするキリュウを、レイモンドは慌てて引き留めた。
「何だ?」
「ええと・・・その・・・何と言うか・・・」
「俺は、今は仕事中だ。アンタの暇潰しに付き合う余裕は無い」
素っ気なく拒絶された。
「それに付いては、問題無いよ。料理長に、僕が夜食を食べ終わるまでの時間は、君を少し借りるって許可は貰っているからね」
「で・・・何だ?また、俺の爺さんの話でも聞きたいのか?」
出て行こうとして、開けかけたドアを閉め直して、キリュウはレイモンドに向き直った。
「少し違うかな。まあ、とにかくその辺に座ってよ」
個室と言っても、それ程広い訳では無いので、キリュウはデスクの横の、ベッドに腰を下ろした。
レイモンドも、椅子を動かしてキリュウの前に座る。
「・・・・・・」
本題に入ろうとしても、いざ、その場面になると、どう切り出すべきかで悩むレイモンドだった。
「悩み事でもあるのか?」
「え?何で?」
逆に聞き返されて、目を丸くする。
「アンタは俺と違って、色々と考えなきゃいけないのだろう。違うのか?」
何故か、逆に心配されている?
「ま・・・まあ、そうでもあるし、そうでもない・・・」
「どっちだ!?」
これでは、本来の目的からどんどん話が逸れていってしまう。
「ゴホン」と、レイモンドは咳払いをした。
「単刀直入に言うと、君の同僚から、君が何か悩んでいるのじゃ無いかって、相談されたのさ。単に、君が疲れているだけで、何も無いのなら、それでいいのだけれどね」
「・・・お節介な奴め・・・」
「あっ、その彼も君の事を心配して、僕に相談して来たのだと思うから・・・悪くは取らないでね」
ボソッと、つぶやくキリュウにレイモンドは、慌ててフォローを入れる。
「フゥ・・・」
こめかみを指で押さえて、ため息を付いてからキリュウは顔を上げた。
「・・・心配させるような、態度を取っていた俺も悪いか・・・」
小さくつぶやく。
「レイモンド。オアフ島のカイアル地区を防衛していた第1海兵師団が、スペース・アグレッサー地上軍の攻撃を受けて、全滅しただろう?」
「あっ!」
第1海兵師団には、キリュウの同僚や上官が、大勢所属しているはずだった。
「・・・こんな事を、思うのは間違っているのかもしれないが・・・その話を聞いて、本当に辛かった。スペース・アグレッサー軍に殺された軍人たちは、他にも大勢いるのに・・・兄貴の戦死の報告を聞いた時と、同じ位に・・・」
「そうだったのだね・・・」
サンディエゴ海軍基地の食堂で、出会った海兵隊の軍曹からキリュウについての話を聞いたが、訓練期間中には、偏見から色々な事があったようだが、それらを乗り越えて信頼を築いた友人たちも、大勢いたようだ。
現在、ハワイでは大きな作戦行動以外でも、小規模戦闘や遭遇戦のような状態の戦闘は続いている。
当然、戦死戦傷者も出る。
レイモンドも、それらの報告には目を通している。
もちろん心は痛むが、それ以上の感情は湧かない。
もしかして、自分は冷たい人間なのだろうか?と、考えたりもするが、数字しか見ていないのでは、実感する事が出来ていないだけなのかもしれないとも考える。
これが、自分の知己だったりすれば、別の感情も湧くだろう。
キリュウの立場なら、レイモンドよりは詳しい情報を得られなくても、噂話等で聞いたりはしている位だろう。
多分、他の事に付いては、レイモンドと同じような感覚で耳にした位だろうが、世話になった上官や、旧知の友人が所属する第1海兵師団の事を聞いて、悲しんだりするのは当然だろうと思える。
だからといって、このような事は軽々しく人に言えるものでは無い。
それで、ずっと心に抱え込んでいたのだろう。
(・・・しかし・・・)
少し、引っかかる。
キリュウが知り得る情報は、食堂で兵士や下士官に伝わる程度の情報が、噂話として流れている位のものを聞きかじるという程度のものだろう。
キリュウが、年齢制限に引っ掛かって、海兵隊から食堂の厨房員に回されている事は、食堂で仕事をしている者は、ほとんど知っているはずだ。
もし、第1海兵師団の全滅の報が詳しく伝わっているなら、あの厨房員も、その事をレイモンドに伝えるはずだ。
(・・・どこで、カズマは知ったのだろう・・・?)
気にはなる。
「・・・すまない。アンタにも迷惑掛けた。戦争なのだから、こういう事もあるのは頭ではわかっているつもりなのだ。だが、やっぱり一緒に訓練をした仲間や上官の事を思うと、どうしても・・・まだ、上手く気持ちを整理する事は出来ないが・・・聞いてくれて、ありがとう」
考え込んでいるレイモンドを見て、どう言葉をかければいいのか悩んでいるのだろうと思ったのか、キリュウの方から話を終えようとしてきた。
「アンタに聞いてもらって、少し気持ちが軽くなった。同僚にも、礼と詫びは言っておくよ」
「いや、僕は君の話を聞いただけで・・・礼を言われる程じゃ無いよ・・・」
改まって礼を言われて、レイモンドは頭を掻いた。
「ただ・・・」
「?」
「・・・正直、悔しい・・・もし俺が、せめて2年早く生まれていれば・・・俺も皆と戦う事が出来たのに・・・」
「それは・・・」
キリュウの言いたい事は、わかる。
正式では無いが、海兵隊の一員としての誇りを、彼は持っている。
16歳以上なら、正式な海兵隊の一員として、ハワイ奪還戦に参戦出来ただろうから、自分の仲間たちと、結果はどうあれ、肩を並べて戦う事が出来たと言いたいのだろう。
危険な最前線に配置されている他の海兵隊員と違って、比較的安全な後方にいるという事に、申し訳無さのようなものを感じているのかもしれない。
「最近、子供の頃に爺さんから聞かされていた話を、よく思い出すのだ・・・」
「・・・・・・」
「日本人は嫌いだし、俺の先祖の話なんて、どうでもいいから、子供の頃に聞かされたキリュウ家の事なんか、俺には関係無いからって、真面に聞いていなかったのだが・・・」
キリュウが、自分から話を始めるのは珍しい。
「今から300年位前・・・江戸が、日本の中心になって暫くたった頃・・・大きな内乱が起こった」
「・・・?・・・?・・・?」
日本の歴史に付いては、かなり興味を持ったので、ヘリコプター搭載護衛艦[いずも]に滞在していた時に、幕末あたり等の歴史に付いて、資料を読んだり、そういったものに詳しい自衛官に話を聞いたりしたが、それ以外は歴史年表を、ザッと見るというくらいでしか憶えていない。
例えば、知っている戦国武将の名は?と聞かれれば、有名な武将の名は言えても、何処の国を治めていた?とか、どんな、合戦に参加した?とか聞かれれば、すぐには答えられないレベルである。
それは、さておき。
「それって、セキガハラの事?」
「・・・・・・」
大きな戦いという点では、間違ってはいない。
もしかして、そこから説明しないと駄目なのか?という表情を、キリュウは浮かべた。
「関ケ原の合戦よりは、ずっと後だ。江戸幕府を開府した徳川家康の孫が、将軍職に就いていた頃、当時日本では信仰するのを禁止されていた、キリスト教の教徒が中心となって、九州の天草島原地方で、大規模な反乱を起こしたのだ。島原の乱と言う」
「フンフン、それで?」
「反乱自体は、半年位で鎮圧されたが、反乱軍凡そ3万の立て籠もった城を落とすのに、幕府は最終的に、総勢凡そ12万の連合軍を動員する事になった」
「ふむ。攻者3倍の法則は、戦術の基本ではあるけれど・・・攻城戦なら10倍は必要だと思うけれど・・・万が一、敵の援軍が来たら、挟撃されかねないからね・・・本来、砦とか城に立て籠るのは、援軍が来るのが前提だからね・・・それで?」
かなり興味を引かれたのか、レイモンドは目を輝かせて、身を乗り出してきた。
「お・・・俺が、知っているのはその位だ。顔を近づけてくるな!」
あまりのレイモンドの食いつき振りに、キリュウは、ドン引きした。
「ごめん、ごめん。それで、その反乱がどうしたの?」
「・・・その当時、キリュウ家の4代目当主に、キリュウ・シュリノスケ・アキヨシという人物がいた」
「え?日本人にも、セカンドネームがある人が、いるんだ?」
「俺の爺さんにもあった。本名と通称があって、後、字とかを持っている者もいる。大抵は通称の方で呼ばれて、詳しい理由はわからないが、本名は、余程親しい人しか明かさないそうだ。その人物は、幼い頃から剣武の才があって、8歳の時に将軍の前で行われた御前試合で、並み居る大人たちと立ち合っても、全然引けを取らなかったそうだ・・・」
「・・・ええと・・・それって凄いの・・・かな?」
島原の乱とやらには、興味をそそられるが、今はキリュウの先祖の話を聞くのが先だ。
「多分な。当時の最高権力者の目に留まる位だったからな。それ以後、そのシュリノスケは老中直属の監察となって、諸藩の情勢を直接将軍に伝える役目を担っていたそうだ」
「ええと、情報局みたいなのに、所属していた諜報員みたいなものと思えばいいかな?8歳でそれって、凄いね!」
役職やらを言われても、ちょっと、勉強不足のため理解が追い付かない。
細かい所は、適当に解釈する事にした。
「シュリノスケが、14歳の時に島原の乱が勃発した。シュリノスケは、幕府連合軍の総大将・・・連合軍司令官みたいなものと言えばいいかな?に、着任した老中に付き従って従軍し、獅子奮迅の働きをしたそうだ」
「そうなんだ・・・具体的には、どんな事をしたの?」
「単身、敵軍の中に潜入して、様々な情報を収集したり、工作をして敵の離間を謀ったり等をしていたそうだ」
「・・・何だか、地味だなぁ・・・僕のイメージでは、敵中で、こうバッサ!バッサ!と、大立ち回り・・・」
手に持ったフォークを、刀に見立てて両手で振り回す。
「食べ物を食っている時に、馬鹿な事をするな!行儀の悪い!!」
叱られた。
「う~ん・・・君の話を聞いていると、その御先祖様は、相当強そうだからね。そういった、謀略を使わず、力押しをしそうなタイプに感じたからね。ええと・・・ほら・・・ガンリュウジマの・・・」
「・・・思い当たる人物の事を適当に出して言っていないか?あれも、結構策略を使っていたはずだろう・・・」
何やら色々な話を、ごちゃ混ぜにして憶えているらしいレイモンドに、キリュウはため息を付いた。
「・・・爺さんは、その先祖を尊敬していた。反乱を起こした連中の中には、キリスト教徒だけで無く、当時、島原天草地方を治めていた藩主の理不尽な仕打ちに、堪えかねた農民や、徳川幕府の世になって、行き場を失った浪人たちも大勢いた。それに、戦えない女子供も・・・幕府連合軍の総大将は、総攻撃を行う期日までに投降した者に付いては、反乱の罪を問わないと公約し、シュリノスケは総攻撃の直前まで、それらの人々に投降するように説得を続けていたそうだ。爺さんが、若い時に京都見廻組の一員として幕末の京へ赴いたのも、先祖に倣って、京で狼藉を働く攘夷志士から人々を守りたいと、思ったからだそうだ」
「そうなんだ・・・君の、お爺さんにとっては英雄みたいな人物だったのだね」
皿に残った、チェリーパイの最後の切れ端を口に運びながら、レイモンドはつぶやいた。
「何だか、随分と話をしてしまった。そろそろ俺は、食堂に戻るよ」
「色々、話が聞けて楽しかったよ。第1海兵師団の事に付いては、僕も調べてみるよ。撤退出来た海兵隊員たちも大勢いるから、彼らから話を聞けるだろうし、師団に所属していた者もいるだろうから・・・それに、運悪く捕虜になっていたとしても、生きていれば、必ず再会出来る。だから・・・希望は、失わないで・・・」
「わかった」
レイモンドの食べ終えた皿の乗ったトレイを手にして、キリュウは立ち上がった。
「アンタも、あまり無理は、するなよ」
「トーゼン!ムリをしないが、僕のモットーだからね!」
「フッ!だろうな・・・」
「・・・・・・」
そこは、「そんな事は無いだろう」と否定をして欲しいところであったが・・・
「・・・さてと」
甘い物を食べた事で、脳が満足したのか頭が冴えてきた。
大きく伸びをして、デスクの前に座ると、資料を手に取る。
(でも・・・)
小さな疑問が残る。
(・・・何故、カズマは急に自分の先祖の事を、話してくれたのだろう・・・?)
ただ単に、第1海兵師団の件が、相当に精神に堪えているだけなのだろうか?
「・・・もう少し時間を作って、もっと、ゆっくりと話を聞いてみた方がいいかもね」
キリュウの話しぶりから推測すれば、キリュウの祖父は、シュリノスケなる人物を、尊敬し敬っていた雰囲気があったようだ。
その祖父の話を聞いて育ったのだから、キリュウの中ではシュリノスケは英雄的な人物なのかもしれない・・・
まして、その人物が自分と年齢が同じ時に、国家の存亡に関わるような大きな戦いで、重要な働きをしたと考えれば、憧憬は一種の神格化のようなものになるかも知れない。
過去の実在する人物の英雄譚は、何だかんだで、話が盛られている事が多いのだが・・・
「もっと、話をしよう。そうしよう」
自分より、しっかりした考えを持っているところのあるキリュウに限って、短絡的な考えで、行動するような事は無いと思うが・・・
だが、この先も作戦参謀として、様々な作戦の立案や、具申等に多大な時間と労力を割く事になるレイモンドは、キリュウと十分に話し合う機会を得るのを逃してしまう。
それを後悔する事になるのだが・・・
こぼれ話をお読みいただきありがとうございます。
誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。
次回の投稿は7月13日を予定しています。




