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対米包囲網 第11章 対米包囲網 5 ヒトラーの決断 後編 グデーリアン登場

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

[第1副首相襲撃事件]から、数日が経過した。





 大日本帝国ドイツ大使館の執務室で、新居はベルリンで販売されている、各新聞社の新聞に、目を通していた。


 クラウゼンが、白昼にヒトラーの政策に反対する、他民族排斥思想主義を唱える暴漢に、襲撃されたという報は、ベルリン市民に衝撃を与え、驚きと怒りの声が上がっていた。


 これだけでもクラウゼンが、ベルリン市民のみならず、ドイツ国民に広く支持されている事が窺える。


 当の暴漢たちの末路だが・・・


 新居たちに、ぶちのめされて転がっていた3人は、SSとゲシュタポに、即逮捕され厳しい取調べを受け、全てを白状したそうだ。


 ベルリンの警察機関により、逃げた残りも次々と逮捕され、彼らが属していた組織のアジトも、ヒトラーからの命令を受けた、武装親衛隊の手により壊滅したそうだ。


 そのアジトで押収された様々な証拠書類から、彼らを密かに支援していた政治家や軍人、有力者等が連座して、逮捕、拘束される事態にまで発展していた。


「・・・まあ、今も昔も、何処の国でも、こういった連中は当たり前のように、のさばっている・・・と、いう事だな」


「まあね」


 新聞を読み終えて、感想をもらした新居に、執務室のソファーに座って、コーヒーを飲んでいるマリクも相槌を打つ。


 ベルリン市民に紛れて諜報活動を行なっていたマリクは、例の騒動の後、大日本帝国大使館に身を寄せていた。


 差別主義者や反社会的思想主義者に、市民の怒りがぶつけられたせいで、今は、反社会思想主義者狩りのような状態で、住所不定者や身元不明者や、政府を批判する者に対して市民が、反社会思想主義者のレッテルを貼り、暴行を加えるという事件も発生しているらしい。


 身元が、はっきりしないという点では、マリクも同じ様なものなので、安全のため、ほとぼりが冷めるまで、暫くは身を隠しておく必要があったからだ。


 これらの騒動に関しては、ヒトラー自らが、ラジオ放送で市民に沈静化を訴えて、ある程度は落ち着きを見せ始めていた。


「人の心という物は、それこそ十人十色だからね・・・中々難しいものだよ。そう簡単に、万人が納得できるものでも無い・・・多分、一番困っているのは、クラウゼン女史だろうね。思わぬ副作用が出てしまった・・・」


「・・・・・・」


 コン!コン!


 執務室のドアが、ノックされた。


「どうぞ」


「失礼します」


 入ってきたのは、大使館の職員だった。


「新居中佐。先ほど、ヒトラーユーゲントの方が来訪されて、この手紙を中佐に渡して欲しいと・・・」


「・・・ヒトラーユーゲント?どんな、人物だ?」


 確か、あの時クラウゼンと一緒にいた少年は、茶色の制服姿だったと、記憶している。


「・・・そうですね。茶色の髪と目の・・・15、6歳位の少年でした」


 それを聞いて新居は、あの時の少年であると思った。


「・・・・・・」


 受け取った手紙を読み終えた新居は、それをマリクに渡す。


「ふ~ん。クラウゼン女史から、先日の礼をしたいから、別荘に招待したいねえ・・・何とも勿体ぶったやり方だが?何となく罠の臭いが、プンプンだな。こっちの素性は、割れているって事かな?」


「まあ、どちらにせよ非公式に話をするには、もってこいと言うわけだ。直接本人に会うという機会を向こうから作ってくれた以上、こちらには断るという選択肢は無い」


「最初から一択しか無いのを、選択肢とは言わないよ」


「それもそうだ」


 新居は、苦笑を浮かべた。


 これは、これで厄介な事だが、折角のチャンスを潰す訳にはいかない。





 クラウゼンから指定された別荘とは、史実でも総統大本営の1つとして知られている、ヴォルフスシャンツェ(狼の巣)と並んで有名な、バイエルン州のベルヒステスガーデンの近郊にある、ヒトラーの別荘であった。


 これだけでも、かなりの危険が予測される。


 もしも、クラウゼンに別の思惑があれば、みすみす敵の(認定は、されていないが)手中に、入り込むようなものである。


 それなりに、最悪の事態を想定して準備を整えるのは必然であろう。


「・・・しかし、一介の自衛官が、場合によっては政治的な問題に発展しそうな事に、出しゃばって良いものか・・・」


 バイエルンに向かう途上で、新居はつぶやいた。


 外務局と防衛局からは、火消しは引き受けるという趣旨の言は取り付けているが、不安に駆られるのは仕方が無い。


「シビリアンコントロールが、民主主義の基本理念だが、その総元締めとも言える、アメリカ合衆国の政治家たちは、背広の下に軍服を着ているとも言われる事があるそうだ。その逆も然りで、アメリカ軍の軍人は、軍服の下に背広を着ているとね。対外的に政治的発言力が強い国家は、軍事的にも強いという由縁だろうね。そこは、見習っても良いんじゃないかい?この際、君も、それを見習って開き直るしかないよ」


 何とも言い難い、マリクの言葉に、新居は頷くしかない。


 因みに、同行者はマリク、バルツァー、フェリチェである。


 幾つかの検問所を抜けたが、取り立てて物々しい雰囲気は無かった。


 さすがに、最後の検問所では、武装親衛隊の制服姿の兵士が警護に立ち、乗ってきた車のトランクの中から、手荷物までを調べられ身体検査も受けたが、それ程不快なものでは無かった。


 むしろ、この程度で良いのか?と、疑問に思った位であった。





 親衛隊の兵士に案内され、別荘に到着した一同は、応接室に通された。


 そこには、クラウゼンが1人で待っていた。


「ようこそ。わざわざ、ご足労いただき、ありがとうございます」


「こちらこそ。お招きいただき、ありがとうございます」


 差し出されたクラウゼンの右手を、新居は握る。


 そのままクラウゼンは、マリク、バルツァー、フェリチェの順に握手をする。


「先日は、危ない所を助けていただき、ありがとうございます。本来なら、すぐにでもお礼を申し上げるべきだったのですが・・・」


「いえ・・・」


 柔らかい表情で、礼を述べるクラウゼンに、新居は微妙に居心地の悪さを感じる。


 何しろ、単なる偶然ではなく、意図してその場に居合わせたからだ。


 あの騒動は、完全に想定外であったが・・・


 こういう時は、嘘を付くのが不得手な日本人は、完全にシラを切り通して、誤魔化すのが下手というべきだろう。


「コホン!」


 新居が困惑した表情を浮かべているのを見て取って、バルツァーが、咳払いをして場を誤魔化す。


 丁度、ヒトラーユーゲントの少年が、5人分のコーヒーと菓子を運んで来たため、会話は途切れた。


「・・・不躾とは思いますが、単刀直入にクラウゼン閣下に、お伺いしたい事がございます」


「私が、何者かという事ですか?」


「・・・はい」


 少年が退室したのを見計らって、新居は、前置き無しにクラウゼンに問いかけた。


 クラウゼンも、それは見越していたのだろう。


 即座に返してきた。


「貴方がたが、想像している通りです。理由も原因も分かりませんが、私は80年後の未来から、この時代に来た人間です」


「・・・・・・」


 陽炎団外部0班が掴んだ情報は、事実であった。


「・・・理解出来ない現象に巻き込まれ、気が付いたら、この時代に来ていたのです。そう、この場所に・・・そして、偶然この別荘に来ていた総統閣下に保護され・・・それ以後については、貴方がたも調べているでしょう」


「ヒトラー総統は、貴女が未来人だという事を、ご存知なのですか?」


「今は、すべてを知っています。あの事件の後、私が、すべてを申し上げました」


 淡々と語るクラウゼンに、バルツァーは、席を立って詰め寄った。


「何故、あの独裁者の手助けをしたのか!!?貴女も、ドイツ人だろう!?あの男が、我が祖国に、どれだけの災厄を、もたらしたか!!?」


「よせ!大尉!」


 新居が、激高するバルツァーを窘める。


「ドイツが東西に分断されていた頃、私の祖父は、反体制派として密告され、収容所で拷問され殺された!幼かった父も、命までは奪われなかったが、惨い扱いを受けた!!親戚もだ!!誰のせいで、そうなったと思う!!?」


「私の曾祖父も、貴女のお祖父様と同じ目に遭ったと、祖父から聞いています」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


 バルツァーは、クラウゼンを睨んだまま、無言だった。


 新居は、声を掛ける事が出来なかった。


 同じ敗戦国でありながら、日本とドイツの歩んだ戦後の歴史は違う。


 日本人である新居は、ドイツ人である彼女たちの言葉の応酬に、口を挟む事は出来ない。


「バルツァーさん・・・1つ、お聞きします。私たちが知っている歴史の中で、もし、総統閣下がいらっしゃらなかったら、第1次世界大戦で敗退したドイツは、どうなったでしょうか?」


「それは・・・」


「敗戦後の混乱を引き摺ったまま、衰弱し・・・他国に飲み込まれていたかもしれない・・・それとも、別の誰かが総統閣下の代わりに、指導者となり、同じ歴史を辿ったかもしれません」


「しかしっ!!」


 言葉の応酬は、バルツァーが完全に言い負かされている。


 それもそうだろう。


 バルツァーは、自分たちの家族が遭った不幸な出来事に、心を束縛されているのだろう。


 そのため、感情的になってしまっている。


「バルツァーさん。正直に申しますと、この時代に来た当初の私も、貴女と同じ感情を持っていたのは事実です。もし、あの方がいなければ・・・と、考えたりもしました。でも、それを行動に移さなかったのは、全く意味が無いからです。歴史上で行なわれた、要人の暗殺の結果のほとんどは、実行者の思惑の全く真逆の方向へ向かった事は、歴史が証明しています。第1次世界大戦の引き金になったとされる、サラエボでのオーストリア王太子暗殺もそうだったでしょう。王太子は、穏健派として知られた人物でした。王太子に銃口を向けた、サラエボ人が、何を考えて引き金を引いたのかは分かりませんが、結果として、オーストリアの強硬派の力が強まり、バルカン半島が火種となって、それがヨーロッパ全土に及んだ・・・私が、あの方を暗殺したとして・・・第2次世界大戦の火種を防ぐ事が、出来たでしょうか?出来なかったならまだしも、もっとドイツが悪い状態に進んだかもしれない・・・あの方の政治的能力は、本物です。ならば私が助言する事で、少しでも良い方向へ持っていく事が出来れば・・・戦争を防ぐ事が出来なくても、ドイツが東西に分断される事を防ぐ事が出来るかもしれない。私は、そう決意して今に至ります」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


 新居は、無言でクラウゼンの告白を聞いていた。


 正直、この女性の心の強さに、感服していた。


 自分たちのように、準備も覚悟もなく、突然、過去に放り込まれた。


 それでも、彼女は自分を見失わなかった。


 もし、自分がドイツ人で、彼女と同じ様な立場になったら・・・?


 混乱したまま、短絡的な正義感に駆られて、ヒトラーを暗殺する・・・


 という行為に、走るかも知れない。


 しかも、後先を全く考え無いまま・・・


「私からも、1つ伺って、よろしいですか?」


 それまで、無言だったマリクが口を開いた。


「どうぞ」


「ヒトラー総統に、全てを話されたと仰いましたが、我々の知る歴史の中の、ヒトラー総統についても、言及されたのですか?」


「それは・・・」


「それについては、私から説明させて貰おう」


「「「「・・・!!?」」」」


 急に聞こえた男の声に、4人は思わず立ち上がった。





 その8つの視線の先には・・・


 ドイツ第3帝国総統アドルフ・ヒトラーが、立っていた。


「初めまして・・・と、言うべきかな?君たちにとっては、私は良くも悪くも馴染みのある存在のようだからね。盗み聞きは失礼だと思うが、この別荘には色々と仕掛けがあってね。隠し部屋の1つや2つは、あるのでね」


「・・・・・・」


 新居は、無言で頭を下げて、挨拶をする。



 


 まさか、ヒトラー自らが、出向いてくるとは思わなかった。


「さて、君たちの質問だが・・・ローゼ君から、色々と話を聞かせてもらった時に、私は彼女に、質問をした。『何故、私を殺して、歴史を変えなかったのかね?』とね。彼女の答は、今し方、君たちが彼女から聞いた通りだった」


「・・・・・・」


「ところで、こちらからも、質問をさせて貰いたい」


 クラウゼンの隣に座ったヒトラーは、4人に座るように合図をする。


「私宛に送られてきた、歴史年表・・・これは、君たちの過去の歴史だそうだが、これを送ってきたのは、君たちかね?」


「それは、違います」


 新居は、否定をしたが、僅かに苦笑を浮かべて、マリクが答える。


「いいえ、我々ではありませんが、誰が送ったのかは、知っています」


「ほう?」


「ニューワルド連合軍連合支援軍の、イスラエル軍の諜報員です。深い理由はありませんが、もう1つの歴史の真実を知った、閣下が、どういった反応をなさるのかを知りたい・・・という、悪戯心みたいなものから、らしいですが・・・」


 いや、それは洒落に、ならないだろう・・・それ以前に、何故それを黙っていたのか・・・どう考えても、マリク自身も悪ノリをしたとしか、思えない。


 それにしても・・・


 新世界連合の軍民からなる、各諜報機関の諜報員は、治安維持局外部0班の諜報員も含めて、普通の感覚から外れている諜報員ばかりなのか。


 正直、頭痛を感じる。


 新居以下3人は、多少の温度差のある非難の視線を、マリクに向ける。


「なるほど。もう1つの歴史の中の私は、相当彼らに憎まれているようだ。確かに、これに記述されている内容を見れば、納得もいくがね」


 特に不快感を浮かべず、淡々とした口調でヒトラーは語った。


「それも踏まえた上で、改めて聞きたいが、君たちの望みは、何なのかね?歴史を変える。それを為そうとする理由は何なのか?」


「私の意見として言わせて頂ければ、我々、日本人の目的は、核無き世界をつくる事。この大戦で失われる多くの日本人の命を、1つでも多く救う事です。そして、恒久的世界平和を構築するために貢献する。それだけです」


「私の望みは、祖国が2つに分断され、西と東で敵味方に分れる事を防ぐ。それにより、不幸になる人々を救いたい。同じ民族、国民が、主義の違いから憎み合う事を防ぎたい。それが願いです」


 新居とバルツァーは、それぞれ意見を述べた。


 これは、個人的な意見ではあるが、その願いや主張は、偽りないものだ。


「閣下が望まれるのであれば、新世界連合は、いつでも対話に応じる準備は、整えています」


 最後に新居は、そう付け加えた。





 新居たちが、別荘を後にするのを、応接室から見送ったヒトラーは、壁に語りかけた。


「もう、出て来てもらっても、構わない」


 音も無く壁が開き、隠し部屋の1つから、ドイツ第3帝国国防軍陸軍の制服を纏った、軍人が、姿を現した。


「君の率直な、意見を聞きたいのだが・・・彼らをどう思うかね?グデーリアン君」


「彼らは閣下に、自分たちの率直な気持ちを、偽り無く申したと思います。むしろ、余りにも率直に過ぎるかと・・・もう少し、駆け引きを仕掛けて来るかと思いましたが・・・」


 答えたのは、ドイツ機甲部隊の父と言われる、ハインツ・ヴィルヘルム・グデーリアン上級大将である。


「ふむ」


「ところで、閣下。いかがなされるのですか?パシフィック・スペース・アグレッサー・・・彼らの言うニューワールド連合との、対話に応じられるのですか?」


 グデーリアンの言葉に、ヒトラーは首を左右に振った。


「私は、ローゼ君を信頼している。それは、彼女が未来人であったとしてもだ。彼女は、我が祖国が、より良い方向に向かえるように、常に私に誠実に助言をしてくれたからだ。そして、彼らも信用に値すると思っている。彼らもまた、自分たちの祖国を、より良い方向に向かわせようと、務める姿勢を見せているからだ。しかし、ニューワールド連合なるものを、信用し、信頼できるかについては、答を出せていない。ニューワールド連合との、対話に応じるか、否かは、これからの彼らの行動を見て、見極めさせてもらおう」


「・・・では?」


「そこで、君に頼みがある」


 ヒトラーは、グデーリアンに振り返る。


「ルーズベルト大統領から、要請があった。近く、ハワイ奪還戦が開始される。君には、4ヶ国連合軍陸軍総司令官として、ハワイ奪還戦に参加して欲しい。私の目と耳の代わりとして、彼らの意志を見極めて欲しいのだ」


「・・・私に、ですか?アメリカにはアイゼンハワー元帥が、いらっしゃるではありませんか?それに、客員の将に陸軍の指揮を任せるほど、アメリカ陸軍に人材が不足しているとは、思えませんが?」


「アイゼンハワー元帥、モントゴメリー元帥は、ロンメル君と共同で、ワルシャワ防衛に当たって貰わねばならない。それに、パナマがニューワールド連合軍に、占領された事で、メキシコが、不穏な動きを見せているそうだ。そのため、アメリカ南部の防衛のための兵力は、温存せざるを得ないらしい。そこで、君に白羽の矢が立った訳だ。私としても、彼らニューワールド連合の真意を、是非とも知りたいのだ。彼らと、共存出来るのか否かを・・・受けてもらえるか?」


 グデーリアンは、右手を挙げて、挙手の敬礼をする。


「ご命令、謹んで承ります。広大なヨーロッパや東アフリカでの戦闘では、私が構築した戦車戦術は有効でしたが、島嶼部であるハワイ諸島では、どれ程効果を上げられるかは、未知数でありますが、微力を尽します」





 この後、ハワイ会戦において、新機動戦術を構築したグデーリアンの戦車部隊を迎え撃つのは、菊水総隊陸上自衛隊である。

 対米包囲網 第11章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますがご了承ください。

 次回の投稿は3月19日を予定しています。来週は都合により、お休みにさせて頂きます。

 ご了承ください。

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