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マレーの虎 第16章 石垣の覚悟 2 戦う覚悟

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

 石垣は外に出て、メリッサと任の2人に、事情を説明した。


「「・・・・・・」」


 メリッサと任は、石垣からの無理難題とも言える話を聞き、黙ったまま彼を見ていた。


 石垣自身も、これが極めて困難である事を、知っている。


 しかし、他に彼らとの信頼関係回復に必要な方法が、思い付かない。


「それで、貴方は、私たちに、どうして欲しいの?」


 メリッサが、石垣の説明を受けた後の第一声は、それだった。


「は?」


「は?では無い。お前が、できると思ったんだろう?お前と、特技軍曹を含めて、たった11人の小隊クラスで、約1個旅団4000人に、戦車1個中隊クラスの正規軍を、撤退させる方法を聞かせてくれ」


 任が、告げる。


「怒らないんですか?」


「どうして怒る必要があるの?もしかして・・・何の策も無く、引き受けた訳ではないでしょうね?」


 メリッサが、石垣を睨みながら詰め寄る。


「い、いえ!あります!!ありますから!!」


 石垣は、必死に叫ぶ。


「この辺り一帯は、無数の山や川に囲まれて、1個旅団クラスが物量と兵器の性能を、いかせる地形は、多くありません」


 石垣は、携帯地図を出して、2人に説明する。


「恐らく、イギリス陸軍の1個旅団は、武装解除を呼びかける威圧的行動のために現れたのでしょう。敵旅団が、物量戦及び総力戦ができる、もっとも近い場所は、ここしかありません。ですが、ここは我々の戦車やヘリも、存分に力を発揮できます」


「なるほど・・・確かに、悪くない作戦だ。だが、ハリマオ率いる抵抗軍に、我々が手を貸している事は、敵も知っている。戦車やヘリを出せば、必ず後退する。後方は険しい森林地帯と山脈だ。ゲリラ戦を仕掛けられたら、追撃部隊は、一溜まりも無い」


「それに、山間部からなら、対空砲による十字砲火を浴びせる事ができるわ。そうなれば、追撃するヘリ部隊に被害がでるわ」


 メリッサと任が、石垣の提案の問題点を指摘した後、メリッサが改正案を出した。


「複雑な地形は、土地勘と念入りの測定調査を行った敵には有利、こちらには脅威だけど・・・それを逆に利用すれば、こちらが有利なる。追撃はせず、敵を後退させたら、奇襲攻撃に備えた防御態勢を維持し、航空攻撃叉はミサイルによる攻撃で、後退した残存部隊を叩くのが、得策」


 メリッサの改正案に、石垣は賛成した。


「敵の戦意を挫く必要もありますから、航空攻撃若しくはミサイルによる攻撃か、心理的ダメージを与えられる兵器を、使うべきですね」


「よし、わかった。それで行こう」


 2人の話を聞いて、任も賛成する。


「では、石垣2尉。司令部には、貴方が連絡して」


「は?」


 メリッサが、無線兵から無線機の受話器を受け取り、差し出した。


「隊の指揮権及び緊急対応部隊、増援部隊の要請等の権限は、ケッツアーヘルさんが、握っているのでは?」


 石垣の疑問に、メリッサは、笑みを浮かべて答えた。


「さっき、任中尉と話したけど、ここからの事は、私と彼女がすべての責任を取る状態で、部隊の指揮権及び総括権等は、石垣2尉に一任するわ。もちろん、司令部も了解している上に、必要な手順は、すでに終了しているわ」


「作戦が失敗しても、お前は、その責を問われる事は無い。自分が思うように、私たちを動かせ。もしも、作戦が失敗し、お前だけが生き残っても、責任は、トップの山縣幹也司令官と、現地指揮官の私とメリッサが、取るだけだ」


 メリッサと任の説明を受けて、石垣は情けなく思った。


「・・・あの、できれば自分も、しでかした事の後始末を、したいのですが・・・」


「今回の作戦を、無事に成功させれば、考えてやらないでもない」


 任が、拒否した。


「貴方は、万全では無かったけど、舞台準備をしていた厚木基地の1件の失敗という前科があるから、責任まで任せられないわ。この1件を成功させてから、言ってちょうだい」


 メリッサにも、拒否された。


(俺って、とんでもなく情けない奴と、思われていないか・・・)


 石垣は、心中で落ち込んだ。





 石垣からの要請を受けた、合同任務部隊司令部では、緊急対応部隊が出撃し、増援部隊として10式戦車3輛を乗員と共に乗せたC-17[グローブマスターⅢ]3機が離陸した。


 増援部隊は、これだけでは無く霧野が率いるUH-2隊が、完全装備の普通科隊員を乗せて出撃する。


「さぁて。坊やが、どのくらい成長したのか、見せてもらおうじゃないか」


 隊長機であるUH-2を、操縦しながら、霧野がつぶやく。


「姐御。久々に、ベビーの顔を見た感想は、いかがでしたか?」


 副操縦士が、尋ねる。


「少しは成長していたようだが・・・どこまでできるか、未知数だ」


 霧野は答えた後、敵勢力圏内上空に侵入すると・・・


「敵勢力圏内侵入!降下開始!」


 霧野は、操縦桿を押し、高度を一気に下げた。


 霧野に率いられた特殊空中機動隊のヘリ部隊は、匍匐飛行しながら、目的地に向かった。


 UH-2は武装化されており、空対空誘導弾や空対地誘導弾、誘導爆弾を搭載し、12.7ミリ多銃身機関銃若しくは7.62ミリ多銃身機関銃を、搭載している。


 隊長機及び副隊長機は、戦闘機の来襲に備えて、91式携帯地対空誘導弾を航空機の自衛仕様にした、空対空誘導弾を4発搭載している。


(シンガポール及びマレー半島の飛行場から、迎撃戦闘機等が出動する可能性は低いが・・・念には念を、入れるべきだ)


 シンガポール及びマレー半島は、第2航空艦隊第2航空戦隊から出撃した艦爆が、軍港施設及び航空施設等の軍事施設に爆撃を行っているが、連合支援軍海軍大連艦隊旗艦である空母[大連]も、航空攻撃を仕掛けている。


 もちろん、攻撃隊を探知すれば、すぐに迎撃戦闘機として殲-11が出撃し、撃墜している。





 インド洋で展開する第4空母戦闘群空母航空団に所属する、E-2C[ホークアイ]のレーダーが、インド本土南部地域から出撃する飛行機群を探知した。


 その報せは、第4空母戦闘群の護衛を任されているイージス護衛艦[あしがら]にも、伝わった。


「このタイミングで現れた・・・という事は」


[あしがら]のCICで、スクリーンを眺めている向井が、つぶやく。


「艦長。無人偵察機から画像を、受信します!」


[フォッシュ]から発艦した無人偵察機が、近くを飛行していたため、その飛行物体が何なのか、すぐにわかる。


「スクリーンに、出せ」


 権藤が、指示する。


「こいつは・・・」


 スクリーンに映し出された映像を見て、向井が記憶を探る。


「イギリス空軍の、4発重爆撃機ハリファックスです」


 廚省(くりやしょう)(へい)中尉が、映像に写った、爆撃機を答えた。


「進路は?」


 向井が聞くと、CIC要員が答えた。


「マレー半島に、向かっています!」


「恐らく、マレー半島にいる友軍支援を目的とした、支援爆撃でしょう。爆撃後に、マレー半島イギリス軍勢力範囲内の飛行場に着陸し、燃料等を補給すれば、十分に空爆は可能です」


 権藤が、答えた。


「第4空母戦闘群司令官に、通信!」


「了解!」


 通信士が、受話器を取り、[フォッシュ]への通信回線を開く。


「艦長。テレビ通信で、クレマン司令官が出ます」


 通信士が伝えると、テレビ通信を起動させた。


 テレビ通信が起動すると、クレマンの姿が現れた。


 向井は、挙手の敬礼をすると、本題に入った。


「クレマン司令官。敵爆撃隊が、マレー半島に向かっています。半島にいる友軍及び自衛隊の援護のために、爆撃隊を迎撃する許可を」


「こちらも確認した。迎撃を許可する。ただし、1機も取り逃がしてはならない」


「1機も、ですか?」


「そうだ。本作戦は、インド帝国軍や、イギリス軍にも知られる訳にはいかない。ECMを行い、敵の通信系統を乱した状態で、艦載の対空ミサイルで、全機撃墜してくれ」


「・・・わかりました」


 向井は、一瞬だけ言葉を詰まらせたが、すぐに決断した。


「頼む」


 クレマンがそう言うと、テレビ通信を終了した。


「対空戦闘用意!SM-2発射準備!」


 向井の指示で、[あしがら]艦内で艦内哨戒第1配備から、戦闘配置が命令された。


「対空戦闘!SM-2発射準備!」


「本艦の目標は、前衛の爆撃機6機と、4機の護衛戦闘機だ!後衛は、第4空母戦闘群が担当する」


 砲雷長が、目標を伝える。


「SM-2発射用意よし!」


「SM-2発射!」


 向井の指示で、ミサイル担当の幹部自衛官が、発射ボタンを押す。


 鈍い振動がCICに伝わる。


[あしがら]の前部及び後部VLSから、SM-2が連続発射される。





 石垣は、無線で合同任務部隊司令部と交信を終えた後、背後から声をかけられた。


「石垣と、言ったな」


 日本語で、かけられた声に、石垣は振り返った。


 振り返ると、ハリマオと、自動小銃や携帯式擲弾発射器で武装した、70人の抵抗軍兵士が、立っていた。


「な、何をしているんですか!?早く避難を!!」


「その必要は無い。保護下に入っている女や子供、老人は、経験の浅い同胞たちに任せた。我々も協力しよう」


 ハリマオの申し出に、石垣は驚いた。


 いかに自分たちが、強力な武器、兵器を取り揃えていたとしても、絶対では無い。


 敵は、1個旅団クラス、4000人である。


 任の指示で、偵察に出た彼女の部下から報告では・・・歩兵支援戦車10輛で、行軍している。


 その内の、1個偵察中隊が、こちらに向かって来ている。


 まずは、威力偵察を行うのだろう。


 石垣自身も、南方戦線の状況は、聞かされている。


 連合国軍と、彼らに協力する義勇軍や民兵は、地の利をいかしたゲリラ戦と、伏激戦を駆使して、新世界連合軍、菊水総隊、朱蒙軍、大日本帝国軍に、少なく無い損害を与えている。


「ありがたい申し出ですが・・・命の保障は、できません。正直に言えば、多くの犠牲を前提にした戦闘に、なるかもしれません」


 石垣の言葉に、ハリマオは、笑みを浮かべた。


「案ずるな!我らはハリマオ。戦って死ぬ覚悟は、できている。ハリマオの名は、私だけの名では無い。マレー半島の未来のために戦う者、すべてがハリマオだ。ここに集まった70人は、死の恐怖に立ち向かう強き意志を持つ者ばかりだ」


 ハリマオの言葉に、石垣は、彼らの覚悟が身に染みた。


「わかりました。では、協力をお願いします」


 石垣は、ハリマオに、挙手の敬礼をした。


「ハリマオ。緊急対応部隊が駆け付けるのに、20分かかります。敵の威力偵察は、10分程度で現れます。まず、彼らの攻撃を排除しなければなりません」


「わかった。急いで防御陣地を、構築しよう」


 ハリマオは、部下たちに指示し、任とメリッサの部下たちが構築しているバリケードに、人員を割いた。


 ハリマオの部下たちは、防御陣地構築に当たり、軽機関銃による十字砲火ができる位置に、RPD軽機関銃を設置した。


 これらの準備が終わった頃に、偵察に出ている偵察兵から、敵偵察隊が防御陣地に迫って来た事が、伝えられた。


 石垣、メリッサ、任、側瀬が配置につく。


「狙撃手の銃声を合図に、一斉射撃を!」


 メリッサが指示を出し、ハリマオは部下たちに、それを伝える。


 陸上での実戦経験が無い石垣では、白兵戦等の戦闘時に、細かい指示を出す事ができないため、戦闘指揮は、メリッサが担当する事になった。





 自分の持ち場に着いた石垣だが、メリッサの指示を聞いて、緊張が一気に高まった。


 射撃訓練等では、実弾も撃った事もある。


 すべて、訓練通りにすれば良い・・・そう、自分に言い聞かせても、早鐘のように打つ鼓動が、収まらない。


 緊張で、手の震えが収まらない。


 もしも、失敗すれば、責任を取らされるのはメリッサであり、任であり、山縣である。


 そして、多くの人の命が失われる・・・


 不安が、膨れ上がる。


「い~し~が~き~2尉」


「!!?・・・!!・・・!!」


 石垣の側に配置されていた側瀬が、いきなり石垣に浣腸をし、石垣は声にならない悲鳴を上げた。


「何をする!?」


「大丈夫ですよ。アタシたちは、絶対勝ちます。2尉は、ドーンと構えていてください」


 側瀬も実戦は、初めてのはずだが・・・口元に微笑を浮かべ、目には、成功を疑わない強い光がある。


「・・・側瀬・・・」


「だって、ハリマオが、味方になってくれたんですよ。お父さんが、昔、言っていました。『ハリマオは、俺のヒーローだ!』って。だから、絶対勝てます!」


 側瀬は、そう言って小さな声で、歌を歌った。


 それは・・・


 1960年代に、ハリマオをモデルにした主人公が活躍した、テレビドラマの主題歌だった。


 石垣も、DVDを観て、その歌は知っていたが・・・側瀬の歌を聴いていると、不安と緊張が、消えていく。


 無意識に、石垣も小さな声で、サビの部分を一緒に歌っていた。


「ありがとう。側瀬」


 歌い終わって、石垣は、側瀬に礼を言った。


 不安や緊張は消え、代わりに石垣の心には、必ず作戦を成功させ、ハリマオたち抵抗軍の期待に応えてみせるという、強い意思が芽生えていた。





 リーは、M107の狙撃眼鏡を覗きながら、最初のターゲットに照準を合わせた。


 対物狙撃銃に区分されるM107は、12.7ミリ弾を使用するため、有効射程距離は2000メートルで、対人に使用した場合、確実に致命傷を与えられる。


 リーは安全装置を解除し、引き金に指をかけた。


 息を少し吐き、止める。


 M107の引き金を、引く。


 銃口が火を噴き、射撃音と共に大口径弾が、撃ち出された。





 M107の銃声を聞いた石垣たちは、一斉に、自動小銃や軽機関銃の引き金を引いた。


 連発音が響き、無数の弾丸が、撃ち出される。


 石垣は、2脚を立てた状態で、89式5.56ミリ小銃折曲式銃床を撃ちまくった。


 排出された空薬莢が地面に落ち、すでに落ちていた空薬莢とぶつかり、甲高い音を発生させる。


 ハリマオも、AK-47を乱射する。


「撃ち方やめ!!」


 メリッサが、射撃中止の指示を出す。


 まだらに射撃音が静まる。


 メリッサは、SCAR-Hの銃口を下げて、双眼鏡を覗く。


 石垣も、双眼鏡を取り出した。


「こっちには、戦えるだけの武器と弾薬、人員がいる事がわかったはず、これで彼らは威力偵察を中止するわ」


「撤退は、しないんですか?」


「撤退よりも、撤退したフリをして、一部の偵察兵が隠密偵察を、するでしょうね」


 石垣の質問に、メリッサが答える。





 メリッサの予想通り、敵は小隊による隠密偵察に変更し、木陰や岩陰に潜んでいた。


 それほど深くない森の中で、防御陣地を構築しているハリマオ率いる抵抗軍や石垣、メリッサ率いる分隊を、監視している。


 予め、それを予測して、任は戦闘後、自分の直属の分隊を率い、密かに偵察隊に伏撃を加えるために、忍び寄っていた。


「美雪。撃たれた経験は?」


 任が、03式自動歩槍に銃剣を装着しながら、側瀬に聞いた。


「陸警訓練で、1回、訓練弾を撃たれた事がある」


 側瀬の回答を聞き、任は実戦経験がある者として、アドバイスした。


「2つだけ守ってくれ。絶対に撃たれるな、弾を切らすな。いつもの訓練の、コンビネーション通りにやれ」


 任は言った後、木陰から姿を現し、03式自動歩槍を連射しながら前進する。


 その背後に、89式5.56ミリ小銃折曲式銃床を持ったまま側瀬が、ピッタリとくっついて前進する。


 側面から攻撃を行ったため、隠密偵察中の分隊は、即応できなかった。


「装填!」


 任が後ろに下がり、03式自動歩槍の空弾倉を外し、弾倉入れから新しい弾倉を取り出す。


 彼女が装填作業を行っている最中に、側瀬が、89式5.56ミリ小銃折曲式銃床を構えて、連射する。


 少数の兵士たちが多勢の敵に対し、弾幕を切らす事無く、奇襲攻撃する方法である。


 側瀬の89式5.56ミリ小銃折曲式銃床が弾切れになった時には、敵兵が間近まで接近してきたため、任は、格闘戦に変更した。


 生き残った敵兵1人に対し、任は、強烈な鉄拳を打ち込み絶命させる。


 因みに任は、中国拳法の遣い手である。


 その拳打の威力は、小さいレンガを破壊する事もできる。


「全員仕留めたか?」


 任が、聞くと・・・


「レンちゃん!!後ろ!!」


 側瀬が、9ミリ拳銃を構えて、引き金を引く。


 発射された9ミリ拳銃弾は、任の背後にいた敵兵の額に命中し、絶命させる。


「1つ、貸しね」


 側瀬が、そう言った後・・・


任が、投げナイフを取り出し、側瀬に向かって投げる。


「!?」


 側瀬が後ろに振り返ると、顔面にナイフが突き刺ささった敵兵が、地面に倒れた。


「これで、貸し借りゼロだ」


「む~・・・」


「何だ、不満か?」


「折角、お礼に、また、中華料理を作って貰おうと、思ったのに~!」


「中華料理位、いつでも作ってやる。この、任務が終わったらな」


「やった~!!」


「・・・それだけ、元気があれば大丈夫だな」


 任はそう言った後、無線交信した。


「各員。状況報告」


「敵は、すべて排除しましたが、2人を取り逃がしました」


「了解した。せいぜい派手に報告して貰おう」


 任が無線を切った。

 マレーの虎 第16章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますがご了承ください。

 次回の投稿は10月9日を予定しています。

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