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真紅の旗 其れは革命の色 第12章 真紅の旗 其れは革命の色

 おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。


 ドイツ第3帝国国防軍に占領されていたモスクワに、新ソビエト社会主義共和国連邦の旗が掲げられた。


 サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍総局司令官である李偉(リー・ウェイ)上將は、モスクワ奪還のために投入された、同盟陸軍第1軍集団第4諸兵科連合軍と、同盟陸軍総局司令官直轄部隊軍集団1個旅団、彼らと共に、モスクワ奪還作戦に参加した、新ソ連軍陸軍1個軍の、それぞれの上級指揮官以上を自身の宿舎に招き、労を労った。


 李は、旧中華人民共和国解放軍陸軍出身であり、サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍の総司令官職に就いている。


「同志総司令官。我が軍の将兵たちの士気は、極めて高いです。撤退中のロンメル軍、アイゼンハワー軍、モントゴメリー軍への、追撃許可を願います」


 新ソ連軍陸軍の大将が、李に進言した。


 モスクワ奪還作戦に参加したとはいえ、新ソ連軍陸軍の参加軍は、ほとんど前線に出る事は無く、予備兵力として待機していただけであり、戦闘そのものには参加していない。


 そのため、士気が高いのと同時に、不満も高まっているのだろう。


「その必要は、無い」


 だが李は、きっぱりと、彼の進言を却下した。


「新ソ連軍は、新式の武器、兵器に更新して日が浅い。士気の高さと、兵士としての練度は認めるが、それだけでは、今後の作戦に支障を来す。今は、新式の武器、兵器を使い熟し、新しい戦術に、熟練できるよう努力せよ」


「わ、わかりました。同志総司令官」


 大将は、納得していないような口調であったが、李の命令には、背かなかった。


 新ソ連軍の武器、兵器は、サヴァイヴァーニィ同盟軍の将兵や民兵から見れば、旧式のスペックダウン型であるが、彼らからすれば、高性能な自動小銃や半自動小銃である。


 半自動小銃は、SKSカービン(同小銃は、大韓共和国軍から鹵獲した物では無く、サヴァイヴァーニィ同盟軍から、直接供与された物である)、自動小銃は、AK-47である。


 AK-47は、Ⅱ型をベースにスペックダウンバージョンで、新ソ連軍全軍(戦闘部隊)に導入させている。


 高性能な自動小銃と言われているAK-47だが、世界各国で高評価されたのは、登場から、それなりの時間が経過してからだ。


 AK-47の初期型は、不具合や不備が多く、不評が相次いだ。


 それらの反省点を検討し、高評価された自動小銃になったのは、中期型のⅡ型からである。


 オリジナルの中期型と異なり、スペックダウンバージョンではあるが、彼ら新ソ連陸軍の狙撃兵からすれば、それでも高性能である。


 戦車も、これまでのT-34やIS-2等の中戦車や重戦車では無く、戦後に開発された第1世代主力戦車のT-55や、T-62が配備されている。


 スペックダウンした歩兵携行火器から戦闘車両までが、これまで以上の高性能となれば、それらを使い熟せるようになるまでに時間がかかる。


 特に、新ソ連軍も国土を回復して、それで終わりでは無い。


 その後の事を考えれば、ここで多くの将兵を失う訳にはいかない。


「独英米連合軍の動きは?」


 李が幕僚に問うと、情報主任参謀の高級士官が答えた。


「次の防衛線まで後退すると、一端、後退した部隊を待機させ、しばらくしてから、再び後退を開始しました」


「ふむ。占領下のソ連内での戦闘はせず、そのままヨーロッパ方面まで、後退する訳か・・・実戦経験のある兵、下士官、士官は極めて貴重な存在だ。熟練兵たちを、無傷でヨーロッパ防衛に回すという訳か・・・さすがに、名将と言われるだけはある。ある意味、そんな人物たちと、戦えるのは、身に余る名誉ともいえるな・・・」


 李は、顎を撫でながら、つぶやいた。


「いかがいたしますか?」


 同盟陸軍の大将が、尋ねた。


「このまま、野放しにしていても、彼らはソ連から出て行く、ここで下手に追撃や攻勢に出れば、名将ロンメル、アイゼンハワー、モントゴメリーの事だ。我々が予想しない罠を張っている可能性もある。威力偵察程度の追撃等は許可するが、大規模では無く、ほどほどにしておけ」


 李の言葉に、各前線の高級指揮官たちが立ち上がり、挙手の敬礼をした。


 李とて、新ソ連軍の将兵たちの気持ちが、わからないでも無い。


 多少のガス抜きを兼ねての、追撃も必要であろう。


 ここで、無茶をしでかす輩なら、痛い逆撃を受けるだろう。


 そんな無能な指揮官は、百害あって一利無しである。


 篩に掛けるには、丁度良い。





 同盟陸軍総局は、接収した官庁街の建物の1つを、庁舎にした。


 奪還したモスクワでは、新ソ連軍は同盟治安防衛軍と共に、モスクワの復興と治安回復及び都市防衛態勢を構築していた。


 同盟陸軍は、あくまでも攻勢に特化した独立軍であるため、治安維持や防衛は基本的には行わない。


 もちろん、守勢に特化した同盟治安防衛軍では、手に負えない場合に限り、同盟陸軍及び同盟空挺軍等から部隊を派遣し、同盟治安防衛軍の指揮下で防衛及び治安維持を行う。


 同盟陸軍は、正規軍35万と義勇軍20万の兵力と戦車4000輛(常時稼働戦車のみの数両)と大規模であり、ニューワールド連合軍連合陸軍15万、常時稼働戦車1000輛を上回る(ただし、15万というのは、常備軍兵員のみを指しているため、常備待機軍及び予備軍を会わせれば、同程度か、それ以上だ)。


 その同盟陸軍を預かるのが、旧中国人民解放軍陸軍上將である李だ。


 中国人の一般的な平均身長より高く、50代ではあるが、東洋人らしく実年齢よりも若い顔立ちをしている。


 元は、中ロ国境及び中朝国境を含む、東北地方の防衛を任されていた、旧中国人民解放軍陸軍精鋭軍区であった瀋陽軍区司令員を勤めていた。


 ロシアとの国境警備と国境防衛だけでは無く、モンゴル、朝鮮人民共和国の国境警備、国境防衛を任されていたため、他の軍区と違い常に臨戦態勢が敷かれ、朝鮮人民共和国と大韓民国で軍事上の緊張状態が発生した時には、非常事態宣言が何度も出された上に、平時常備兵力から戦時待機常備兵力に拡大した事も、一度や二度では無い。


 そのため、そこの司令官経験を得て、サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍を任されるのも理解できる。


 サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍傘下の、旧中国人民解放軍陸軍も、瀋陽軍区や北京軍区等の出身者たちが固めている。


「同志上將閣下。サヴァイヴァーニィ同盟軍最高司令官が間もなく、モスクワに到着されます」


 司令官執務室で執務をしていた李を呼びに来たのは、サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍総局政治委員である(リュウ・)紅旗(ホンチィ)上將だった。


「わかった。すぐに行く」


 李は、執務室の窓からモスクワの光景を眺めた。


「80年前とは言え、モスクワの町並みは変わらないものだな。私がモスクワの駐在武官として赴任した時の町並みと、1940年代の町並みは、あまり変わらない気がする」


「ヨーロッパ式の建築物は、中国や日本等の建築物と異なり、建築から100年以上経過しても老朽化が目立つ事はありません」


 劉が、窓から見えるモスクワの町並みを見ながら答えた。


「中国や日本等の東洋系の建築物は、老朽化が早いが、その分、時代の進歩を感じられる。しかし、ヨーロッパは建物から、それを感じる事はできない」


 李は、そう言った後、踵を返した。


「やはり、中国の町並みが、恋しくなる」


 李の脳裏に、懐かしい北京の町並みと共に、思い出すのもおぞましい記憶が蘇る。


 1980年代末。


 李を含めた将官、校官たちの記憶と心から、決して消える事は無い。


「もう、二度とあの悲劇は起こさない・・・中国人が中国人を虐殺する・・・いかに党の命令とはいえ、あの事件が我々軍人の心に、どれ程の傷を与えたか・・・共産主義の本分を忘れ、権力に固執し、私欲にまみれた者には、わかるまい・・・」


 李は、誰にも気付かれない、小さな声で、つぶやいた。


 彼自身が最も悔いているのは、あの事件は防ごうと思えばいくらでも防ぐ策はあった。


 しかし、党も武装警察部隊も、その事を理解せず、軍部の反対を押し切って、武力鎮圧を行った(もっとも、軍部にも党や武警の意向に賛同する者もいたが・・・)。


 当時の彼は20代であり、一介の尉官であった。


(あの時は・・・国民主義派の同胞たちも同じく治安維持部隊として投入されていたな・・・あの事件で最も、心に傷を与え、当時の体制への不満及び不信感だけでは無く、共産主義に対する反発精神を募らせたのは彼らだったな。お前は、どんな理想を掲げて、中国を導き、世界を導く架け橋になる?)


 李は、天を仰ぎながら、つぶやいた。





 サヴァイヴァーニィ統合同盟総帥兼サヴァイヴァーニィ同盟軍最高司令官である、ロマン・ニコラス・ゲルギエフは、専用機であるII-96に搭乗し、モスクワを目指していた。


 護衛戦闘機として、サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟航空宇宙軍防空総軍中央防空軍に所属するSu-27[フランカー]が、2機随行している。


「総帥。まもなく、モスクワ上空に入ります」


 彼に声をかけたのは、サヴァイヴァーニィ同盟軍参謀総長の、ヤコフ・エゼク・ボトヴィニク元帥である。


「わかった」


 サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍、同盟海軍、同盟航空宇宙軍、同盟空挺軍、同盟戦略ロケット軍、同盟治安防衛軍の全軍を掌握し、顔立ちや口調から、各独立軍の高級士官及び上級士官の人格者たちをまとめられるだけの、カリスマ性を常に感じられる。


 身長もロシア人男性の平均身長より、少し高いぐらいで、年齢も60代だが、老齢と思われない風貌である。


「参謀総長。ニューワールド連合軍の動きは?」


 ゲルギエフは、自分専用の個室で、鏡の前で服装を整えながら、参謀総長に問いかけた。


「はい、フォークランド諸島沖海戦及びイラン侵攻の際にも、ニューワールド連合軍及び自衛隊の原潜や潜水艦、無人偵察機等による偵察や接近が、報告されています」


「戦闘状態に発展した事案は?」


「いえ、何も報告を受けていません。自衛隊の[そうりゅう]型潜水艦が、フォークランド諸島沖に展開している西海攻略艦隊に、急接近してきましたが、同艦隊所属の原潜が追い払いました。すべて先日、お話しした通りです」


「それで、結構だ。強力な軍隊を預かる以上は、冷戦時代やその後のロシア情勢のように、最高指導者が預かりしらぬところで、不測の事態が発生してはならん。常に、全軍の掌握及び命令系統を徹底させろ」


「はっ!」


 優れた国家主義に分類されるマルクス主義は、優れている分、その反対に問題点も多い。


 これは、1人の指導者によって行われる政治体制・・・民主主義の国家では、独裁主義国家と説明すれば分かりやすいが、独裁主義、共産主義、マルクス主義は、民主主義よりも優れている部分が多い。


 しかし、その分、最高指導者の能力に政策の流れが左右される部分が多く、政策の失敗等の反動は、民主主義よりも国家と民衆レベルで、大打撃を与えてしまう。


 民主主義では、政策の失敗は、ひどくても国家の利益が大幅に低下し、責任者が辞任すれば済む話であるが、マルクス主義等の1人の人間に強大な権力が与えられていた場合、被害はその限りでは無い。


 特に農業政策や産業政策の失敗は、たった1回の失敗でも、国家体制そのものに甚大な被害を発生させる。


 さらに、絶大なる指導力を持つ人物が中核となった、動く体制であるため、どうしてもすべてを完全に把握するというのは、非常に困難であり、繁栄期と安定期でも、一部勢力が暴走する事もある。


「モスクワの完全掌握が完了しだい、ニューワールド連合等と、外交政策を実施しなくてはならない。我々が掲げる紅い旗を、高く掲げるために今後は忙しくなる」


「そうです。現在のサヴァイヴァーニィ同盟軍と、ニューワールド連合軍は、冷戦に突入した状態です。双方が緊張状態を維持したまま、東西の地盤作りをしなくてはなりません。例え、冷戦が継続するにしても、全面戦争に突入するにしても、複数の戦争に集中しなければならない状況下では、どうにもなりません」


 ボトヴァニクの言葉に、ゲルギエフがうなずく。





 II-96は、旧ソ連赤軍空軍基地であり、ロンメル軍集団がモスクワ占領後、ドイツ第3帝国空軍基地として使用していた、クビンカ空軍基地に着陸した。


 ドイツ第3帝国国防軍空軍は、戦略爆撃機や戦略輸送機等の超大型航空機の離着陸用に滑走路等を改修していたため、十分にII-96が着陸可能だった。


 現在、クビンガ空軍基地は、同盟航空宇宙軍と戦略ロケット軍が管理し、基地拡大及び改修が行われている。


 基地周辺及びII-96の周辺には、同盟治安防衛軍から派遣された1個大隊と、サヴァイヴァーニィ同盟警護総局総帥警護保安局の警護官たちが、警備と警護を行っている。


「同志総帥。お待ちしておりました」


 彼を出迎えたのは、サヴァイヴァーニィ同盟軍同盟陸軍総司令官である李だった。


「いかがですか?モスクワに、堂々と足をつけた感想は?」


 李の質問に、ゲルギエフは、モスクワの外気を肌で感じながら答えた。


「時代が違っても、祖国の空気は変わらない」


 ゲルギエフは、そうつぶやいた後、自分のために用意された、公用車に視線を向けた。


「すまないが、クレムリンまでの道中、モスクワの町並みを見てみたい」


 ゲルギエフは、隣に立つ警護総局長官に告げた。


「そう来ると思っていました。すでに、モスクワ観光の行動予定は、用意しています」


 警護総局長官の言葉に、ゲルギエフは苦笑した。


「私の事は、すべてお見通しか」


「長い付き合いですから」


 ゲルギエフは、公用車に乗り込み、そのまま前後を警護車に挟まれた状態で、クビンカ空軍基地を出た。


「私が、このようにモスクワの町を眺められるのは、実に10年ぶりだな」


 ゲルギエフは、公用車の窓からモスクワを眺めながら、つぶやいた。


 彼は、10数年前ロシア連邦の次期大統領として、軍民からも絶大な支持を得ていた。


 生粋のマルクス主義者であり、大統領就任後は、国民投票等を行い、国民の賛同を得た上での、マルクス主義体制下の新ソビエト連邦建国を主張した。


 その主張に対し、多くのロシア国民が賛同し、議会でも連邦院(諸外国では上院に相当)と国家院(諸外国では下院に相当)双方からも、過半数の支持を得ていた。


 しかし、この政策発表は、現体制下で私腹を肥やす上層階級者たちに、真っ向から対立する物であった。


 さらに、ゲルギエフの政治的指導力、人心を掌握する人格能力は、類を見ない程の絶大なものであった。


 実際、共産主義体制の国家だけでなく、民主主義体制の国家でも、彼個人の人格に対する支持を表明する人物、団体もあった程だ。


 これに危機感を覚える諸外国も、少なからず存在していた。


 ロシアの、反ゲルギエフ派勢力と、彼の存在を快く思わない国が結託し、ゲルギエフを密かに亡き者にする計画が持ち上がった。


 ゲルギエフは、息子の結婚式の最中、ゲルギエフの暗殺を命じられた、某国の特殊部隊による襲撃を受けた。


 国が不明なのは、特殊部隊の兵士たちが身に付けていた軍服には、国家や所属軍等を明らかにする物を、付けていなかったからだ。


 ゲルギエフは、奇跡的に軽傷であったが、彼の息子や花嫁、妻を含む結婚式に参列した者の半数が死亡し、半数が重軽傷をおった。


 これを期に、ゲルギエフはロシア政府と決裂し、反旗を翻した。


 ゲルギエフの反旗の下に、多くのロシア国民、軍人が参加を表明、ロシアは史上最大の内乱に突入した。


 そして、その内乱はロシア全土に広がり、国境を越えて隣国にまで波及した。


 ところが、突然ゲルギエフら反政府勢力が、軍民、武器兵器、多くの資材と共に、忽然と消えた。


 ロシア政府は、辛うじて体制を維持出来ていたが、とばっちりを受けた隣国の政権は、崩壊してしまった。


 ロシア政府は、国連の承認を得て、ゲルギエフをテロリスト認定し、国際手配したが、彼の行方はまったく掴めなかった。





 西に傾いた太陽は、クレムリンを紅く染ながら沈んでいく。


 ゲルギエフは、サヴァイバーニィ同盟政府の政庁として、接収した建物の執務室の窓から、それを眺めていた。


「気分はどうだ?」


 彼しかいないはずの執務室に、いつの間にか黒い影が立っていた。


「奇妙な感じだ・・・懐かしさを感じながら、それでいて、違和感のようなものを感じる・・・」


「それもそうだろう。かつて君が存在した未来は白紙に戻り、君の立っている場所が、今となった・・・ただ、それだけ・・・」


 長い金髪を指で弄びながら、黒いスーツ姿の男は艶然と微笑んだ。


 まだ、幼い少年だった頃に出会って以来、彼は常にゲルギエフに、影のように寄り添っている。


 彼の本当の名を、ゲルギエフは知らない。


 少年だったゲルギエフは、彼に堕天使の名を付けた。


 何となく、それが彼にもっとも似合っていると考えたからだ。


「リュツィフェール(ルシファー)。君は私に、何を望む?」


「君が望む未来。世界を真紅に染めるも良し、別の色の旗と共存するも良し、君の思い描く未来を見せてもらう事だね」


 リュツィフェールの微笑を、夕日が紅く染めていた。

 真紅の旗 其れは革命の色 第12章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますがご了承ください。

 次回の投稿は6月5日を予定しています。

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