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断章 愚者は世界の夢を見る

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

 大日本帝国海軍軍令部次長であった伊藤(いとう)整一(せいいち)中将は、大日本帝国本土防衛戦において、本土防衛を任されていた、第3航空艦隊に所属する空母3隻のうち、2隻が中破叉は大破した等の責任をとり、軍令部次長を辞職した。


 伊藤は、後任の軍令部次長に任命される海軍高級士官と、顔を合わせていた。


 伊藤の後任として、軍令部次長に就任したのは、井上(いのうえ)成美(しげよし)中将である。


 軍令部庁舎の応接室で、伊藤と井上は、会談した。


「貴官は、第3艦隊司令長官だった時、菊水総隊海軍第5艦隊派遣隊と共同で、ウェーク島を攻略したな」


「はい」


 井上は、短く答えた。


 ウェーク島攻略には、第3艦隊水雷戦隊を主力とし、軽巡洋艦を基幹とした1個戦隊と、菊水総隊海上自衛隊第5護衛隊群から派遣された、イージス護衛艦[みょうこう]と、汎用護衛艦[ながなみ]、汎用護衛艦[しまゆき]の援護下で行われた。


 ウェーク島は、アメリカ海兵隊500人、海兵隊航空部隊と海軍航空隊を合せて、戦闘機21機、雷撃機と爆撃機を合せて9機と、偵察用の飛行艇が、4機が配備されていた。


 後は哨戒艇と魚雷艇が、1個隊ずつ配備されている。


「もしもだが、彼らの力を借りずにウェーク島を、2日で陥落させる事は可能だったか?」


 伊藤は、彼らと共に戦った経験のある艦隊司令長官である井上に、直接聞く事にした。


「真珠湾奇襲攻撃直前に宣戦布告をせず、一週間以上前に、アメリカに宣戦布告しましたから、その分、ウェーク島に駐留するアメリカ軍守備隊が、徹底交戦の準備を整えていました。とても2日で、陥落させる事は出来なかったでしょう」


 井上は、正直に告げた。


 伊藤も、彼と通信参謀が提出した報告書を、思い出した。


 彼らが保有する軽空母(ただし、大日本帝国海軍では正規空母クラス)の、[かいよう]を基幹とする菊水総隊とは別の、独立した統合運用部隊傘下の艦隊から出撃した攻撃隊が、島内にある通信施設、飛行場を攻撃し、上陸部隊援護を任されていた第3艦隊1個戦隊と、[みょうこう]を基幹とした護衛艦群が、艦砲射撃を行った。


[かいよう]に乗り込んでいた、中央即応連隊から1個普通科中隊を中核とした戦闘群が、回転翼機で島に着上陸し、彼らの援護下で、第3艦隊海軍陸戦隊が、島に上陸した。


 アメリカ軍守備隊も、無事な戦闘機や爆撃機を離陸させて、戦いに挑んだが、海上に展開していたイージス護衛艦[みょうこう]の対空砲火で、全機が撃墜された。


 地上部隊のみとなったアメリカ軍守備隊は、グアム島とは異なり、最後まで抵抗したが、普通科戦闘群と、第3艦隊陸戦隊1個大隊からの猛烈な攻撃の前に、壊滅した。


 第3艦隊は、連合艦隊新艦隊編成計画で、水陸両用作戦艦隊として編制される事になっていた。


 海軍版の、本格的海兵隊機能を持つ上陸部隊の新設である。


 陸軍では、水陸両用戦闘集団、海軍では、海軍陸戦隊麾下に沿岸強襲制圧隊が、それぞれ海兵隊機能を有する強襲上陸部隊及び、上陸後は内陸部まで侵攻できる機能を有する。


 しかし、沿岸強襲制圧隊は、沿岸部の強襲制圧と橋頭堡防衛に特化しており、陸軍のように上陸後、内陸部まで侵攻する事は難しい。


 海軍陸戦隊は、あくまでも海軍の艦艇部隊、航空部隊の拠点の防衛と警備が主であり、武装は歩兵携行火器に止められる。


 井上は、ウェーク島攻略等の海軍陸戦隊が担当した、離島攻略作戦や、離島奪還作戦の教訓から、陸軍と同程度の水陸両用部隊機能を有する、独立部隊の創設を主張した。


「井上君は、新世界連合軍連合海軍に属する、イタリア共和国海軍に出向き、2ヶ月間にも及ぶ研修を、受けたそうだな」


「そうです。イタリア共和国海軍で、さまざまな経験をさせて頂きました」


 井上が海軍省に提出した、新世界連合軍連合海軍に属する、イタリア共和国海軍での研修報告書は、伊藤も目を通した。


 因みに海軍士官は、新世界連合軍に研修に出向いた際には、連合海軍に加盟する常任理事国海軍での研修を受けたが、陸軍士官は、連合支援軍に加盟する非常任理事国陸軍の研修に、参加している。





 伊藤は、ある程度、井上から戦場で肩を並べた菊水総隊自衛隊との共同作戦行動についての個人的意見を聞いた後、本題に入った。


「井上君も話を聞いていると思うが、大西洋とソ連で異変が起きた事は、知っているか?」


「彼らと同じく、未来からやって来た勢力が、南大西洋のフォークランド諸島を占領し、ソ連と中国の一部を掌握したと」


 井上の言葉に、伊藤はうなずいた。


「そうだ。私は海軍軍令部次長として、彼らを迎え入れるのにずっと反対していた。彼らは同じ人ではあるが、我々と同じでは無い。彼らを迎え入れれば、取り返しのつかない事態になる、と私は主張した。しかし、現実は私が懸念した事態どころでは無かった。もはや、彼らの力を借りなければ事実上、大日本帝国の存続を守る事さえも、危うい状態まで来てしまった」


「山本長官は、その事態を予想していました」


 伊藤の話を聞きながら、井上がつぶやいた。


「ですが、山本長官が予想していたのは、自分たちに手を貸す未来人たちが、自分たちの敵になる可能性でした・・・」


「だが、ここまでになるとは、予想していなかった。私も、長官の懸念には耳を傾けたが、これ程の事態になるとは思ってもいなかった」


「長官も、アメリカ駐在経験がありましたから・・・これが、かつてのヨーロッパ人がアメリカ大陸に手を伸ばした時から始まるアメリカ大陸の歴史と、嘉永6年・・・後に、幕末の動乱を引き起こす火種にもなりました、黒船来航と同じであると、山本長官は、認識したのでしょう」


 井上は、そう告げた後、付け足した。


「長官も私に、こう告げました。3度の対外戦争に勝利し、自分たちを客観視する事を忘れていた日本人が、自分たちのレベルを理解する日が来た。私の力でそれができなかったのは、とても遺憾だが・・・日本人が気付く日が来たと・・・」


 井上から説明に、伊藤は納得したように、自分の意見を言った。


「皮肉な事だな・・・日本人は、戦国の世の教訓から同じ過ちを繰り返さないと、徳川幕府は、国家の安定に努めていたが、黒船来航から始まった戦国以来の動乱・・・そして明治が切り開らかれた。そして、二度と大日本帝国民に、外敵から侵略される恐怖を与えない、という信念の元で、陸海軍の強化を続けた。だが、結局、外からの圧力を受けて、政府や軍上層部は、気付かされた」


 伊藤の言葉を聞きながら、井上は水兵たちが持ってきた、冷めた緑茶を一口飲んだ。


「歴史は、繰り返す・・・ですか?」


「いや、そうでは無い。過ちの歴史が急速に加速し、混沌の時代が早く訪れるだろう・・・」


「・・・・・・」


 井上は、何も答えなかった。


 彼は、伊藤程では無いが、未来人の介入には、否定的な考えを持っている(もちろん、誰も、彼らを無条件で信頼する者はいないが・・・)。


 肯定か、否定か、の二択で言えば、否定的な方に分類されるだろう。





 井上成美との会談を終えた後、伊藤は、とある公園のベンチに腰掛けていた。


「失礼します。隣に腰掛けてもよろしいですか?」


 公園のベンチに腰掛けていた伊藤に、陸軍の制服を着た男が声をかけた。


「どうぞ」


 伊藤は、短く告げた。


「ありがとうございます」


 陸軍の制服を着た男は腰掛け、紙袋に手を入れて、ゴソゴソと、何かを取り出した。


「先ほど、近くの果物屋で購入した菴摩(マンゴ)()は、いかがですか?」


「いただきましょう」


 伊藤が答えると、陸軍の男は、食べやすいように切られた菴摩羅が入った紙パックを1つ手渡した。


 男も自分の分である紙パックを取り出し、角切りにされた菴摩羅を1つ、口に運ぶ。


「中々、うまいですな」


「日本共和区を経由して、南方から色々な果物を、輸入出来るようになりましたから」


 伊藤と男が、菴摩羅をまた1つ口に運びながら、言葉を交わす。


「新しい春が、訪れましたな」


「ええ、去年も新しい春を迎え、今年も新しい春を迎えました」


 伊藤に話しかけた陸軍高級士官は、帝国陸軍教育総監部副総監の牛島(うしじま)(みつる)中将である。


 史実では、1942年の段階では陸軍士官学校の校長であったが、教育者としての能力を生かすために、教育総監部の副総監に任命された。


 牛島は、太平洋戦争勃発1941年から1944年まで、陸軍の教育者として対アメリカ戦の研究を陸軍士官学校の教官、生徒たちと行っていた。


 史実の東南アジア方面での大本営陸海軍発表の際、軍民が戦勝気分で、万歳!万歳!と叫んでいた時も、彼は、大日本帝国陸海軍は、アメリカ軍を中心とする連合軍の、物量戦に対処できないと、分析していたとされている。


 結果は、彼の予想通りだった。


 アメリカ軍を中核とした連合軍は、大日本帝国陸海軍の戦線拡大が、限界点に達したところで、巧妙に攻勢に転じた。


 その結果、油や豊富な資源だけでは無く、将兵たちが戦うのに必要な、補給物資を各戦線や、大日本帝国本土に、満足に送る事ができなくなった。


 牛島自身も、未来人から与えられた資料で、自分の未来(すでに大きく変わったが)を知った。


 沖縄本島での連合軍上陸に備えて、構築した防衛陣地は連合軍が上陸した後、沖縄攻略作戦を修正しなければならない程の、強固な防衛陣地だった。


 1日で、1個歩兵連隊や、1個戦車中隊が壊滅したのも、一度や二度では無い。


 第32軍が計画した防衛戦、遊撃戦、夜戦、夜明け前の奇襲攻撃を続けていれば、沖縄戦は泥沼化し、連合軍は対日戦略の1つである沖縄攻略そのものを、見直さなければならなくなっただろう。


 だが、運命の女神は、アメリカ軍に味方をした。


 大本営は、沖縄での連合軍の損害が大きい事に、再び戦勝気分が湧き上がり、これまでの第32軍の作戦方針を、全面的に非難、特に海軍は、戦艦[大和]以下の第2艦隊や神風特別攻撃隊を投入したため、第32軍への作戦非難が強かったとされている。


 第2艦隊の菊水作戦決行が、第32軍司令官である牛島に大きな圧力となり、結果、第32軍の全兵力を結集し、総攻撃を実施した。


 総攻撃には沖縄地上戦が開始されてから、ずっと温存されていた1個師団が主力として投入されたが、連合軍海空からの援護下による地上部隊の防衛戦の前に壊滅した。


 牛島自身、自分の運命が記された記録を目にした時、完全に言葉を失った。


 それが、どのような心境か、誰にも理解できない。


 恐らく自分自身でも、理解するのは難しいだろう。





 伊藤と牛島の2人が、軍服姿で公園のベンチに腰掛け、菴摩羅を食べていると、牛島の足下に、蹴球(サッカー)に使われる球が、転がってきた。


「おや?」


 牛島が球を拾うと、10歳程度の少年が駆け寄って来た。


 少年は、軍服姿の牛島を見て、かなり緊張したように身体を強ばらせた。


「私の階級が、わかるのかい?」


「は、はい!」


 少年は、緊張しながらも、元気良く答えた。


「陸軍中将閣下と、海軍中将閣下ですね。死んだ父が、教えてくれました!」


「うん。元気なのは、いい事だが、そんなに緊張していたら、球を蹴られないだろう。試合を再開する前に、大きく深呼吸しなさい。さあ、大きく息を吸って、吐く」


 さすがに、教育畑の陸軍士官と言われるだけあって、緊張を解すのも、とてもうまい。


 少年は、牛島に言われた通り、息を吸って、吐いた。


「さあ、行ってきなさい。心を清潔に保てば、たいていの問題の解決策を練る事ができる。まずは、心を清潔にする事だ」


「はい!!」


 牛島の教諭に、少年は、元気良く返事をした。


 その返事は、先ほどのように緊張で、石のように固まった返事では無い。


 清潔な心から現れる、元気な返事だ。


 少年の後ろ姿を、伊藤は見送った。


「伊藤さん。この平和な日常は、彼らによって与えられました」


「そうです。我々だけであったら、帝国本土への、重爆撃機による、最初の戦略爆撃を完全に阻止する事は、できなかったでしょう。北海道、南東諸島への同時多発的上陸作戦と、本土防衛を3週間程度で終わらせられませんでした」


 牛島は、10歳以下の少年や、少女たちが蹴球をする光景を眺めながら、つぶやく。


「本土防衛戦後、陸海軍で彼らの介入に否定的だった士官のほとんどが、中央から各地に飛ばされ、現在の陸海軍中枢は、彼らの息がかかった高級士官や、上級士官が占めています。空軍は事実上、彼らによって創設された独立軍と言って良いでしょう」


「牛島閣下は、空軍の創設に、反対していらっしゃいましたね」


「ええ。自分たちで創設するのであれば未だしも、彼らの提案で創設、その教育訓練から作戦行動方針まで彼らが担当するのは、危険だと判断したからです。しかし、態勢には逆らえませんでした」


「と、申されますと?」


 伊藤が尋ねると、牛島は目を細めた。


「私も、教育副総監から統合軍省統合軍作戦本部統合作戦総長付陸軍本部長に、就任する事になりました」


「そうですか、それでしたら、同じ戦場でお会いできるかもしれませんね」


 伊藤は、苦笑した。


 史実では、顔を合わせる事は無かったが、同じ戦場で、ともにアメリカ軍の大部隊と戦った。


 この人事に何の意味があるのか、わからないが、この時代でも同じ事が発生した。


「私は、聯合艦隊水上打撃艦隊司令長官兼第1艦隊司令長官に就任する事になりました。明後日、呉軍港に停泊している戦艦[大和]に乗艦します」


「明後日は、呉軍港で忙しい時間を過ごしますね」





「やったぁ!!」


「僕たちの勝利だ!!」


 先ほど、公園広場で蹴球をしていた少年少女たちが、叫び声を上げる。


「どうやら、先ほどの少年の組が、勝ったようです」


 伊藤が、つぶやく。


「中将閣下さん!!」


 すると、先ほど蹴球の球を取りに来た少年が、元気良く牛島と伊藤の前へ、駆けて来た。


「陸軍中将閣下さんのおかげで、僕のチームが勝利する事ができました!」


「先ほどは、ご迷惑をかけて、申し訳ございません」


 少年の後を追って来た、動きやすい服装をした、20歳位の青年が頭を下げた。


「おや、君は?」


 伊藤は、青年の顔に見覚えがあった。


「確か、君は陛下が、お話ししていらした、陽炎団の(いと)()(せい)一郎(いちろう)巡査だったかな?」


「は、はい。そうです」


 糸瀬は、返事をした。


「君の事は、陸海軍の食事会で、陛下から伺っている」


 伊藤は、ベンチから立ち上がった。


「糸瀬君。陛下の御心に、明るい太陽を輝かせてくれたお礼だ。他の子供たちを呼んできないさい。私が、皆にアイスを奢ってあげよう」


「え?」


 糸瀬が、目を白黒させて、絶句していると・・・


「お言葉に、甘えさせてもらいなさい」


 糸瀬の後ろから、30代後半から40代前位の男が声をかけてきた。


「部長?」


 どうやら、糸瀬の上司らしい。


「糸瀬。子供たちを呼んできなさい」


「は、はい」


 糸瀬は、一目散に子供たちの元へ、駆けていく。


「お初に、お目にかかります。伊藤中将閣下、牛島中将閣下。私は陽炎団地域部所属の佐久間(さくま)新一(しんいち)巡査部長です。お心遣い、ありがとうございます」


 佐久間は、2人に頭を下げた。


「いや・・・それより、なぜ私たちが・・・」


 言いかけて、伊藤は、すぐ気が付いた。


 彼らなら、資料で自分たちの事を知っていてもおかしくないという事に。


「失礼と承知で言わせて頂ければ、貴方がたにお会いできて、お話しできる事に感動を覚えます」


「・・・・・・」


 佐久間の言葉が、本心である事は、表情から窺える。


 伊藤は、どうしても聞きたい事を聞く事にした。


「こちらも、失礼と承知で伺いたいのだが・・・君たちは、80年間戦争をせず、平和に過ごせていた時代から、危険な時代へやって来た。なぜこの時代へ、危険を冒してまで来たのかね?」


 佐久間は、うっすらと笑みを浮かべた。


「タロットカードを、ご存じですか?」


「西洋占いの、カードかね?」


 それと、何の関係があるのか。


 伊藤は、内心で首を捻った。


「知るためです」


「?」


「貴方のおっしゃるとおり、私たちは資料でしか戦争を知りません。私たちは、タロットカードの、一番最初のカードである、愚者なのです。何も知らず、ただ、ただ平和の中にいた。しかし、それは平和というものが、何であるのか理解していないという事です。貴方がたが、おびただしい血を流して築いてくれた平和を、次の世代、その次の世代に引き継ぐために、愚者は、学び続けなくてはならないのです。運命に逆らい、生を知り、死を知り、最後に世界を知るために・・・」


「・・・・・・」


「・・・それは、一体?」


 あまりに抽象的な佐久間の言葉に、伊藤は問い返そうとしたが、糸瀬に連れられて子供たちがやって来たので、聞く事が出来なかった。





「・・・愚者は、世界を知る・・・か・・・」


 呉軍港へ向かう途上、伊藤は、購入した1枚のカードを見詰めながら、つぶやいた。

 断章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますがご了承ください。

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