閑話、設定SS後編
後編です。お洒落なお酒を飲みながら読んでください。
後編は残りの三つです。
・種族について。
・魔石、魔道具について。
・システムと歴史について。
に、なります。
セラ「いよいよ種族の話ですね」
エリ「やっとしゃべれる。大雑把に行きますよ。この世界は大雑把に分けると人種、植物、魔物、微生物、精霊しかいません。ここでは人種の話だけします」
イェフ「植物も動いたり魔力で簡単に再生したり面白いし魔物も動物型とか植物型とか不定とか分かれている。特に覚えることはないが」
エリ「そこらもわりと掘り下げてはいるんですが。さて人種、人間は、人族を中心に人族から進化した種族と、妖精など精霊から進化した種族がいます。人族から進化したのが、天人、魔人、半機人などになります。精霊から進化したのがドワーフ、エルフ、小人になります。獣人族は人族が進化した物ですが精霊系と交わった場合もあり複雑です。機人は人工物です。生命と認めるべきか……」
セラ「機人は物です。全部潰す!」
カル「天人族って生息地が東大陸でも西の果てなのに滅多にアルテシア大陸で見ないよね」
エリ「ふう……。あの人たちは気ぐらいが高いのであまり他を知ろうとしないんです。現在では塔神と呼ばれている神に仕えていました。長く東大陸に混乱を巻き起こした種族です。逆に言えば出てくる天人は人懐っこい人が多いのですが。私にも友達がいますよ」
セラ「一種族ずつ掘り下げてたら大変だな。ドワーフは地の精霊の系列で、毒に強く体が重く頑丈で、水場は苦手だけど酒には強い。職人など、まあ穴で住むからか引きこもりが多い。一族の繋がりは強い。精霊系人族は魔力を肉体に転化しやすいため長命で、魔法の属性が偏りやすいという意味で魔法は器用ではない。弱くはない。ドワーフは信仰心が高く、職人以外だと僧侶が多いな。私とか」
イェフ「エルフは水と風に恩恵を受ける。植物の精霊の化身とも言われていてドリアード信仰などがある。不器用ではないが鍛冶など引きこもる仕事は好きじゃない。そのくせ民族意識が高く、私のように出歩くのは少ない。数が多く見えるのは寿命がドワーフより更に倍近く長いためだ。子供はあまりできないが子供嫌いではないので、弟子を取り魔法を教えるものも多いな。学校とかに行けば必ずいるはずだ」
セラ「うーん、長くなるので後は割愛!」
エリ「最後に一つ、ハイエルフとかにはほとんど寿命がないのは、ほとんど精霊に近いため。なので実は魔力だけで生きれたりします」
カル「精霊系人族はすごいね。次は魔石、魔道具か」
エリ「魔石は魔物を倒したら体内の魔力が結晶化して出ますけど採掘される場合もありますね。放っておくと魔力溜まりになるので魔物化したりダンジョン化します。魔物の魔石は魔物を倒した時に魔力が血管を通して心臓部上に収束し、凝固します。生物でも魔物の肉体は魔力が多いので魔物からは魔石が採れやすいですが、人種からも採れます。私ならかなり大きい魔石が採れるでしょうね。採らせませんけど」
セラ「あと、魔物を粉々にしたり消し炭にしても魔石が採れるのはシステムのサポートらしいです。私のインベントリ魔石だらけだわ。小魔石は消してる」
イェフ「魔石は魔道具に燃料としてセットできるが、魔道具によってセットできる大きさはだいたい決まっているし、同体積の魔石でも大きい方が出力が大きいため、小さいのをまとめて使おうとすると機械がでかくなって使いづらい。魔道具には火を着けたり水を出したりの現象魔法を起こすものが多いが、威力は一定で出力もそこそこなので魔法の方が使える。燃費悪いしな。魔法宝剣なんかも魔道具の一種だがそういうわけで使いづらい。魔法でミスリルやオリハルコンを強化した方がマシだ」
セラ「次はシステムの歴史」
エリ「私は歴史オタクなので知っています。歴史オタクなので」
セラ「そうですね。エリさんは永遠に十六才です! ファンです! 愛してまーす!!」
カル「はい、限界突破」
ごちん、と謎の音がした。セラフィーは停止した。
エリ「有り難うございます。五百年ほど前、正確には六百年ほど前ですが、神のシステムが異世界の神ととある人々によりハッキングを受け、この世界の人類や建造物が一定の形、一定の動きに固定されかける重大な事件が起こりました。その神が幾人かの人間を殺してこの世界に送り込み、ゲームとして良いように改竄しようとし始めたのです。それを阻止するために祖神は逆ハッキングを仕掛けようとします。その際に数万人の人の命を奪うのですが、その罪は全てが終わった後、システムの改変と輪廻返りによる実質的な神としての死により償われることになります。この世界の人々にしてみれば謎の人類NPC化を防ぎ、救うために罪を犯した神様です。なのでこの世界の人々には祖神様は好まれています。今でもこの頃の祖神様の旅立ちの安寧と無事を祈る宗教が愛されているのはこのためです」
セラ「さすが博識! 大好き!」
カル「事前に」
べしん。セラフィーは以下略。
エリ「ここでこの大陸の神々の戦いの話になります。空位になったこの星の神の座を、システムの管理権限を奪い合う、それがこの世界の神々の目的であり、各地での人同士の戦いの原因になっています。人口はあっという間に半減です。早く戦いには終わってほしいものですね」
セラ「有り難うございましたーっ!」
カル「これ、めちゃくちゃネタバレだな」
セラ「ごめんなさーい!」
イェフ「じゃあメタになってきたので終了だ。また会おう!」
エリ「有り難うございましたーっ!」
セラ「やったー!真似してもらったー!」
ごすん、ばきん。セラフィーが停止したので、また次話でお会いしましょう。ではここまで、設定SSショーでした。
セラフィーはエリさんオタクです。
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冒険者も異世界道具店も名曲ですよね。




