057【オーク殲滅作戦】
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少し短いため、3話連続投稿します(2話目)
なお、残酷シーンあり。
第一段階。見回りを倒す。
まずは、マナミが“隠遁”のローブとマスクで近付き、見回りに吹き矢を放つ。この吹き矢には、睡眠薬が塗布されている。
矢が刺さったら、少し待って、水球でオークの頭を覆う。
これで三体が倒れ、絶命。
第二段階。洞窟の入り口を塞ぐ。
オレが、ローブとマスクで、入り口に近付き、地面に結界の魔導具を置いて、起動する。
第三段階。広場のオークたちを無力化。
こちらもマナミが接近し、睡眠薬塗布した吹き矢を放つ。
全部に矢を放ったら、マナミがフードを下ろす。
第四段階。無力化したオークたちの絶命。
マナミが姿を現したのを確認して、オレも姿を現し、手のひらで首を切る真似をする。
それを合図に、全員で広場のオークを殺す。
オレは動けない。結界から出るわけにはいかないから。出たら入れなくなる。まぁ、その分、安全だけど。
第五段階。洞窟内のオークとの闘い。
広場のオークを殺したのを確認して、オレが洞窟内に睡眠薬を入れた煙玉を投げ入れ、待つ。
煙に巻かれて、飛び出そうとするオークたち。だが、結界で出ることができない。叫ぶオークたち。オレは耳穴に小指を突っ込んで耐える。
睡眠薬を入れたのは、襲われて捕まっている人もいる可能性があったからだ。
静かになったところで、結界を解除し、風魔法使いに煙を払ってもらい、ランドルフに中のオークたちを絶命させてもらう。念のために魔導ランタンと閃光玉を持っていってもらう。
閃光玉は、魔導具で魔導ランタンを改良したもの。中でジェネラルやキングなどが元気でいたら、目眩ましに使うように言ってある。目が眩んだところを斬ればいい。
ランドルフが出てきた。
「人はいなかった。討伐終了だ」
全員から勝ち鬨が上がった。
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