表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に勇者召喚されたけど、冒険者はじめました  作者: カーブミラー


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

43/648

043【薬の購入】

続きを読んでいただき、ありがとうございます。励みになります。


少し短いため、2話連続投稿します(1話目)

 先に商業ギルドでの用事をすませることに。

 そこは、王都よりもかなり小さい建物だった。まぁ、それだけ取引量が少ないのだろう。

 全員で中に入り、オレ以外は設置されているソファーに。

 オレはまず、口座への入金をすませる。金貨を二十枚、入金。驚かれたがスルー。

 次に受付窓口に。

「ようこそ、商業ギルドへ。ご要件を伺います」と受付嬢。

「行商をしているのですが、多少儲かりまして。荷も少なくなりましたので、仕入れしようかと思った次第です。何か村々で売れるものがあれば、と思っているのですが」

「なるほど。村々ですと、利幅は限られますが?」

「利益を得たいわけではないのです。実は私は王都から出たことがありませんでして。商売がてら世間を見てまわろうと」

「左様でしたか。では、薬がよろしいかと思います。村々では備蓄が少なく、あっても簡単には使いません。ですが、売るとしても数は売れるものではありません」

「金銭的な問題ですか?」

「はい」

「物々交換ならどうでしょうか?」

「物々交換、でございますか? 何と?」

「まぁ、その土地にあるもの、食料とか魔獣の素材とかですかね」

 受付嬢が笑顔になる。

「それでしたら確かに」

「できれば、そうしたものの相場価格がわかるリストはないものでしょうか? 王都とは違うでしょう?」

「はい。ずいぶんと違います。実費負担となりますがよろしいでしょうか?」

 写しを取るのだ。獣皮紙代も掛かるだろう。

 快諾。

 そのあと、いくつかの薬をセットにして、マジックバッグにワンセットずつ入れていく。

 そのようすに驚く受付嬢。

 お金を渡して、ランドルフとエイジとハルキにバッグを持たせて、ギルドを出る。

 路地裏に入って、バッグを収納。

「なぜマジックバッグに?」とランドルフが尋ねる。

「薬品は消費期限がある。それを少しでも長くしたい。入れたのは時間経過遅延機能付きのバッグだから。使わずにアイテムボックスの肥やしにするよりはいいと思ってな」

「どれだけあるんだ?」

「遅延機能付きは、あと五十くらいかな」

「機能のないヤツは?」

「二百ほど」

「すげぇな」


読んでいただき、ありがとうございます。面白ければ、ブックマーク、評価をお願いします。励みになりますので(汗)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ