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異世界テイマー生活!あ、僕が使われる側なのね  作者: しぇいく
第四章

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翼を貫く閃光

デスフェニックスは、ハルカの挑戦に応えるように再び怒りの鳴き声を上げた。

彼の巨大な体が空中で揺れ動き、翼を広げてさらに高く舞い上がる。


デスフェニックスの目は鋭く光り、ハルカを一瞬も見逃さない。

再び口を開き、燃え盛る炎を吐き出した。


その炎はまるで生き物のように動き、ハルカを取り囲む……まるで炎のレールだ。


そのレールに乗るようにデスフェニックスはそのまま勢いを増し、急降下してハルカに突進を始めた。


巨大な翼が空を切り裂き、まるで夜空全体が燃え上がるかのように光と熱が広がっていく。


「来たわね!」


勢いよく急降下してくるデスフェニックス。


「今の私は最高にハイッて奴よ!勇者の力を甘く見ないで!!」


ハルカは翼に最大魔力を込め、最大出力で真っ直ぐ垂直に一直線に速さを増し飛んでいき__


「ハァァァァァア!!!!おらぁ!!!」


急降下するデスフェニックスのこめかみに頭突きをかました。


急降下の勢いを緩めることをしなかったデスフェニックスにハルカの鋭い頭突きがこめかみに直撃する。


「ギャアアアル!?!?!?」


デスフェニックスの痛みの鳴き声が夜空に響き渡る。

その巨大な体が一瞬の衝撃で揺れ、飛行の軌道が狂う。


当然、ハルカの方にもダメージはある。


「いったぁぁぁあ!」


頭から血が流れる。

それだけだ……相手は近づくだけでも高温で焼かれる存在に頭突きをかましてそれだけ……


「でも!目を覚ますにはちょうどいい痛さよ!」


ハルカは空中でくるりと回り、体勢を戻した後、手にした剣を再び握り直す。


痛みを感じることで逆に集中力が増し、彼女の戦意はさらに高まった。

彼女の眼差しは鋭く、決して後退しないという強い意志が宿っている。



「私は勇者として真正面からアンタを倒す!」


そう言って剣を振りかぶるとハルカ周りに数千の魔法陣が展開された。


「これが私の最大最強の技よ!!くらいなさい!」


突撃!と言わんばかりに剣を相手に向けると火・水・雷・風の様々な多種多様な魔法が、一斉に彼の体に襲いかかる!


「ギャアアアアアア!!!」


デスフェニックスは再び痛みの鳴き声を上げた。


炎の嵐が彼の体を包み、水の槍が彼の翼を貫き、雷の閃光が彼の体を走り抜け、風の刃が彼の羽を切り裂く。


デスフェニックスは全力で防御しようとするが、あまりに多くの攻撃が一度に襲いかかるため、彼の再生能力が追いついている様子がない様に見える。


最後の一撃と判断したハルカは剣に魔力を込める。


すると、剣が光を放ち始めその光は止まること無く周囲を希望と勇気の光で染め上げる!


「これで最後よ!」



最後の技を放とうとした、その時だった__



「っ__!?」








ハルカの翼を神々しい閃光の矢が貫いた。









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