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異世界テイマー生活!あ、僕が使われる側なのね  作者: しぇいく
第四章

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新たな旅立ち


夜が訪れ、焚き火の周りでエスとハルカはリヴァーファングの解体を終え、その肉を焼いて食べることにした。

焚き火の炎が肉をじっくりと焼き上げ、香ばしい香りが漂う。


ハルカは目の前に焼かれる肉を見て、口元に少しよだれが垂れそうになるのを感じた。


「うぅ……美味しそう……」


エスは無言で肉を差し出す。

ハルカは感謝の気持ちを込めてそれを受け取り、大きく一口をかじった。

噛んだ瞬間、肉汁が口の中に広がり、その美味しさに驚きを隠せない。


「美味しい……!」


砂漠の生活で魚を口にすることがなかったハルカは、その味を噛みしめながら懐かしさと美味しさを感じていた。

ジューシーな肉汁が溢れ、口の中でとろけるような感覚に包まれる。


「この味、忘れてた……本当に美味しい……」


しかし、食べ終わってもまだお腹が鳴る。

エスはそれを見て、取っておいた魔物の干し肉を差し出す。


「まだ食べられるか?」


「ありがとう……助かるわ」


ハルカは干し肉を受け取り、これもまた美味しそうに食べる。

干し肉は少し硬いが、噛めば噛むほど味わい深く、彼女の満足度をさらに高めた。


「これも美味しい……エス、ありがとう」


お腹が満たされたところで、ハルカはふと疑問を抱いた。


「他の人は……?」


エスは少し間を置いて答える。


「この世界は魔族の世界だ。人間は希少生物で、他の街に行っても魔物扱いされる……もしも生きていても襲撃されるのが関の山だ」


ハルカはその言葉にショックを受けた。


「じゃあ、どうやって生き延びているの?」


「ここから東に数週間歩いて行くと、人間でも取引ができる街がある、俺はそこを利用しているが……」


ハルカはその言葉に希望を見出し、エスに頼み込んだ。


「お願い、私をその街に連れて行って」


エスはしばらく考えた後、しぶしぶ承諾した。


「…………解った、だがオレを見失っても俺は置いて行くぞ」


「それでいいわ、ありがとう、エス」


ハルカは感謝の気持ちを込めてエスに微笑んだ。


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