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ルナティック・ブレイン 【-特殊殺人対策捜査班-】  作者: 橋依 直宏
Consider 8 合わせ鏡のマグノリア
79/97

File:6 首を落とされた赤い獅子

 


 蕗二と竹輔は、現場に駆けていく。

 規制線きせいせんになっているアコーディオン型のゲートの向こう側、菊田の広い背が見えてきた。

 名前を呼ぶ前に菊田が振り返る。来たことを示すため手を上げれば、菊田が規制ゲート前に立つ制服の警察官に耳打ちする。警察官がこちらを一瞥いちべつしてからうなづくのを見届けた菊田は、顔を上げるとあご一軒いっけんの家を指し、なぜか背を向けて歩き出してしまった。

 周辺には野次馬が集まって来ている。捜査情報を漏らさないためだろうと納得し、野次馬をき分ける。蕗二たちが目の前に来るタイミングで警察官がゲートを操作し、ひと一人通り抜けられるだけの隙間を開けた。

 軽く会釈えしゃくして、蕗二、竹輔の順にゲートを通り抜けると、菊田の背は玄関にブルーシートが張られている一軒家に入っていった。

 竹輔のすぐ後ろでゲートが閉まる音と野次馬の不満そうな声を聞きながら、パトカーや鑑識車の脇を足早にすり抜ける。ふと竹輔が隣に並ぶと、ひたいにじむ汗をハンカチで押さえながら小さく呟いた。


「あそこって、周防耕作すおうこうさくの実家ですよね?」

「ああ、できれば違っててほしいがな」


 家の前に立ち止まり、横目で黒い表札を確認する。やはり周防すおうと白い文字で書かれていた。

 菊田が電話越しに言った、箱詰めのご遺体がまた透明標本であれば、周防による第4の事件が起きたことになる。透明標本であれば殺人が起きたのは少なくても1か月前だと推測できるが、場合によっては取り逃がしたことによって殺人が起きたことになるかもしれない。


 竹輔も同じことを考えているのか、ハンカチで汗をぬぐう顔色は良くない。

 活入かついれに竹輔の背中を強めにたたけば、ちらりとこっちを見上げた竹輔が同じように背中を叩き返してきた。お互い不安なのは同じだ。


 鑑識から使い捨てのビニール靴カバーと青いゴム手袋を受け取り、装着する。足元に敷かれている灰色のビニールで作られた歩行帯ほこうたいの上を大股で進む。

 あわただしい鑑識とすれ違いながら1階の奥へと突き進む。開け放たれた部屋に入ると、どうやらリビングダイニングらしい。左からキッチン、4人掛けのテーブルと椅子、テレビがある。その前を展開されたままのソファベッドが占領せんりょうしていた。周りには介護用の紙パンツや密閉式のゴミ箱、折りたたまれた状態の車いすが置いてあった。

 それなりに整えられた空間には鑑識が5人いる以外はいたって普通だ。腐敗臭や錆鉄さびてつの臭いもしない。

 キッチンとは反対、リビングの奥にたたみの部屋がある。その部屋の前に菊田の広い背中が見えた。

 隣に並ぶよりも先に、菊田は独り言にしてはやや大きな声で呟き始める。


「三輪警部補。君たちから連絡を受けた後、周防耕作の父親・周防ヤマネを訪ねてこの家に訪問した。インターホンを鳴らしても呼びかけに答えず、電話番号にかけても応答がなかった。捜査員が裏から回り込んで中を確認したところ、【これ】を見つけたため、ドアを破壊したのが1時間前だ。つい30分前に鑑識作業が終わったので、君たちにも声をかけた」


 視線を上げないままの菊田の隣に並び、その視線をたどる。

 足元に置かれているものを見て、鋭く息を飲んだ。


「これは……どういうことですか?」

「私に聞いてくれるな」


 重い溜息を吐いた菊田は首を振って眉間みけんをつまんだ。蕗二は深い眉間のしわをさらに深くして、もう一度足元に視線を戻す。

 畳の上に、透明な長方形の箱がある。

 中は何か透明な液体が満たされているように見える。

 その底に裸体らたいが沈んでいた。

 そう、周防のゴミに埋もれた部屋にあったものと状況は同じだ。

 いや正確にはまったくの別物だ。

 まず、裸体は美しく色付けされていなかった。

 あの部屋で見たご遺体は、透けた皮膚に骨格が赤く、軟骨は青く色付けされていた。

 しかし目の前で横たわるのは、ただの裸体だ。

 透明標本を見てしまっているため、ただの裸体と言う言葉を使わざるを得ないのだが、目の前のご遺体は着衣ちゃくいを一切身に着けていなかった。

 そして、決定的に違う部分があった。


 頭がない。


 首の真ん中から横に切断され、頭部が喪失していた。

 そのせいか、青白い体はどこか作り物に見える。

 箱のすぐわきかがみ、首の断面を観察する。

 人間を解体する際、ともかく手っ取り早く切り刻むため、のこぎりが使われることがほとんどだ。そのため断面はささくれていることが多い。しかし、このご遺体は鋭利な刃物で切断を進め、頸椎に差しかかった時点でのこぎりを使用したようだ。解体するだけなら断面など気にしないだろうが、このご遺体は体の破損を最小限に抑えられているように感じる。

 体に視線を向ける。さっと観察してみるが、何か手を加えたようには見えない。

 ここも相違点だ。今までの透明標本は腹が切り開かれ、内臓がごっそり取り除かれていた。

 このご遺体は、今までの透明標本にされた被害者たちとは違いが多すぎる。

 周防が起こした4件目の事件として数えるべきなのか、それとも全く違う事件なのか。

 菊田を見上げると、同じ考えなのだろう。蕗二が問う前に答えが返ってくる。


「東検視官は科警研かけいけんに出張中だ。連絡は入れだが、戻ってくるのにはもうしばらくかかるだろう」


 菊田はもどかしさを抑えようとしているのか、煙草を吸うような動作で唇に指を押しつけている。その仕草しぐさからもう一度箱の中に視線を戻す。

 性器を見る限り、性別は男だろう。歳は若くもないが、年老いているわけでもなさそうだ。30歳から40歳か。右足のすねから足のこうにかけて、やけどの跡があるが、かなり古い物のように見える。

 周防一家は4人家族だ。離婚した妻と、夫、双子の兄弟。祖父の件を考えると親類の可能性もあるが、2件目のように関係のない他人か。


「一体誰でしょうね」


 思わず呟いた蕗二に菊田はため息交じりに首を振った。


「さあな。とりあえず、ここで雁首がんくびそろえてながめてたって仕方がない。おーい、運ぶの手伝ってくれ」


 鑑識と私服姿の刑事がそれぞれ三人ずつ、菊田の掛け声に反応して近寄ってきた。男六人が箱を囲んだところで、竹輔が突然「ああッ!」と大声を上げた。

 箱を持ち上げようと中腰になった鑑識と刑事がびくりと体をはねねさせて何事かとこちらを見ている。

 竹輔が慌てた様子で液晶端末を耳に押し当てた状態で、ちょっと待ってほしいとあせったようにジェスチャーする。


「えーっと、その、中の液体がホルマリンの可能性があるそうです。密閉されているか確認後、こぼさないように慎重しんちょうに運んでくださいとの指示が入りました。素手は危険なので、必ず防護もしてくださいとのことです」


 誰からの指示だ? と戸惑った視線が竹輔に集まる中、菊田がわざとらしく声を張る。


あずま検視官か?」


 竹輔が助かったと言わんばかりに激しく頷いた。

 蕗二は胸をで下ろす。もちろん東検視官ではないだろう。病院で芳乃のそばに片岡と野村を待機させ、何かあれば竹輔に連絡するように伝えていた。こちらの状況は、竹輔のジャケットのえりにつけたバッチ型の小型カメラを介し、片岡が指輪型端末でこちらの状態を把握はあくしているはずだ。


「なんでホルマリンだって思うんだ?」


 菊田が問う。確かに、他のご遺体はグリセリンの中に入れられていた。今回もグリセリンの可能性だってあるはずだ。

 竹輔は答えを求めて端末に耳をそばだてている。


「えーっと、ですね。透明標本を作る最初の工程は、ホルマリンにつけて細胞を固定するところから始まるので、可能性は高いそうです」


 鑑識と刑事が納得したように頷き、体を防護するために箱から離れる。その後ろ姿がリビングから消えたところで、竹輔が端末の向こうに再び耳をかたむけた。


「え? はい、わかりました」


 何か指示されたのだろう、竹輔が箱に近づく。じっと何かを探すように箱の中を見つめ、あっという声とともに勢いよく顔を上げた。


「蕗二さん!」


 竹輔がかすようにご遺体の足元を指差した。


「かなり薄いですが、足に死斑しはんが見えるそうです」

「死斑?」


 目を凝らし、ご遺体の足元を観察する。

 満たされた液体によって屈折くっせつしているのか、言われなければ分からなかったが、ご遺体の膝から下にかけて、ごくうっすらとピンクのまだら模様もようが浮かんでいる。

 死斑は死後、体を循環していた血液が動かなくなることで体の表面に現れるあざのようなものだ。個人差はあるが約30分後から斑点状はんてんじょうに浮き上がり、時間とともに広がり、約8時間から10時間経つと一部組織下へ浸透、15時間が経過すると完全に皮下組織に固定される。死斑は重力に従い、体の下側に現れるため仰向けなら背中、うつ伏せなら腹側に現れる。これによって殺害後に体がどの方向を向いていたのか判断材料のひとつになる。

 蕗二は畳に手をついて背中側を覗き込む。ご遺体が沈んでいるため目視もくしに限界はあるが、死斑は背中にはっきりと現れているように見える。

 しかし足にも薄くまばらな死斑が浮き上がっていると言う事は、足から背中への死斑の移動があった。つまり、ご遺体は8時間ほど体が立った状態だったことを示す。


「死斑から想定して、犯人は被害者の首を吊ってしばらく放置した後、首を切り落としてホルマリンで保管したって事か?」


 竹輔が深く頷くのを確認し、蕗二は腕を胸の組んで低くうなる。

 もし、首を切り落とした理由が、血液を抜く目的だったとしたら、死んだ直後に風呂場に移動し、首を切り落としているはずだ。それなら死斑が足に浮かぶことはない。

 ではなぜ、犯人はわざわざ首を吊り上げてしばらく放置していた? その理由はなんだ?

 深く考えこもうとする思考をさえぎるように、化学防護の白いつなぎ服に青いゴム手袋、透明な防護ゴーグルと口の正面に吸収缶きゅうしゅうかんという丸いフィルターが付いた防毒マスクを装着した鑑識と刑事が入ってきた。


「危ないので離れてください」


 くぐもったマスク越しにうながされ、蕗二と竹輔、菊田はリビングの端まで退避たいひする。

 白い服の隙間越しに観察していると、防護服の鑑識のひとりが箱をくまなく触り、透明な箱を確認する。人差し指と親指をくっつけてOKのマークを出し、改めて6人が箱の周りを囲み、掛け声とともに箱を持ち上げた。お互いに掛け声を出しながら慎重に外へと運び出していく。

 緊張がにじんでいる男たちの背を見送り、無事玄関を通り抜けたところでわざとらしい咳払いが聞こえた。


「さて、蕗二くん。君たちの方でどこまで進展があったか共有させてもらえるかな?」

「はい、もちろん。しかし先に戻りたい場所があるので、あとで電話します」


 菊田の返事を待たず、現場を後にする。

 足カバーと手袋を手早く外し、撤収作業をする鑑識の間をって、規制線を抜ける。

 近くのコインパーキングに止めてあった車に乗り込もうとドアを開けるが、強引に閉められた。


「戻るって、そんなに急ぐのか? どこに行く?」


 急いで追いかけてきたのか、荒い息のまま菊田が詰め寄ってくる。

 芳乃のことが気がかりで報告は後でも構わないかとたかくくっていたが、かえって不安にさせてしまったようだ。自動車のドアノブから手を離し、しっかりと向き合う。


「病院です」

「病院、だと? またお前は……どこを怪我した!?」


 ジャケットのえりつかまれ、慌てて違う違うと手を振るが、疑いの眼は向けられたままだ。


「俺じゃなくて、芳乃ほうのが倒れてしまって……」

「芳乃……あの高校生の子か?」

「はい」

「なんだ、それなら急ごう」


 そう言って菊田は勝手に後部座席へ乗り込んだ。慌てて運転席に乗り込み振り返ると、菊田はすっかり腰を落ち着かせている。


「え、き、菊田さん! 帳場ちょうばはどうするんですか!?」

「私はほとんど座ってるだけだ。あの首なしのご遺体の身元が判明はんめいするまでは構わんだろう」


 確かに、移動しながら状況を説明すれば時間短縮になる。

 気を取り直し、ナビの履歴から病院を選択する。スタートボタンに触れれば、自動車は滑らかに動き出した。細い住宅地を抜け、大通りに入ったところで話を切り出す。


「菊田さん、ひとつ先に謝ります」

「なんだ?」

「被疑者の周防耕作と遭遇そうぐうし、取り逃がしました」


 菊田が前のめりになる気配がする。


「詳しく」

片岡かたおか藤哉(ふじや)のハッキングで、周防耕作の≪ブルーマーク≫を追尾ついび。としまえん跡記念公園にて囲い込みに成功しましたが、私の不手際によりメンバーである芳乃蓮の意識喪失、同時に周防耕作が逃走。坂下巡査部長が追尾しましたが、芳乃救護を優先し、私が撤退指示を出しました」

「いえ、ひとつ訂正ていせいさせてください。三輪警部補からの撤退指示よりも先に、私は目標を見失っておりました」


 緊張感が高まった車内を打ち消すように、菊田が大きなため息を吐いた。


「待て待て、二人とも。ここは帳場じゃないんだ。君たちと話している間くらいはピリピリしたくない。責任の所在しょざいはどうでもいいから、君たち5人に何があったのかちゃんと詳細を聞かせてくれ」


 フロントミラーで後部座席をうかがえば、菊田は威厳いげん正しく止めていたジャケットの前を開け放ち、休日の父親のようなふてぶてしさで後部座席にふんぞり返っている。

 普通の部下ならあまりの態度に軽蔑けいべつするかもしれないが、まず普通の部下の前ではこんな姿を見せることもないだろう。身をていしてリラックスしろと訴える菊田のいきはからいを無下むげにするわけにもいかない。蕗二は強張こわばった体をくように深呼吸を繰り返し、座り直す。


「すみません、つい。芳乃は周防を直接視たせいで、迷走神経反射を起こして失神してしまいました。医師によると脳などに異常はないとのことで、今は病院で安静にしていますが、まだ意識が戻っていないので……」

「心配で早く戻りたかったと言うわけだな?」

「はい」


 そうかとかすれた声で呟いた菊田は姿勢を戻す。


「君からの反省報告と保護者への正式な謝罪については、また後日話すとして。我々も周防耕作の≪ブルーマーク≫を追っていたが、途中で見失った。この地域は≪リーダーシステム≫が極端に少ないから、すり抜けは簡単だろう。まったく、厄介な地区だ」


 溜息交じりの菊田に同意してうなづく。

 今まで≪リーダーシステム≫をかいくぐる犯人はいたが、土地勘があったとしても不意に現れて不意に消えた周防耕作を見つけるのは極めて困難だろう。防犯カメラも台数が少なく、当てにできない。

 逃走にバイクを使っているようだから、せめてNシステムに引っかかればいいが。

 手の中で揺れているハンドルを見つめていると、隣の席で竹輔が大きく息をついた。


「しかし、周防耕作は一体何を考えているんでしょうかね? 透明標本にして飾ったかと思ったら、隠してみたり、今度は違う方法にしたり……そもそも、いくら綺麗だとしても、人を殺して加工するなんて正気じゃありませんよ」


 語尾ごびを強め、怒りを隠せない竹輔に相槌あいづちを打ちながら、蕗二はもう一度状況整理をする。

 最初の事件は10年前の2032年12月。足立区の廃倉庫で一人目の被害者・周防ハツカが透明標本の状態で発見された。死因は不明。≪ブルーマーク≫であった周防耕作が重要参考人として上がったが、アリバイがあり、家から薬品などの証拠が何も見つからなかったことから捜査は暗礁あんしょうに乗り上げ、迷宮入りした。

 その3年後の2035年5月。足立区の公園で二人目の被害者・花園スミレが同じく透明標本の状態で発見された。同じく周防耕作が被疑者に上がっていたが、こちらもまた同じ理由で捜査が打ち切られた。

 そして現在、2042年10月。三人目の被害者が発見され、しかも今四人目も発見された。


 ひとつめの違和感はここだ。

 殺人の周期が、10年前、7年前、そして今と間隔かんかくが開きすぎている。

 連続殺人の場合、ある程度の周期や規則性がある。例えば仕事帰りの犯行であったり、逆に朝の出勤だったり、曜日で決まっていたりすることも多い。

 周防耕作の≪ブルーマーク≫判定で、自己顕示欲が強く、目立ちたがりであると診断されている。

 彼の衝動性がどこまで激しいかは分からないが、それにしたって3年と7年は開きすぎている。

 たとえば仮に刑務所にぶち込まれていたのだったら分からなくもないが、その履歴りれきはもちろんない。


 ふたつめの違和感。

 自己顕示欲から、公園と言う不特定多数が目にする公園に放置した2件目の事件。

 それ以外はすべてひっそりと隠すように置かれていた。

 自己顕示欲とは真逆の行動。1件目はデモンストレーションだとあずまは予測していたが、ひとつ引っかかるのはその完成度だ。

 野村(いわ)く、1件目は手本のように出来が良く、2件目は薬品が足りなかったのか雑で、3件目は完璧だったと言う。

 もし人に何か見せるのなら、なるべく出来が良いものを見せたがるものではないのだろうか。

 褒められたい、認められたい、尊敬されたい。そんな感情があるはずなのに、結果逆なことをしている。


 そして4件目のご遺体は、何もかもが違っている。

 ホルマリンに漬けているから、透明標本にするつもりだったとしても、なぜ急に手順を変えたのか。

 内臓を取らずに、首を切り落としたその意味はなんだ?

 ミラーハウスで嘲笑あざわうようにを描いた周防の目を思い出す。

 あせっても仕方ない。そう自らに言い聞かせ、目的地到着を知らせるナビの電子音を聞きながら、溜息を落とした。







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