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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第六章 精霊界の世界樹と雨宮家の旅行

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97話 来て欲しいのですが···駄目ですか?

連休最終日です

連休4日目·日曜日


朝、目が覚めると枕元に『小さな世界樹』がいた。


「おはようございます。あの···いきなりなのですが···精霊界に来て欲しいのですが···駄目ですか?」


「···おはよう。理由を聞いても?」


何で枕元にいるのか疑問ではあるが、何やら深刻そうなので話を聞く事にする。


「実は···精霊王がいない為、私の霊力が不安定になり始めまして···。このままだと『聖域』が消えてしまって、精霊達が生活出来なくなってしまうのです···。」


結構緊急事態だった


「僕が行って何をすればいいのかな?そのまま永住とか無理だよ?」


「いえ、私の本体に霊力を注いで下されば、大丈夫です。昨日は貴方がどういう人物なのか判らなかったので···」


「なるほどね。確かにその行動は正解かもしれないけど、もう少し違うやり方があったでしょ?うちの世界樹は元々おかしいのに、『志希さん酷いです。』···更におかしくなったら、手がつけられなくなっちゃうよ?」


『無視!?ねぇ!?無視ですか!?私はそんなにおかしくないですよね!?』


「···確かに変わった世界樹ですが···すみませんでした。配慮が足りませんでした。」


『おいこら!!ちょっと力が上だからっていい気になるなよ!!うちのご主人様はキレると怖いんだぞ!!私が泣きつけば貴方なんて消滅させられるんですからね!!』


「···ちょっと黙ろうか?」


『はい!!黙ります!!私はおとなしい世界樹です!!』


朝からうるさい世界樹を笑顔で威圧して黙らせる


「うちの世界樹(バ カ)が失礼。では、着替えが終わったら向かうよ。」


「はい!!よろしくお願いします!!」


小さな世界樹は震えて返事をする


おかしいな?変な事はして無いのに···


布団から出て身支度を整え、小さな世界樹に案内を頼む


「では、こちらのゲートをお通り下さい。」


目の前のゲートを通ってみると、あたり一面に花が咲いていて、精霊達が無数に飛んでいた···


「志希様。後ろに世界樹の本体がありますので、すみませんが、霊力を注いでいただけませんか?」


「うん。ところで···霊力ってどうやって扱うの?魔力なら分かるんだけど···」


肝心の霊力については何も知らない志希は、世界樹に聞いてみる


「簡単に説明しますと『魔力は精神力』『霊力は生命力』です。『志希様の生命力は魔力を変換して常時補充している』ので、私に注入しても減りません。『常時変換されている分でフルチャージ可能』です。」


「やり方は私に触れていただければ、『魔力変換』『霊力変換』の感覚を伝えます」


「それを真似していただき、変換された霊力を送り出して下さい。」


言われた通りに世界樹に触れると、全身の魔力が徐々に霊力へと変換されていくのが感じられる。


「なるほど···これが霊力か···。でも、変換速度が遅いな···少し速度を速くして···触れてる手から送り出す···と、こうかな?」


意識を集中して魔力を霊力に変換して世界樹に送り出す···


「待って!?そんなに大量に送られても溢れちゃいます!!」


世界樹が慌てて止めるが、かなりの量が送られていた為、世界樹が大きくなり、大量の実が出来ていた。





次回『精霊王はまだ行方不明』

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