95話 いつ行きますか?
精霊界の世界樹とのお話しは終わりました。
「話は終わりましたか?私は会話に参加していないので、内容はわかりませんが、1つのデータが入ってます。」
「元に戻ったか···。何でも『精霊界の世界樹』に『テスト』されてね···。『合格』したから『精霊界に招待する』ってさ」
簡単に説明すると、世界樹が納得した様だ。
「そうですか···。それで、いつ精霊界に行きますか?」
「えっ?行かないよ?何で行かなきゃならないの?特に用もないし、前に聞いた話だと危なそうだもん。」
「ですよねー。志希さんが行くわけ無いですよねー。」
そう言って互いに笑い合う
「···で?本当はいつ行くんです?」
「だから、行かないよ?それよりもそろそろお昼ご飯の用意しないとね···。何が良いかな···」
そう言って、志希は昼ご飯を作る為に台所へと向かってしまった。
「あれは···本気で行かない気ですね···。あちらの世界樹はいつまで待っているか···。」
「下手をしたら『強制転移』で『志希さんを連れて行く』くらいはして来るかも···。まぁ、その前に1つ準備しておきますか···」
お昼ご飯を作り終え、テーブルに並べて皆を呼ぶ
「皆~ご飯出来たよ~?」
『は~い。』
白達が転移でテーブルの上に座る
「それじゃあ、いただきます。」
『いただきます。』
皆で御飯を食べ始めると、世界樹がホログラムでお願いをして来た
『志希さん。後でお話があります。お昼が済みましたら、温泉まで来て下さい』
「ん。りょーかい。あっ!白はご飯お代わり?黒も?はいはい。今持って来るから、焦らないで」
世界樹に返事をしてご飯のお代わりを取りに行く志希···
もうすっかりお母さんである。
「この光景を護るために···私も覚悟を決めますよ···」
世界樹はそう呟いて、皆の食事風景を眺めていた···。
次回『もう1つの世界樹···』




