表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第五章 魔法で色々しよう

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

87/545

87話 犬と志希の過去

犬を紹介してもらおう

雨宮家で働く人達が、いつの間にか集まっていた。


大人数による土下座は自分にもダメージがある事を知ったよ···


「はぁ······。理解してくれたならもういいです。皆さん立って下さい。なんか自分が悪者みたいで気分悪くなりそうですよ···」


そう言って皆に土下座をやめさせる。


そして、鞄から化粧水を全部出して誠さんに渡す。


「はい。今はこれしかありませんが、これから家に取りに行って来ます。とりあえずは、これを『まだ受け取っていない人』に渡して下さい。誰に渡すのかはお任せします。」


「ありがとう。本当にすまない···しかし、全員分あるのかね?この家には100人いるんだが···」


「平気ですよ。その事について相談をしたら、頻繁に送られて来まして···『データはいくら有ってもいい』とか言ってましたから。なので、なるべく詳しい感想をよろしくお願いしますね?あっ、何かに書いて後日まとめて渡して下さい。流石に100人に話を聞いていくのは無理なんで···」


「それはこちらも理解しているよ。後日まとめて静に渡しておくよ。静もそれでいいね?」


「はい。では、次週の木曜日くらいにお渡しします。」


感想の受け取り方法を決めたので、凛に車を出してもらい、家に戻る事にした。


車で移動中に念話で世界樹と白達にお願いして、荷物を用意してもらい、到着して直ぐに荷物を車に積み込み、再び雨宮家へ移動する。


(のんびり散歩する筈が···なんでこんなに忙しくなるのかな?)




雨宮家に到着後、誠さんの指示で無事全員に化粧水が行き渡り、今回の事件は無事?終息した。


「お疲れさまでした。本当に申し訳ありませんでした。」


雨宮さん達が頭を下げる


「もう終わった事ですから、謝罪はいいですよ···。それで、僕はもう帰っても良いですか?」


「はい。この後何か予定があるのでしたら、車でお送りします。···もし、予定が無ければ家の『犬』と遊んでいきませんか?時間的に中庭で遊んでいるので、紹介したいです。」


雨宮さんが犬を紹介したいと言ってきた。


話を聞くとゴールデンレトリバーが2頭いるらしく、どちらも人懐こい性格らしい


「疲れている時に一緒にいると癒される」とも言っているので、是非とも会ってみたい。


「初対面だけど、大丈夫ですかね?昔、親戚の犬に『遠くから走って来られて、襲われたんです』けど···」


志希はそう話すが、実際は少し違う




子供の頃、父の実家に帰省した時、父と志希は親戚の家に挨拶回りをしていた


親戚の家の近くで父の姿を見つけた大型犬が走って来て、それを見た志希は怖くなり、父の足にしがみついた。


父は大型犬を受け止め、相手をしていたが、大型犬は志希にもじゃれつき、押し倒された志希は、延々と顔をなめ回されたのだった···




「大丈夫ですよ。家の子は大人しくて、人に危害を加えません。近づくのもゆっくり歩いて来ますから、安心して下さい」


そう話をしながら中庭を案内してくれる雨宮さんのあとを歩く


中庭の真ん中辺りに来ると、2頭のゴールデンレトリバーがメイドさんと、一緒に歩いていた。


「確かに大人しそうですね···。これなら大丈···ん?なんか2頭ともこっちに走って来てませんか?」


よく見ると2頭のゴールデンレトリバーが、尻尾を振りながらこちらへ向かってくるのがわかる···


「メイドさんの停止命令も聞かずに、こちらに走って来ていますよね?···どうしたんだろう?」


「おかしいですね···。いつもならあんな風に走って来ないのに···」


隣で雨宮さんも不思議に思ったらしい


そんな事を言っている間にも、2頭のゴールデンレトリバーはどんどん近づいて来る


そして···志希はあの日の事を思い出し···全てを諦めた。


2頭のゴールデンレトリバーは真っ直ぐ2人のもとに走って来ると、その巨体で志希を押し倒し、志希の顔をなめ回す···


ワフワフ···ベロベロ···ベロベロ···


幸い、地面は芝生で怪我等はなかったが、恐怖で硬直した志希は雨宮さん達に救助されるまで、動く事が出来なかった···




2頭のゴールデンレトリバーの気持ち


(何か素敵な人がいる!!遊んでもらおう!!)


(いい匂い!!遊んで!!遊んで!!)



次回『2頭とも離れないのだが···』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ