71話 僕は何もしてません!!
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新人さんが入りました。
月曜日
今日はスーパーのバイトだ
新しい人が入るので、少し緊張している
朝のミーティングで2人の紹介があり、さらに追加報告で、木金に1人入る事を伝えられる。
木金は僕の抜けた補充要員で、男性の人で『神楽坂』さんというらしい
忍野さんと水守さんはスーパー勤務経験者で、研修は短時間で済んだ。
そして今は、店長·忍野さん·水守さん·僕の4人で休憩スペースで談笑している
「あの···失礼な事とは思いますが···初めて見た時から気になっていたのですが、聞いても良いですか?」
忍野さんが僕を見て聞いてきた
「はい。僕が答えられる事なら大丈夫ですよ?」
何か気になる事があるなら、早期解決するのがいい
「では、失礼して···加田瀬さんの髪と肌が綺麗なのは、何かしているのですか?」
仕事の事では無かった···。
まぁ、仕事関係なら店長に聞くだろうけど···髪と肌?特に何もしてませんが?変ですか?
「えっと···何か変ですか?寝癖とかは直してあるはずですが···」
髪を撫でながら忍野さんに聞く
「いえ、そうではなくて、とても綺麗なので、何か『特別な事』をしているのかな?と思いまして」
忍野の言葉に水守さんも頷き、続けてくる
「肌も綺麗ですよね···。体質もあるかもしれませんが、ここまで綺麗なのは見た事ないです。何か特別な化粧水とか使ってませんか?」
どうやら水守さんは僕に聞くのを躊躇っていた様で、忍野さんが代理で聞いたようだ。
「う~ん···そんな事を言われたのは初めてなので···。僕は何もしてませんよ···店長はどう思います?」
「そうだねぇ···確かに綺麗になっているよ?本当に何もしてないの?いつもと違う洗顔をしたとか、シャンプーを変えたとか?」
店長も2人に同意見のようだ
「思い当たる事···(シャンプーは変えてない···昨日は白達の作った温泉に···温泉···あ~···でも、これは言えないな···)···ありませんね···」
原因が解ったが、言える事ではないのでシラを切る事にする
「本当に?加田瀬君は何かを隠している時の行動はよく知っているから、正直に話した方が楽になる時もあるわよ?」
店長の言葉に水守さんは頷き、忍野さんは「諦めて下さい」と目で語り、店長が段々オネェさんぽくなってきた···
これはかなり危険な事だが、事実を言う事は出来ない
「僕は何もしてません!!何でそんなに聞きたがるんです?今でも充分でしょ?」
この時の僕は知らなかった···
『女性の美への執着』と言うか···
『執念』と言うか···
言葉に出来ない『何か』を···
店長達が静かになった。
そして店長が僕の両肩を掴み、凄い形相で言う
「美容を甘くみないで···女の子は誰でも美への憧れを忘れない···。美しくなる為なら何でもするのよ!!さぁ!!何をした!!答えなさい!!」
両肩がミシミシ音をたてて掴まれている状態で、激しく揺さぶられる!!
「おおおち落ち着いぃ···これじゃはなはなしもも···2人共助けけけ···」
2人に助けを求めるが、忍野さんはそっぽを向き、水守さんからは店長と同じ雰囲気を感じる···
「さぁ言え!!言いなさい!!お金で買えるならいくらでも出すわよ!!さぁさぁさぁ!!」
「はなはなしももななにももこここれれじゃぁ···ぁ···」
そして僕は···激しく揺さぶられ続けて···気を失った。
次回『薄めれば良いんですよ。』




