70話 お米には困らないな···
お米を作ろう
日曜日
朝から雨が降っている。
洗濯物を別世界で干して置く
別世界は天候も自由なので、いつでも洗濯物を干せるのが便利だ
魔法で洗浄すれば洗濯機要らずなのだが、さすがにそこまで横着はしたくない
本当は聖域に入った瞬間に綺麗になるのだが、気分的に洗濯機を回している
洗濯が終わったので、今日は別世界で農業をしようと考えていた
簡単にいえば、米栽培がしたい
現在米の消費が早く、何とかならないか?と世界樹に相談したところ
『別世界に米栽培すればいいのでは?私に生米をインストールして、実を琥珀に渡し、別世界で増やせば解決します』
生米から実ができるのか···
まぁ、試しに生米を世界樹にインストールしたら、枝から実ができる
形は俵で、中には種籾が詰まってた···
琥珀はそれを収穫して別世界に移動し、地面に種籾をまき始めた
そして雫と風華が雨を降らして地面を濡らす···
数秒後···立派な俵畑?が出来ていた
『稲穂』でなくて『俵』だ
しかも1粒が『60㎏』ではなく『120㎏』のでかい大俵になっている
試しに俵の中身を見ると、種籾が詰まっている
世界樹曰く、あとは精米すれば良いらしい
「精米機なんてないぞ?」と言うと、白達が魔法で精米してくれた
種籾は10俵程残して、残りは全部精米してもらい、俵に詰め直す
「とりあえず···これでお米には困らないな···。味は変わらないのがわかってるけど、後で試しに炊いてみよう···」
とりあえず10俵程格納庫に入れて置く
残りの精米済みの俵は保管庫に入れて置く
もう一生分は出来ていそうだが···何があるかわからないので、琥珀達にもう一度種籾を育成してもらい、大俵畑?を作ってもらった
放置しても大丈夫なので、そのまま置いて置く
これでお米は安心だ。
お昼にお米を炊いてみたいところ、普段のお米より美味しかったので、白達が大量に食べていく···
これは···月一程度で米栽培しないと駄目かもしれないな···
そう思いつつ新たにお米を炊く志希は、午後は温泉で過ごして、明日からの仕事の英気を養った
次の日···あんな事が起こるとは、今の志希には想像すら出来なかった···
次回『僕は何もしてません!!』




