53話 うん。わからないや···
朝から検証中
水曜日6:00
朝から台所に立ち、昨日の雨宮社長の話を、朝から検証していた
卵を茹でて、茹で上がったら冷水で冷やす。
殻を剥いて、粗微塵にしてマヨと胡椒で混ぜる
パンに挟んで皿で挟んで重しにして暫く置く
パンは違うけど、話によると『たまごが違った』らしいので、今回は違うパンで作った。
用意した卵は以下の通りだ
·24時間営業のスーパーの卵
·スーパーヒラヤマの卵
·近くのスーパーの卵
同じ銘柄と同じパックを買って、別々に茹でて、たまごサンドを作って食べる···
しかし、違いがわからない···
たまごサンドを作って食べても同じだったので、「ゆで卵の状態なら違うのか?」と思い、余ったゆで卵に塩を振って食べてみた···
「うん。わからないや···」
結局違いがわからなかった···。
ちなみに大量のたまごサンドは白達が全部食べたよ
世界樹は卵を吸収して卵を枝に作ってた···
皮が殻のようにかたく、割ると卵白と卵黄の卵だった
たまに使わせてもらおう···
試しに世界樹の卵で作った『たまごサンド』は絶品だった
結局、試してもわからないので、世界樹に聴いてみた
「···という事があってね。何でだろう?」
「それは『志希さんの魔力のせい』ですね。」
ん?今『魔力』って、言った?
「おそらく『志希さんの魔力によって、料理が美味しくなった』のだと思います。」
「魔力で?何それ?」
「正確には『魔力によって料理の質が上がった』ですね。大抵の料理なら、手抜きしても味は数倍良くなりますよ。それこそ『醤油かけただけのたまごかけご飯』とかでもです。」
えぇ···じゃあ僕自身の腕が上がったんじゃなくて、『魔力』のおかげなのか···
「でも、それだと『何でさっき作ったたまごサンドとかは味が変わらなかった』の?魔力で美味しくなるんでしょ?」
「それは『志希さんの魔力』は『志希さんに影響ありません』からね」
「自分が自身の魔力に影響受けたら大変ですよ?常にピリピリ刺激受けて生活する様なものです。」
そっちの気がある人なら喜び(悦び)そうだな···
世界樹の説明に納得したが、これからどうしよう···
「何も気にする事はありませんよ?慣れれば自由に使い分け出来ますから。今回の事で新たに認識したので、あとは自由に使える様に練習あるのみです。魔法も何でも練習ですよ」
「そうだね。ちょっと練習して来るよ」
世界樹の言う通りだと納得し、別世界で魔法の練習を始める志希であった
次回『新たな扉が開かれた』




