49話 良かった。今回は塩味だ···
第四章開始です
お昼のお弁当買いに行こう
月曜日11:10
お昼のお弁当を買いにお兄さんの弁当屋へ
「おはようございます。今日は何がありますか?」
いつもの挨拶をして弁当を見る···
「おはよう。今日は『鶏の唐揚げ』『塩野菜炒め』『鮪の兜焼き』の3種類だ。おすすめは『鶏の唐揚げ』だな」
お兄さんが『鶏の唐揚げ』をおすすめするが、それよりも気になる言葉が···
『鮪の兜焼き』
あのでかい鮪の兜焼き?
並べてある弁当を見ると、1区画だけ異様な物がある
魚肉を小さく切って盛られている···
しかも、隣には目玉らしき物···(いや、目玉だわ···あれ···)
弁当が置かれている机の端に『解体された鮪の兜焼き』がおいてあった。
そうかぁ···今回の『謎弁当』は兜焼きかぁ···
毎回思うが、今回もかなりの謎だね···
どんな仕入れしてるのか、気になるよ···
それに、なんかお兄さん『日焼け』してないか?
前はそんなに黒くなかった様な···
それに前回は別件でいなかった···
前回いなかったお兄さん···
目の前には日焼けしたお兄さん···
今回の『謎弁当』の『鮪の兜焼き』···
···うん。考えるのはよそう。
知らなくて良い事ってあるよね?
「···鶏の唐揚げの普通セットでお願いします。···あの···兜焼きっていくらです?」
「おっ?興味あるかい?なら、サービス価格でミニを付けてあげよう。全部で800円だ。どうする?」
「買います。はい800円」
「毎度!!また来てな~」
弁当をロッカーに置いて仕事に戻る
鮪の兜焼き···味が気になるなぁ···
お昼休憩になりました!!
早速弁当を持って休憩スペースに行く
今日は遅めなので他の人はいない
白達が転移して来て、皆でお昼ご飯だ。
鶏の唐揚げと鮪の兜焼きの蓋を取る
鮪の兜焼きから焼き魚の臭いが···結構するな···換気しよ···
換気扇を動かして席に戻る
では、手を合わせて『『『いただきます!!』』』
まずは唐揚げを食べる
「良かった。今回は塩味だ···」
お兄さんの弁当屋の鶏の唐揚げは毎回味が違うのだ
味の種類はこれだ
『醤油·塩·にんにく醤油·カレー·生姜焼き·DXにんにくSP』
王道から変わり種までの完全ランダムで、お兄さんも教えてくれないので、買う時はもう1品おかずを買わなければならない。
『DXにんにくSPを引いた日』は『お持ち帰り確定』の上、他のおかずを買わないと『ご飯のみ』になるからだ
臭いを嗅げば『強めのにんにく臭はする』ので、判別はできる。
過去に1度SPを引いた人がいて、休憩スペースで食べた結果···
あまりのにんにく臭に『休憩スペースが汚染』
店内にも被害が及ぶのを阻止する手段として、購入者は『退勤を言い渡されて、即刻帰らされた。』
その後緊急会議が開かれ、協議した結果
『鶏の唐揚げの購入は許可するが、SPを引いた場合は、食べずに持ち帰る事。違反者は即早退の上、罰として3日の出勤禁止。(有給処理不可)』
となった。
次回『鮪の兜焼きって凄いな···』




