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〖総合1万突破〗魔法の実がなる木の種を貰い、育てた僕は精霊達に気に入られた様です。~魔法の実を食べたら色々ヤバい事になりそうです~  作者: のんびり作者(四希)
第ニ章 魔法と運命の出会い?

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24話 『気にしないで』欲しいな

雨宮さんが笑顔です

どうしよう···すごく恐い···


今、僕の目の前には怪しい笑みを浮かべる女性がいる


彼女の名前は『雨宮静(あめみやしずか)』さん


昨日彼女を『僕だとバレない様に助けた』のだが、何故か『昨日助けたのは僕だ』と確信している様子でカマをかけて来た。


そして今、とても恐ろしい事を言われた。



「あの周辺一帯を調べました。あの方を知っている人がいないか、一つ一つ、一人一人、念入りに···ね?」


「それはご苦労様ですね。でも何故僕だと?確証はないですよね?」


どうだ!!確たる証拠がないなら大丈夫だ!!


「では、こちらをご覧になって下さい。」


彼女は鞄の中から、透明な袋を取り出した


刑事ドラマとかで見る、証拠品を保存する袋だ


「こちらには、あの方の髪の毛が入っています」


···!!!?背中に氷を突っ込まれたような寒気を感じた!!


「そして、貴方の髪の毛と同じか調べさせていただきます。協力をお願いします。断っていただいても構いません。ですが、早くはっきりとさせた方が、お互いに良いと思いませんか?」


彼女は変わらぬ笑みを浮かべて、そんな事を言ってくる


「······どうして、そこまで固執するんです?」


「それは『認めた』と受取ってもよろしいですか?」


「······答えろ。どうして、そこまで固執する?」


もう隠しても仕方がない。


ならば、


「理由を知りたい」


そう思い、彼女に問うと彼女はポツポツと話始めた


「······雨宮家の教えです。『受けた恩は一生を賭けてでも返しなさい。それが、どんなに些細な事あっても、全てを捨ててでも、恩を返しなさい』···と」


·········は?重すぎませんか?


「ですから!!私はあの方に恩をお返しする為に探していました!!さぁ!!観念して認めて下さい!!そして恩をお返しします!!もし、拒否をなさるなら『雨宮家秘伝の技』を使う事も辞さないです!!」


なんか···大変な事になって来たなぁ···


もう認めてさっさと『恩返し』ってのを受けて、さよならした方がいい気がしてきた。


「えっと···恩返しって言いますけど、具体的にはどんな事をする気ですか?」


恐る恐る聞いてみた


そして後悔する事となる


「望まれた事を叶えます。何でも叶えます。富や名声や女や例え男であっても、叶えます!!」



駄目だこれ···早く何とかしないと···


でも待てよ?だったら、小さな事を叶えてもらえば、終わりだよね?


大きな事ばかり考えがちだけど、小さな事を言えばいいんだよ!!


そうと決めたら早速終わらせよう


「あ~···参った降参です。雨宮さんの考えは正解です。僕ですよ」


観念した様にそう答えると


「やっぱり貴方でしたか!!良かった~。」


先ほどの恐い笑顔は何処へやら···。


とても嬉しそうな笑顔をする


多少の罪悪感を感じつつ、僕は本題へ入る


「それで、恩返しをしたいって話だけど、本当に叶えてくれるの?」


「はい!!雨宮家の名に賭けて!!何をお望みですか!?」


なんかしっぽ振ってるワンコみたい···って違う!!


志希は真剣な顔をして、雨宮さんにお願いを言った




「じゃあ···僕のお願いはね···今はないから、『気にしないで』欲しいな」








次回『何でこうなった!?』

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