21話 それは、言ってはいけない気がするよ?
月曜日。バイト回です
月曜日の朝です
今日から2日間のバイト頑張るぞ!!
昨日はちょっと多く出費しちゃったので、今週は節約して行くぞ!!
気合いを入れてスーパーヒラヤマへ
いつも通りの朝の確認時、一つ追加事項があった
「今日は私にお客様が来るから、もし会ったら店長室まで案内して。名前は雨宮 静さん。よろしくね」
返事をして店内へ
今日はソーセージ等の加工品の補充からだ
日曜にセールをしていたから結構出たようだ
消費期限が近い物をよけて奥へ新しい品を詰めて置く
手前によけた品を置いて完成
段ボールを解体して1台の台車に纏めて置く
テキパキこなして開店時間前に補充終了。纏めた段ボールの乗った台車を所定の位置へと押して行く
この段ボールはお客様が商品を持ち帰る時に使える様に無料で提供している
レジ袋を買うより、段ボールに入れて自転車に積んで帰る人が多い
こちらとしても廃棄コスト削減になるから助かるのだ。
開店時間が来てお客様が入ってくる
今日の特売品は魚だったな···
たまには焼き魚食べたいな···
なんて考えていたら、後ろから声をかけられた
「すみません。私、雨宮と申します。店長さんはどちらにいらっしゃいますか?」
振り返った僕は硬直した。何故なら目の前にいたのは昨日の女の子だったからだ。
「あの?」
「はい!?あっ!失礼しました!!店長はこちらです。」
雨宮さんを連れて店長室前に到着。無事店長と会わせたので、再び店内へ
「びっくりした~。まさか昨日の女の子に今日会うなんて···。でも、あの人年上かな?スーツ着てたけど、バイトの面接って雰囲気じゃなかったもんな···。人は見た目じゃわかんないもんだね。」
時刻は11時過ぎ
「今日は一番安い弁当にしよう」と思いながら弁当屋に向かうと、いつものお兄さんが開店準備をしていた。
「おはようございます。今日は何がありますか?」
「おはよう。今日は『回鍋肉』と『青椒肉絲』と『海老チリ·春巻き·焼売·餃子の中華SP』だな
「う~ん···すみませんが、 1番安いのを普通と、ご飯はミニでお願いします。」
「何だ?体調悪い訳じゃ無さそうだな?なに?金欠?飯減らすと体調崩すぞ?よし、飯の普通をサービスだ!!しっかり食え!!」
お兄さんがご飯の普通をサービスしてくれた上に、一番安い回鍋肉もサービスで大盛を普通の値段で売ってくれた。
(大丈夫かな?お兄さん怒られない?)
それとなく聞いたら
「大丈夫だ!うちの回鍋肉は(他のおかずと比べると)あまり人気がないし、飯はほぼ毎回残るんだ!!だから食ってくれ!!」
って笑っていた。
それは、言ってはいけない気がするよ?
でも、ここの回鍋肉は好きだから、また買います。
お兄さんの優しさに感謝し、お昼が楽しみになった志希だった。
次回『古いナンパかな?』
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