第19話 スキルを取得する
第四位階上位
雪精姫は名前的に愛着があるので早速名前を付けた。
……と言うか、何時もの適当な呼び方だとユキちゃんになってしまうので、名前を付けなければならない。
真っ白な雪の精霊なので、白雪である。
さて、その白雪だが、此処まで懐かれているのには、幾つか心当たりがある。
先ず一つ、僕が美人すぎる事。
性格は置いておいて、僕の見た目は男女問わず嫉妬すら出ない程の可愛らしさである。
既に上限とも言える僕の魅力は、魅力スキルの影響を受けて更に上がっている。多分。
……まぁ、冗談はともかく。
二つ、僕が落としに掛かった事。
元々、容姿を使った戦いは得意分野である。
適当な言葉を並べればまぁ、大体落ちる。
更に言うと、こちらが本命だが、友誼、親愛、融和、などの、生き物に良く見られやすくなるスキルが充実しているのが大きいだろう。
最後に、白雪がチョロかった事。
チョロユキ……いや、これだと僕がチョロいみたいだ。
まぁ、ともあれ、生物に好かれやすいスキル、精霊に好かれやすいスキル、誘惑系のスキル、これらの相乗効果でチョロユキ……が生まれたのである。
その白雪がいるおかげか、氷精霊の一種であるアイススピリットが襲い掛かって来ない。
向かってくるのはスノーウルフばかりである。
ウルルの敵では無いので、気にしなくても良いだろう。
◇
早速、今日の最後の予定、スキルの確認をしてしまおう。
スキルは、整理と分類を使って幾つかの種類に分けている。
分類は、武術スキル、魔術スキル、補助スキル、耐性スキル、情報スキル、特殊スキル、便利機能、の7種。
武術スキルは剣術など。
魔術スキルは召喚術や錬金術など。
補助スキルは殆どのスキル。
耐性スキルは〜耐性など。
情報スキルは〜学や〜語、など。
特殊スキルは勇者の卵や結晶大王蟹の御霊など。
便利機能はインベントリや時計など。
と言う風にしている。
特に成長しているスキルは、錬金術、召喚術、従魔術、魔力吸収、魔力譲渡。
常時発動するタイプのスキルは軒並み上がってきている。
錬金術はLV27
新しく、魔導抽出、偽造生命、錬金術の奥義、という能力が取得出来る。
全て取得で60Pである。勿論取得。
召喚術はLV31
新しい能力は、供物召喚。
前にレイーニャが言っていた、贄を使った召喚術である。
強い魔物を召喚する為の物なので運用する時は気を付けようか。
必要ポイントは25P。
従魔術はLV30
新しい能力は、援護、中位契約、接続。
援護は、簡潔に言って古の不死賢王の御霊の下位互換だ。
従魔を強化出来るスキルで、ノーライフと重複発動できるみたいだけど、ノーライフに込める魔力を増やせば良いだけの誤差なので、手加減する時や魔力が足りない時にしか使わないだろう。
中級契約は下級契約の上位互換。
接続は特殊な能力で、従魔の感覚と同調できるらしい。
飛行出来る従魔と接続して空から偵察したりも出来る。
全て取得で70P。
やはり、どれも一本で特化するべきスキルなので、必要なスキルポイントがかなり多い。
合計で155P
続いて、新しく取得出来る様になったスキルから良いスキルを見繕って取得する。
『体術LV1』
『拳術LV1』
『脚術LV1』
『投擲LV1』
『調薬LV1』
『物兵創造LV1』
『魔力限界増加《中》LV1』
『器用LV1』
『回避LV1』
『見切りLV1』
『制動LV1』
『精密動作LV1』
『登攀LV1』
『跳躍LV1』
『疾駆LV1』
『耐久走LV1』
『採取LV1』
『採掘LV1』
『速読LV1』
『初級鳥獣学LV1』
『初級水棲学LV1』
『初級昆虫学LV1』
『初級傀儡学LV1』
『初級不死学LV1』
『初級精霊学LV1』
『初級龍竜学LV1』
『初級道具学LV1』
『初級武器学LV1』
『初級防具学LV1』
『初級薬品学LV1』
合計で355P。
目に付いた物を適当に取った結果である。
総合消費ポイントは510P。
残りのスキルポイントは256P。
クエストで荒稼ぎしたり、レベルアップで手に入ったスキルポイントがまだまだたくさん残っている。
まだ良い感じのスキルはたくさんあるが、今後急に必要になるスキルもあるかもしれないので、此処までにしておく。
各スキルの取得理由などは——
魔力限界増加《中》は、魔力限界増加《小》のレベルがMAXになったから出たらしい。
初級〜学の類は、魔物学の更に細分化された学問。の様な物だ。
これで魔物を鑑定出来る範囲が広くなった物と思われる。
道具学や武器学、防具学、薬品学の取得理由は。
クランのショップで道具を購入出来る様になったので、それの鑑定をしたいから。
強い武器と防具を鑑定して、その効果を知りたいから。
この二つである。
勿論、装備に関しては初級では鑑定出来ないと思うので、レベルを上げてワンランク上のスキルを取得する予定だ。
大まかな所ではこんな感じである。
◇
ユキ LV153 状態:空腹
取り敢えず、夕食を食べ忘れていたのでアランの兎串でも食べる事にしよう。
「もぐもぐ…………白雪も食べる?」
「……あたし……ユキを食べたい」
「そう? 『魔力譲渡』」
「はうっ!?」
精霊の食事は魔力、つまりそう言う事である。




