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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第?章 Another Chronicle 第一節 叛逆の追憶記

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第29話 地底での優雅なる戦い 三

第四位階中位

 



リザードマンナイト LV28


ビックポイズンスライム LV19


ビックイール LV12


ヒュージイール LV20


ツインヘッドバイパー LV18


ギルダイル LV28



 翌朝。



 更に増えた魔物達を横目に、朝食を摂る。



「はぐはぐはぐ」

「むぐむぐむぐ」

「……」



 ゆっくりと食べる僕に対し、2鬼は物凄い勢いで朝食を平らげ、直ぐに水槽へと戻っていった。


 何事かと水槽を覗き込んで見ると——



クレヴィット・幼体 LV1



 ——孵化していた。



 100匹にも迫る子エビもとい子ザリガニが、水槽の中を泳いでいる。


 ……此奴ら寝てないな?



 まぁ万が一の時は僕が自力でどうにかするので、問題は無い。



 ざっと確認した所、寝ている内に1つレベルが上がり、今は59。


 ドロップしたアイテムは全て回収し、今日も張り切って解析と創造と侵略を進めていこう。





グランダイル LV42



レッサーリトルヒドラ  LV46



カーリガン LV49



タイラントマンティス LV68



 午前から午後に掛けて、より高位の魔物が襲いかかって来た。


 その戦いの様子から、どうやら少しずつ迷宮の支配力が弱まっているのが見て取れる。



 先ず最初に来たのはグランダイル。


 巨大な鰐がその重量を感じさせない速度で駆け抜けて来る様は、中々に驚異的な映像だったが、正面衝突で魔槍・ディヴァロアに勝てる魔物は早々いない。


 だがしかし、其処はやはり重量と元々のエネルギー差が出たか、ミュータントアシッドワーム同様お互い停止するに留まった。


 鋭い一本の槍はワニの鼻先に深々と突き刺さり、怯んだグランダイルの顎目掛け無数の打撃武器が振り下ろされた。

 さしもの巨大ワニも度重なる打撃で顎を持ち上げる暇も無く、体をローリングさせて後方へ退避した。


 逃げる。と言う選択肢は、迷宮に完全支配されている状態では出てこない物だ。

 それだけ、迷宮の支配力が低下しているのだろう。


 同時に、支配力低下と言う一件から、遊技神の関与が無い事はほぼ確定と言って良いだろう。


 一時後退した巨大ワニに対し、魔槍持ちはリチャージを開始。

 それを危険と判断したらしいワニが、今度は大口を開けながら突っ込んで来た。



 ——そこへ一筋の閃光が迸る。



 魔導鎧(マギステルアーマー)を装備したナイトドールが紫の光を放ったのだ。


 毒属性の魔力そのものである紫は、ワニの体内を蹂躙し、そして——



 ——魔槍持ちの眼前で停止した。



 スライディングする様にして止まり、苦しみに藻掻く巨大ワニへドール達が殺到し、次々と硬い皮膚へ武器を振り下ろして行く。

 ワニの皮膚はかなりの強度を持ち、小悪鬼シリーズ程度の武器では傷一つ負わせる事は出来ていない。


 小悪鬼将シリーズ以上の武具や、僕が作成した武具により巨大ワニはその命を少しずつ奪われ、最後。最大までチャージした魔槍が火を吹いた。



グランダイルの硬皮 品質B レア度4 耐久力B

備考:グランダイルの硬く、自然治癒する皮膚。



グランダイルの顎肉 品質B レア度4 耐久力C

備考:グランダイルの力が込められた強靭な顎肉。



グランダイルの肉 品質B レア度3 耐久力C

備考:グランダイルの肉。



 ワニ肉は僕も食べた事無いな。



 ともあれ、そんなワニ戦が起きている間、僕と2鬼がしていた事は、クレヴィットへの餌やりである。


 ミュータントアシッドワームの肉と高品質上位種クレヴィットの甲殻、土精晶などなどを配合した、一応鉱物食スキルを持つ僕でも食べられる、栄養たっぷりのペレットだ。

 これを、生まれてから 1時間毎に脱皮してどんどん大きくなっているクレヴィット達にあげた。


  2鬼はどんどん巨大化して行くクレヴィットから目を離さず、僕はどんどん成長するクレヴィットを即テイムして支配下においた。





 次に襲い掛かって来たのは、僕も知っているレッサーリトルヒドラ。


 鋭い牙に強靭な鱗を持ち、血液にすら毒を持つ、程々に大きな3つ首の蛇だ。


 その脅威は、強力な再生力にある。



 そしてドール達には、生命力を奪い擬似的に呪傷を再現する事が出来る小悪鬼シリーズの武具がある。


 ドール軍は3つの首から吐き散らされる毒液を、そんな物知った事かと浴びながら、プチヒドラへ群がって行った。

 殴打、斬撃、刺突の嵐は、如何にプチヒドラが3つ首であっても対抗しきる事は出来ず、少しずつ生命力を奪われ力尽きた。



レッサーリトルヒドラの毒血 品質B レア度4 耐久力D

備考:レッサーリトルヒドラの体内を流れる毒血。



レッサーリトルヒドラの硬鱗 品質C レア度3 耐久力C

備考:レッサーリトルヒドラの鱗。傷付いている。




 ヒドラがドールに囲まれている間、僕達は昼食を摂っていた。


 今朝方現れたイール、巨大ウナギを捌いて塩焼きにしてみたのだ。

 これは2鬼にも好評で、赤鬼と白鬼の2鬼で10メートルにも迫るヒュージ級のウナギを丸々1匹平らげた。


 材料さえあればもっと良いモノをご馳走してやれたのだが、態々タレの為にダンジョンマスターのスキル結晶を買うのも何なので、これで満足して貰おう。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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