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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第?章 Another Chronicle 第一節 叛逆の追憶記

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第27話 地底での優雅なる戦い

※460万PV達成


第四位階中位

 



スオァル LV12


ビックワーム LV14


ゴーレム LV12


ビックセンチピード LV15


ブラックスパイダー LV13


メルザル LV6


クレヴィット LV10




「ふふふ」

「ひぃ。なんかあいつ嗤ってるよあかぁー」

「お、おう? 笑ってる、な?」



 おっと、折角元に戻したのにまた怯えられると困るな。


 敵は大きな蝉の幼虫と大きなミミズとゴーレムと大きなムカデと大きな黒い蜘蛛と大きなゲジゲジと何やら大きくて茶色いザリガニ。

 取り敢えず全て焼き払おう。



「妖狐火よ、敵を燃やし尽くせっ」



 僕の声に従い妖狐火は幾重にも重なるドールの壁を乗り越え、無数の敵の群へダイブした。


 昆虫型魔物は火に弱い。

 レベル30にも迫る妖狐火の炎を前に、多くの敵が焼き尽くされ、ドロップアイテムを落として行く。


 まぁ、ゴキンンッ、に比べればゲジや蝉の幼虫など如何程の物では無い。

 ドロップしたアイテムは全て回収である。





ナイトクレヴィット LV20


ポイズンセンチピード LV22


スカベンジャーメルザル LV16


スオークルス LV24



 敵の群れの中に幾つか進化個体が混じる様になった。


 迷宮からの敵意が少し薄く感じるのは、おそらく二箇所同時に侵略されているからだろう。

 それ以外に考えられる要因は、度重なる侵略へ対抗し続けているせいで更に弱体化していると言う事もあるかもしれ無い。



「はぐはぐ……うま」

「思ってたより、むぐ、美味しいさね。むぐむぐ」

「これは何処かに塩分濃度が高い地底湖があるね」



 上位種の襲撃を横目に昼食がてら食べているのは、クレヴィットと言う大きなザリガニ。

 ただ茹でただけで塩味の効いたザリ肉が出来た。


 水魔法で水球を出し、念力や念動でそれを浮かせ、火魔法で包む。

 至って簡単な調理を、大食感だと思われる鬼2人の為に無数に行っている。


 迷宮の支配から完全に解放されてしまった鬼2人やディヴァロア達には、食事を摂る必要が出来てしまっているのだ。


 幸いにして肉の追加は今も尚行われている。

 たんと食べて大きくなると良いさ。



「はぐはぐ」

「むぐむぐ」


「……さて、僕は新しい装備でも考えるかな」



 むしゃむしゃ食べ続ける2人にご飯を供給しつつ、新装備について考えを巡らす。


 現状考えられるのは、クレヴィットやセンチピードの甲殻を使用した鎧だ。

 ただしそれだけだと、強度において些か劣る。


 ここで活躍するのが、錬金術の上位変換だ。


 下位の素材を、所持者の想いを受けて、いずれかの上位素材に変換する、謎多き魔法である。

 おそらく原理的には、素材に宿る魂魄を錬金術で強化し、上位種の物へ変質させるのだろう。


 必要なのは情報と魔力。


 そしてその2つは、鑑定からも分かる通り、情報は既にあり、また、魔力は此方が提供している。


 確たる情報を解析出来れば、ライフ系の魔法を応用して自力での上位変換は可能かもしれない。





マザークレヴィット LV37



ミュータントアシッドワーム LV44



ジェムストーンゴーレム LV39




 ここら一帯のボス級と思わしき魔物が、広間へ至る一本道に現れた。


 先ず最初に突っ込んで来たのは、ミュータントアシッドワーム。


 強酸の唾液を撒き散らしながら突撃する巨大なミミズを、魔槍を持ったドールが迎え撃つ。

 チャージによる突撃は、ミュータントアシッドワームを容易く打ち砕き、その進行を完全に押し留めた。


 止まった巨体にドール達が群がり、その身に次々と小悪鬼シリーズの武器を振り下ろして行く。



《レベルが上がりました》



 そんなメッセージと共に、ミュータントアシッドワームのドロップアイテムが現れる。




ミュータントアシッドワームの魔石 品質B レア度4 耐久力C

備考:突然変異したアシッドワームの魔石。



土精晶 品質C レア度4 耐久力B

備考:ミュータントアシッドワームの体内にあった土精晶。



ミュータントアシッドワームの肉 品質B レア度4 耐久力D

備考:突然変異したアシッドワームの肉。




 絶対……少なくとも僕は食べたく無い。



 続いて後方にいた大きなザリガニが、両鋏を持ち上げて此方へと迫って来る。

 両鋏にはやはり仄かな斬属性が纏わり付いているので、その切れ味は中々の物だろう。


 近くまで接近し、鋏による攻撃を仕掛けて来た巨大ザリガニ。


 炎のドールはそれを回避し、鋏へ棍を振り下ろす。

 同時に黒のドールがダークアローを2発放ち、ザリガニの目玉を潰した。


 目を潰されたザリガニは、怒り狂った様に、或いは怯える様に鋏を振り回し、綺麗にタイミングを合わせた大剣持ちと剣持ちによってその鋏を両断された。


 そこへ群がる未進化のドール達。


 硬い甲殻に鎚や棍が振り下ろされ、節々に斧や剣による斬撃を撃ち込まれ、然程も時間を掛けずに討伐された。

 苦し紛れに吐き出された酸液は、魔槍持ちの大盾によって防がれ、此方の被害は殆ど無いまま撃破出来た。



マザークレヴィットの大鋏 品質B レア度4 耐久力C

備考:マザークレヴィットの硬くて鋭い鋏。



マザークレヴィットの肉 品質B レア度3 耐久力D

備考:マザークレヴィットの肉。



クレヴィットの卵 品質B レア度3 耐久力E

備考:クレヴィット種の卵。



 今回は全部良さそうな物がドロップした。



 次に続いたゴーレムは、動きは遅いが非常に固く、何度となくドール達の打撃武器で殴られ、節々に斬撃を叩き込まれた。

 ドール達が身軽だった為、此方の被害は殆ど無いが、最後の最後で『結晶解放』らしきスキルを使われた時は危なかった。


 その最後は、魔槍持ちのドールによる、最大までチャージした突撃を胴に受け、重い体を数メートルも吹き飛ばされて力尽きた。



ジェムストーンゴーレムの壊れたコア 品質D レア度3 耐久力C

備考:ジェムストーンゴーレムの壊れてしまったコア。



ジェムストーンゴーレムの胴体 品質B レア度3 耐久力B

備考:様々な宝石があるかもしれない原石の塊。



ジェムストーンゴーレムの目 品質B レア度4 耐久力B

備考:強い魔力が込められたルビー。



 ゴーレムからもかなり良い物が出た。

 早速コアを修復してゴーレムでも作ろう。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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