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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十一節 火山の迷宮の攻略

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第3話 白死竜茸

※350万PV達成


第七位階中位

 



 森の欠片フォレスティアフラグメント



 それは緑色の歪で小さな結晶体。


 非常に強力な植物属性の魔力で形成されており、一つあれば幽幻の森を30%程再生させる事が出来る筈だ。


 通常の手段による森の完全再生。

 それに掛かる費用と労力、時間を考えると、ほぼ適正な報酬であると言えよう。


 森の欠片フォレスティアフラグメントは、周囲の魔力を吸って植物属性の魔力に変換している様だ。

 そんな森の欠片フォレスティアフラグメントは、欠片というくらいだから合体するのだろう。


 と言う訳で出来た物がこれだ。



森の晶珠フォレスティアジュエル 品質A レア度6 耐久力A

備考:森の力が込められた結晶体。



 おそらくこれは、宝珠(オーブ)の一段階下に当たるアイテムだろう。

 親指の爪と同じくらいの大きさの欠片(フラグメント)を、一つずつ合成していき、10個全て混ぜ終わると晶珠(ジュエル)という名前に変わった。


 大きさはピンポン球くらい。

 綺麗な緑色をしたそれは、言うなればプチオーブ。


 森の宝珠(フォレスティアオーブ)と言うと、エイジュが所持していた。

 エイジュは僕の奴隷なので、森の宝珠(フォレスティアオーブ)は僕の物である。


 そう考えると今僕の手元にある宝珠(オーブ)は、『夢の星珠(ドリームスフィア)』『死神の星珠(デススフィア)』『氷獄の宝珠(コキュートスオーブ)』『大海の宝珠(マリンオーブ)』『森の宝珠(フォレスティアオーブ)』『妖精の宝珠(フェアリーオーブ)』『悪魔の宝珠(デモンオーブ)』の7つになる。


 ここへ更に『森の晶珠フォレスティアジュエル』『太陽の欠片(サンフラグメント)』『月の欠片(ムーンフラグメント)』がある。

 それだけでなく、それに近い物として『観察者の涙』『銀霊石』などまであるのだ。


 上手く使いこなせば、僕単独で試練の魔物を正面から叩き潰す事が出来るだろう。

 魔導鎧(マギステルアーマー)血闘刻印(スティグマータ)の研究は急務である。



 取り敢えず今は戦利品の確認を終わらせよう。



 次はパフィ事変の報酬。


 どうやらパフィニョンの名前は白死竜茸で決まったらしい。

 そんなパフィニョン達を完全併合した結果、得られた武具は5つ。


 1つずつ確認していこう。



 先ずは杖。


 超硬化したパフィニョンを使って作られたと思われるその杖は、一見すると槍の様にも見える形状をしていた。


 半円を描く枝角の様な機構が作られ、二本の鋭い棘が半円の縁から空へ伸びている。

 半円の中には、力を収束させる為の尖った機構が存在し、それはキノコ型、もといパフィニョン型の装飾が施されていた。


 形状としては配下のグラビティディアーの角が一番近いだろう。


 その杖の特性は2つ。


 1つは杖の先端から『パフィニョンボール』と言う魔法を射出する物。

 それは敵に衝突すると爆発し、胞子をばら撒いてパフィニョン侵食と言う状態異常を発生させる、世にも恐ろしい魔法である。


 2つ目は、『パフィニョンアブソーブ』。

 敵からエネルギーを吸収して生えたパフィニョンを杖が吸収し、魔力や生命力を所持者に送る魔法だ。


 パフィニョンの増殖と吸収の力が前面に押し出された杖であった。



 次は服。


 特徴的な大きな帽子と、ひらひらとしたシースルーの羽衣もどき、そして白いワンピース。


 背筋をピンと伸ばし、じっとしているのを遠目から見ると、おそらく胞子を撒いている巨大キノコに見えるだろう。


 誰でもパフィ子になれるアイテムであった。


 だが、近くで見ると所々に精緻な細工が施されており、近くで見ると(・・・・・・)、キノコには見えない。

 それどころか、羽衣もどきと特徴的な帽子のおかげで、神聖な儀式で使っていそうな雰囲気がある。


 能力は、複数属性への耐性に加え、様々な物から魔力や生命力を吸収出来る、そこそこに便利な物。

 後、帽子の先端か手套からパフィニョンボールが出せる。



 続いて剣。


 これは少し曲がった片刃剣で、切り口からパフィニョン侵食を起こす毒剣でもある。

 見た目は真っ白で金属光沢があるが、毒剣なのだ。



 次、多腕。


 これはどうやら服とセットで使う事を想定してある様だ。


 見た目は服に合う白いケープだが、そこから最大で6つの腕が生えてくる。

 感覚で言うと、海魔王の重軟鎧の触手が近い。


 ある程度自動で動いてくれる様だが、僕は自力で全て動かせるので何の問題も無い。



 最後、傘。


 白い傘だ。


 武術の中には、ステッキを使うラ・キャンと言う物があるが、この傘はおそらくそれを想定した物だろう。

 その他にも、魔法杖としての能力もあり、遠近に対応出来る武器であった。



 報酬の武具についてはここまで。

 次は純結晶(トゥルークリスタル)の確認だ。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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