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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十一節 火山の迷宮の攻略

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第2話 金の巾着袋から謎の種

第七位階中位

 



 配下の進化はここまで、次は今回入手したアイテムの確認だ。



 特に確認すべき物は、



外装(パーツ)・暗黒珠

外装(パーツ)初心者武装(ノービスウェポン)

・心器・蒼銀の武装

・銀霊石

・現界の第4試練の報酬

不可知天帝竜ハミリオン・インペリアルの体

・パフィ子事変の報酬

・幽幻の森再生の報酬



 順に調べていこう。




 先ずは見る所の少ない初心者武装(ノービスウェポン)


 早速初心者剣(ノービスソード)を取り出した。


 材質は鉄の鋼製。形状はシンプルな両刃直剣。


 そして込められた能力が一つ。



「ふむむ……『スラッシュ』」



 僕の声に反応し、装備していた初心者剣(ノービスソード)が『スラッシュ』と言う武技を発動させた。


 僕から魔力を吸い出し、体が勝手に動いて、光る剣を袈裟懸けに振り下ろす。


 斬属性の魔力を宿した剣は、結構な速度で空を切り——残心。0.5秒程も静止してから解放された。



 うむ。


 威力は良いのだろうが、勝手に動いたり止まったりするのはよろしく無い。

 少なくとも僕は使わない。




 次は暗黒珠。


 見た目は黒くて小さな球体状の宝石だ。

 その能力は、闇属性の中級魔法『黒き光(ブラックレイ)』と言う名前の闇の光線を放つだけ。


 物としてはブラックオニキス、詰まりは宝石だ。


 僕は宝石の中ではアウイナイトが一番好き……探しに行こうかな?

 いや、ルェルァに作って貰った方が手っ取り早いか。


 中級魔法『黒き光(ブラックレイ)』の性能は、同系統の『聖なる光(ホーリーレイ)』と比べると分かりやすい。

 ざっと試算すると、無調整『黒き光(ブラックレイ)』は中級上位、無調整『聖なる光(ホーリーレイ)』は上級上位の威力がある。


 暗黒珠の武器としての性能は、まぁまぁ良い、と言った所だろう。




 次は心器の確認である。


 既に一度調べているので再調査の必要は無いのだが、ちょっとした推測の元、心器を取り出してみた。


 その結果——



「ふむ、やはり」



 ——心器の性能が上がっていた。



 武器も防具も一様に、他の存在に対する耐性がより一層高くなっていたのだ。


 推測通り、心器は僕の成長に合わせて進化する。


 現時点では試練の装備に今一歩及ばないが、最終的に僕が使用する事になるのは心器だろう。




 心器の次も僕関連のアイテム、銀霊石。


 一見すると、観察者の涙と同系統で下位互換のアイテムだが、備考欄には霊石と表記されている。

 霊石と言えば信仰を受ける石の事だ。


 この場合、石が受けている信仰とは僕に対する物の事だろう。

 これ見よがしに色々と戦果をあげているので、力を持たない市民が僕に対して信仰紛いの思いを持つのも仕方ない。


 気になるのはこの石がどの様にして生まれたのかだ。


 僕が現れた事によって石が変質したのか、この石があったから僕があの場所に現れたのか。

 現時点では似た物を作る事が出来ても同じ物を作る事は出来ない。


 霊石は、今はおそらくゴブリンや鬼人、配下の子達からの僕へ対する思いを受け取って僕の魔力を生成している。

 とりあえず、内蔵されている魔力を凝縮して結晶化させ、霊石の魔力保持容量を増やしておいた。


 信仰を受け止める必要があるので、時間が止まるインベントリには入れず、アイテムボックスの方へ収納しておく。



 次は幽幻の森を再生した報酬の確認。


 野菜の種、木の苗、キノコの原木。これらのアイテムは、クランやダンジョンのショップで購入可能な安物である。

 王都の屋敷では特に効率が良い物を育てるつもりなので、これらの品はアルナンに渡しておこう。



 外装(パーツ)のプチプラントは、そのまま小さなプランターだ。

 種を植えれば自動で育ててくれる便利な代物だが、僕にはあまり必要性がない。



 次は、金の種袋。


 これは、デフォルメされた野菜や花、木の絵が描かれた金の小袋である。

 中に何が入っているか分からない、ガチャと同じ様な商品なのだ。


 一つ一つ開封、もとい種を取り出してみよう。


 先ずは……野菜。



「おぉ……」



 僕の手の平よりも小さい巾着袋の様な袋をひっくり返すと、出てきたのは楕円形の小さな種。


 小指の爪より小さな種が一粒だけ出てきたのだ。



ポメスの種 品質A レア度4 耐久力E

備考:ポメスの種。高品質。



 謎の種である。



 次は果物。


 巾着袋から僕の手の平へ転がり出て来たのは、同じく楕円形の、ポメスの種より大きな種。



幼魔の実の種 品質A レア度5 耐久力E

備考:幼魔の実の種。高品質。



 謎の種であった。



 次、草。


 出て来たのは、黒くて丸い小指の爪程の種。



豊魔の実の種 品質A レア度5 耐久力E

備考:豊魔の実の種。高品質。



 やはり謎の種だ。



 続いて花。



「むむ」



 小さな巾着袋から出て来たのは、僕の拳の半分程もある大きくて細長い種。


 どうやらこの巾着袋、収納袋(マジックバック)の一種だったらしい。

 ともあれ鑑定。



ガトリングシードの種 品質A レア度4 耐久力B

備考:ガトリングシードの種。高品質。




「——魔物だ」



 語感から考えて、ピストルシードの上位種だろう。


 これをテイムしてプチプラントで育てれば、ただのプランターが武器に早変わりする。


 中々面白い物が手に入った。



 最後、木。


 巾着袋をひっくり返すと、僕の手の平の上へ転がり出て来た物は——



小結晶樹の種 品質A レア度7 耐久力B

備考:小結晶樹の種。



 ——小さな結晶樹の種。



「うむ、ラッキーだったね」



 結晶樹の種と比べると、その大きさは半分以下。


 思えばアルナンも帝王級に進化した訳だし、結晶樹の種を預けて見ても良いかもしれない。

 ……まぁ、作る土地を用意するのが先だが。



 ともあれ、種に関してはこれで終了。


 次は森の欠片フォレスティアフラグメントだ。



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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