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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第十節 幽幻の森の攻略

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第23話 死神のクンレンキョウシツ

※3ページ目に突入しました


第六位階上位

 



 正面に立つタクヘ向け、大鎌を振るう。


 ただ振るうだけだと、武器の性能差から大鎌が切られてしまうので、僕の魔力でしっかりとコーティングしておいた。



 ——ギィィンッ!



「くっ!?」



 タクは双剣を両方使い、袈裟懸けに振り下ろされた鎌を受け止めた。


 しかし、勿論、ただ魔力を纏わせた刃を振るった訳ではない。

 宙に体の各所を固定し、しっかりと遠心力を込めての一撃だ。


 タクはそれを双剣で受け止めるも力負けし、鎌の刃が鎧に擦れ、片膝をついた。

 先までの一撃は全て軽めだったので、上手く意表をつく事が出来ただろう。


 このまま追撃すれば、痛手を与える事が出来るが——



「はぁっ!!」



 ——それはセイトが許さない。



 竜人化して肥大化した腕部装甲、それに融合するように取り付けられた聖なる剣が、セツナの補助魔法を受けて聖なる光を帯び、僕へ向けて振るわれた。


 回避させる事を目的とした横薙ぎの一撃を、宙帰りして回避する。

 おまけで鎌の柄でセイトの兜をぶん殴っておいた。



 遠くへ着地し、仕切り直し。



「いたた……」

「物凄いパワーだな……」



 そう言いつつも、此方への警戒を怠らない二人。


 物理戦闘に関しては、想定を越えない程度に収まっている。

 次は魔力を使った戦闘を見てみよう。



 死神の力を使い、闇の靄をあたり一面にばら撒いた。



「くっ!?」

「目眩しかっ!」



 残念ながら、魔力の都合上靄に包まれたのは最前線の奥、タクとセイトとその周りだけだ。

 まぁ、それで十分だが。



「ハイ、ユキだけど」

『お、ユキか』

『ユキさん、良かった!』



 早速、助言する為に二人に連絡を取った。



「折角だから二人で限界までやってみようか」

『え……う、うん、了解!』

『……ユキがそう言うって事は……この死神はそこまで強くないのか?』



 この死神は、と言うのは、おそらく前の死神に比べて、と言う事だろう。

 確かにそれだと、セイトが怯んだのも分かると言う物だ。



「強いよ」



 と、僕がこう言うと。



『ほう? ユキよりは弱いのか。……或いは敵ではないか』



 こうなる。



『成る程、じゃあ僕達は本気で死神と戦うだけで良いんだね』

「まぁ、万が一と言う事もあるけど……心配せずに全力で戦えば良いよ」



 身内にならバラしても良いんだけどね。

 折角ゲームを楽しんでいるんだから、あまり横槍を入れる様な事はしたくない。


 ……しかし、最低限の力は必要だ。


 この世界は少し、強い者が多過ぎる。



「良いかな? この黒い靄は聖属性のエンチャントが施された武器で、気合を入れて、振るえばある程度払う事は出来る」



 実際は聖属性でなくとも払う事は出来るが、今は置いておこう。



「ただし、それで完全に靄を払うのは現実的じゃ無い。襲い掛かってくる死神の気配を感じ取って、上手い事カウンターをすると良いよ」

『そ、そう……気配、気配ね……気配?』

『……簡単に言ってくれるなぁ』

「頑張ってね」



 そこまで言うと、フレンドチャットを解除した。


 さて、何処まで出来るかな?



 

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
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