第6話 資源迷宮 二 野菜エリア
第六位階上位
続いて、野菜エリア、ステージ2へと至る道。
水晶が無視されるとは思わないので、特に扉などを作る気は無い。
取り敢えずは一本道だが、他のエリアを作成したら全ての道を接続させようと思う。
何処かのステージ1をクリアしたら、道を通って別のエリアのステージ2へ挑戦出来る様にするのだ。
しかし、簡単に行き来出来る様では面白みに欠けるので、道と道の間に広間を設け、小さな水晶を設置してボスを配置する。
まぁ、ステージ1の小部屋なので、戦力はどこも一律で控えめにゴブリンナイト、レベル10が3体。
武器は、特に魔法耐性がある訳では無い木製の小盾と、同じく木製の鎧。青銅の剣。
人数がいれば余裕で勝てる相手だろう。
さて、ステージ2を作成する。
次は『フライングキャベッジ』と『フライングレティス』、レベル1〜5。
空飛ぶ葉野菜達だ。
地形は大根畑と同じで四分割された畑。
そこに四つの高台を設置しただけのステージだ。
高台と言っても、高さは3メートル程度。
設置の理由は、弓使いや魔法使いが簡単にキャベツ達を狙い撃ち出来る様にする為だ。
尚、キャベツ達は飛行時間が程々に短く、高度も低い。
速度は速いので、並の腕では撃ち落とす事は出来ないが、まぁ、狭い迷宮の中なのだから問題なかろう。
ボスは、『ゲイルキャベッジ』『ゲイルレティス』、レベル8。各2体ずつ、計4体。
疾風の如きスピードで空を駆ける葉野菜である。
衝突したら適度に痛い。
『舞い踊るキャベッジ&レティス』完成。
続いて野菜エリア、ステージ3。
地形はステージ1と変わらず、畑である。
此処は、豆の魔物。『バインドビーンズ』『ハードビーンズ』『破裂豆』、レベル3〜6。
全て大豆の莢の様な形をしているが、それぞれ分かり易い特色がある。
バインドビーンズは、一株に1つしか無い莢が、僕の膝丈くらいまであり、大きな豆が2〜4粒入っている。
蒸し焼きにするか刻んで焼くか、そこら辺は料理人次第であろう。
ハードビーンズは、僕の拳より三回り程大きい莢が一株に3つある。
その莢はとても硬く、中には一粒の柔らかい豆が入っているのだ。
斧で叩き割れば中身を取り出せるだろう。
破裂豆は、薄く長いサヤエンドウの様な莢を持つ。
長さは、僕の手のひらより指1つ分程長く、側から見て分かるほど大量の豆が詰まっている。
そんな莢が一株に10〜30ずつあり、外敵が接近すると莢を破裂させる様だ。
他の豆達より栄養は少ない様だが、量が稼げる仕様となっている。
ボスは、『アーマービーンズ』レベル10。
僕の胴体程もある巨大な球体が3つある豆の木だ。
これを3体倒すと、水晶が青くなる。
『豆の木畑』、完成。
次にステージ4。
豆に続いて穀物2つめ、『ウォーキングポテト』『ダンシングポテト』、レベル3〜7。
ボスは『ビックウォーキングポテト』、レベル9〜10、×4。
ステージ1に設置する魔物をポテトかラディッシュかで悩んだが、穀物は敢えて奥で取れる様にした。
主食となる以上どうしても団体で深部へ進む必要があるからだ。
まぁ、僕のダンジョンが繁盛するかは分からないが。
基本的に魔物は魔力が多い程美味しい。
魔力が多過ぎると美味しいけど毒になる。
その点、野菜達は程々に体が大きく、魔力が分散しているので、安心して食べる事が出来る。
野菜エリア、ステージ5。取り敢えずの終着点。
魔物は、『ビックコーン』レベル1〜5。『シャープコーン』レベル3〜7。
ビックコーンは……魔物……じゃ無い。
正確には、繁殖力に特化した魔物である。
その性質は、動かず、大地からエネルギーを吸い取ると言う物だ。
つまり、大きくて美味しくて増えやすいトウモロコシなのだ。
勿論、畑の栄養を一気に吸い取ってしまうので、ダンジョン以外で上手く育てるにはかなり手間がかかる。
シャープコーンは、シャープキャロットと同じ様な種類で、見た目は先端が尖った硬いトウモロコシだ。
一撃目で可食部が弾け飛び、二撃目で最も硬い芯を突き刺してくる。
ボスは『ジャイアントコーン』レベル8、×2。『スピアコーン』レベル10、×2。
スピアコーンは、芯の部分をそのまま武器に転用出来る面白い植物だ。
勿論、一つ前のステージにいるアーマービーンズの殻も、防具として使える。
単純な木製武器や防具よりも硬く、無いよりマシ程度の魔法耐性も備えている。
これで、野菜エリアは完成だ。
次は、左から二番目、木材エリアである。




