第5話 魔導論者
第六位階上位
《【大陸クエスト】『目醒めし竜帝の使徒』をクリアしました》
【大陸クエスト】
『目醒めし竜帝の使徒』
参加条件
・ボス『ハミリオン・エンペラー』と『ハミリオン・ロード』の討伐
・保護対象『エルミェージュ・ルテール』の保護
達成条件
・ボス『ハミリオン・エンペラー』と『ハミリオン・ロード』の討伐
・保護対象『エルミェージュ・ルテール』の保護
失敗条件
・保護対象『エルミェージュ・ルテール』の死亡
達成報酬
参加者報酬
・スキルポイント8P
参加者貢献度ランダム報酬
貢献度100%
・武器『名も無き聖弓』
・防具『不可視の外套』
・スキル結晶『竜耐性』×5
・スキル結晶『隠密』×10
・スキル結晶『隠蔽』×10
・スキル結晶『索敵』×10
・スキル結晶『気配察知』×10
・スキル結晶『魔力感知』×3
・スキル結晶『直感』×10
・スキル結晶『超直感』×3
エクストラ評価報酬
魔導鎧操者
魔導論者
王級魔導鎧保有者
・スキル『魔導騎士』
・スキル『魔導鎧操者』
・スキル『魔導論者』
参加者報酬
・ロジックポイント8P
参加者貢献度ランダム報酬
貢献度100%
・理論結晶『魔導理論結晶・ハミリオン・ソウル』
・理論結晶『魔導理論結晶・魔導生成・ハミリオン』
・外装『魔導外装・ハミリオン・ブレット』
エクストラ評価報酬
非武装撃滅
・ロジックポイント55P
全体報酬
・旧スキル解放
「わふ?」
……何かが解放されてしまったらしい。まぁ、後で確認しよう。
ハミリオン達は、空から降り注ぐ青白い光線によって次々と撃破され、エンペラー討伐後、程無くして殲滅された。
恐ろしきは数の暴力よ。
ともかくエルミェージュと合流しよう。
◇
「……助かった……もしかして、デュナーク?」
「わふふわ」
エルミェージュの言葉に犬の顔を左右に振る。
ルーレンに指示を出し、かくかくしかじか伝えさせる。
僕が一応はデュナークとザイエの弟子である事や、妖精族とエルフを保護している旨を教えた。
警戒を解いたエルミェージュへここにいるエルフ達は必ず安全地帯に護送すると伝えると、彼女は『……じゃあよろしく』と言って森へ走り出してしまった。
取り敢えず、数百人規模のエルフ達を全員ワンワン軍団に騎乗させ、遺跡まで送り出した。
『聖獣様に乗るだなんて……』と恐縮する彼等を諭すには少々面倒だったが、直ぐにエイジュ・ルテールを救出に行かなければならないので、少し強引に行かせて貰った。
直ぐに配下操作を解除すると、アンデット組には森の中で警戒を続ける様に指示を出し、ウルルに騎乗して森の奥へと進んだ。
今動かせる戦力はウルルとネロ、僕の3つだけ。
エルミェージュから正確な情報を取得出来なかったので敵の規模は未知数だが……クエスト名から考えて、竜帝なる存在がいる可能性が高い。
出し惜しみをしている場合ではないだろう。
◇
王級魔導鎧・死神 品質? レア度? 耐久力?
備考:?
「……うむ、これなら行けるな……多分……」
新しく取得した3つのスキルは、魔導鎧を作成、操作、管理する為のスキルだったらしい。
メニュー欄の項目、ダンジョンマスターの下に新しく追加されていた『マギステルアーマー・マスター』。
それを選択すると、出て来た項目が幾つか。
・状態確認
・部品詳細
・核装理論
・魔導理論
先ずは上から確認して行く。
ステータスを選択すると、出て来たのは僕の形をした3Dモデル。
それに幾らかの項目があり、その中でも一番上の『核装』と言うのが点滅していたので、それを選択。
すると、『核を選択してください』と言うメッセージが流れ、インベントリ内の魔石や魔水晶、魔結晶、宝珠、星珠、などの魔力の塊がズラーッと並んだ項目が現れた。
其処から『死の宝珠』を選択すると、僕の胸の前に死の宝珠が現れた。
それと同時に、3Dモデルにも死の宝珠らしき球体が現れ、画面右上に数字が出て来た。
数値は《500,100/1,000,000》
特に何も起きないので、そのまま別の項目を選択した。
出て来たのは『魔導外装・ハミリオン・ブレット』を筆頭に、『魔導外装・MMA-1』、『魔導外装・竜の鉤爪』、『魔導外装・正六面操作理論核』など、僕が作った物。
項目をスクロールすると、それらの他に武器や防具なんかも選択可能だったので、死神装備を全て選択した。
数値は《680,100/1,000,000》。
謎の数値が18万もプラスされた。多いか少ないかは謎だ。
僕が死神装備を装着した状態になった所で、ステータスを閉じ、次の項目へ移った。
次は部品詳細。
これは単純に装備のデータを確認する物だった。
性能は詳細鑑定スキルと同程度なので、詳細鑑定スキルのレベルを上げて行けば見れる範囲が広くなって行く事だろう。
続いて核装理論。
こっちは、魔導核を操作……と言うか、迷宮核の成長と似たような事を出来るシステムらしい。
ロジックポイントを消費して核の魂魄限界値を増加させたり、別の核と合成したり、魔法を刻み付けたりと自由自在だ。
最初に出て来た数値は、死の宝珠の魂魄限界値と、その使用量を表していた様である。
取り敢えず、死神の魔石を合成してみた。
すると、死の宝珠が光りを放ち——
死神の星珠 品質? レア度? 耐久力?
備考:?
——変化した。
……まぁ、強くなる分には文句は言わない。
数値も、100万から1億まで一気に増加して、最初から使用済みの魂魄限界値も300万になっている。
それ程に様々な魔法が込められていると言う事だ。
だから——
プチ・グリムリーパー LV?
「カ?」
「——出なくて良い」
「カカー……」
しょんぼりしないで欲しい。
核が死神の星珠に進化すると、合成可能アイテムと言う物が無くなってしまった。
此方も錬金術か何かのスキルレベルを上げて行けば更なる強化も可能になるのだろう。
次に向かう。
最後は魔導理論。
この項目は、魔導鎧の核や外装に描き込む魔法と、外装その物を作成する事が出来るらしい。
魔導鎧の核として、最低限必要な魔法はプリセットとして登録されている。
その他にも、ちょっとした極簡単な魔法が登録されているので、素材を使用して外装の形を作り、プリセットを転写して武装を組み立てる事が出来る様だ。
おそらく、一番最後の項目は『魔導論者』と言うスキルを持っているから出たのだろう。
纏めると、より簡単に魔導鎧を作成出来る様になった。と言う事だ。
新しい魔導鎧も作ったし、早々後れを取るつもりは無い。




