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【書籍化】錬金術師ユキの攻略 〜最強を自負する美少女(?)が、本当に最強になって異世界を支配する!〜  作者: 白兎 龍
第一章 Another World Online 第七節 呪われし遺構の攻略

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第32話 光は降り注ぐ

第六位階下位

 



『神命、果たされり』



 ——貫く事は無かった。



 黒いオーラは僕に接触する直前で霧散したのだ。



 理由は明確である。

 突如として現れた骸骨の腕が、禍々しいオーラを纏う金貨を鷲掴みにしたのだ。



 金貨は財宝の中から抜き取られ、黒い影の様な物によって包まれていた。



「……死神?」

『然り』



 声を掛けると、闇の靄から腕だけを出していた死神の体が現れた。


 手元には、死神の持つ神の力で球体状に包まれた金貨だった物がある。



「いるなら、直ぐにでて来て欲しかったんだけど」

『我が神命はその地に根差す者の力で討ち倒せぬ邪神候補を討つ事。この地には銀の巫女がいる、されば——』

「……もういいよ、疲れたから」



 目の前にいる死神からは、全く気配と言う物を感じない。

 ただし、力を行使してはいるので力が無いと言う事では無い。


 単純に保有している力の質が違い過ぎるのだろう。


 魔法の指南書には、魔力は濃過ぎると感知出来ず、薄過ぎても感知出来ないと書いてあったし。



 ザラザラと音を立てて財宝が落下していく中、死神は大鎌を構える。



『では終わりとしよう』



 死神は黒い球体を宙へ放り、落下し行くそれへ大鎌を一閃した。


 球体は二つに割れ、内部の金貨も物の見事に両断されている。

 断末魔の声すら聞こえず、黒い球体と金貨は空気に溶ける様に消えて行った。



『次会える時を楽しみに待っていよう』



 死神はそう言うと鎌をくるりと一回転させ、完全に消滅した。



「はぁ、嫌でも会いそうだよ」

『カカッ』

「…………死ねばいいのに」



 …………。



「……行ったか」



 宙で滞空していたウルルは、僕の呟きに応える様に一声上げると、ゆっくりと地面に降り立った。




《【運命(ディスティニー)クエスト】『異邦魔王』をクリアしました》



運命(ディスティニー)クエスト】

『異邦魔王』


参加条件

・?



達成条件

・異邦魔王『財宝竜ダモス』を討伐する



失敗条件

・異邦魔王『財宝竜ダモス』が討伐される

・異邦魔王『財宝竜ダモス』を討伐出来なくなる



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント10P



参加者貢献度ランダム報酬

貢献度48%ーー99%

・道具『幸運の真銀(ミスリル)貨』

・道具『幸運の金貨』

・道具『幸運の銀貨』

・道具『幸運の銅貨』

・道具『幸運の鉄貨』

・スキル結晶『幸運』×5

・スキル結晶『計算』×10

・スキル結晶『暗算』×5

・スキル結晶『目利き』×10

・スキル結晶『鑑定』×5

・スキル結晶『詳細鑑定』



エクストラ評価報酬

神罰代行

死の神の友

・スキルポイント20P

・スキル『自動回収(オートコレクト)

・スキル『聖者の欠片』

・スキル『聖女の欠片』



全体報酬

・スキル制限の一部解放




《《【(シティ)クエスト】『遺構の支配者』を『匿名』がクリアしました》》



《【(シティ)クエスト】『遺構の支配者』をクリアしました》



《《


(シティ)クエスト】

『遺構の支配者』



参加条件

・支配者と戦う



達成条件

・支配者を討伐する



失敗条件

・支配者を取り逃がす



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント3〜8P



参加者貢献度ランダム報酬

・支配領域



》》




(シティ)クエスト】

『古の遺構』



参加条件

・支配者と戦う

・支配者不在につき、該当勢力の討伐ないし無効化




達成条件

・支配者を討伐する


・勢力『古の不死賢王エンシェント・ワイズマンリッチ・ロード』の討伐ないし無効化

・勢力『吸血鬼・真祖(トゥルーヴァンパイア)』の討伐ないし無効化

・勢力『死神(デス)』の討伐ないし無効化

・勢力『財宝竜ダモス』の討伐ないし無効化




失敗条件

・支配者を取り逃がす



達成報酬


参加者報酬

・スキルポイント8P



参加者貢献度ランダム報酬

貢献度62%ーー99%

・支配領域『呪われし遺構』

・防具『断罪の鬼面』

・道具『聖なる鐘(ホーリーベル)

・スキル結晶『闇耐性』×5

・スキル結晶『呪耐性』×5

・スキル結晶『悪臭耐性』×5

・スキル結晶『腐食耐性』×5

・スキル結晶『瘴気耐性』×5

・スキル結晶『穢れ耐性』×5

・スキル結晶『負耐性』



エクストラ評価報酬

破邪顕正

・スキルポイント10P

・スキル『破邪顕正』

・スキル『祝福の唄』

・スキル『聖者の卵』

・スキル『聖女の卵』



《レベルが上がりました》




 ——支配条件が厳し過ぎる。



 ……まぁ、それはともかくとして、結局の所今回は死神に振り回されただけの様な締まり方であった。



 新しいスキルの『自動回収(オートコレクト)』が発動したらしく、クエスト報酬も財宝も纏めて消えて無くなり、インベントリにしまわれた。


 破壊し尽くされた墓地には、特攻した皆がボロボロになりながらも辛うじて生存していた。

 労うよりも送還して休ませた方が良いような有様なので、ウルル以外を纏めて送還する。


 インベントリに入った財宝は、死神さんの手によって不浄が殺され(・・・)たので、ただの宝に戻っていた。


 浄化の手間が省けたね。




 非常に眠くなってきたが、やらなければならない事を直ぐに処理しなければならない。




 タク達には、各人に適正の報酬を分配し、セバスさん達にも今回の財宝を渡そうとしたのだが、断られてしまった。


 仕方がないので財宝は全て僕が受け取り、続いてセバスさん達の次の潜伏先を提案する。


 流石に今回これだけ騒いでしまったので、悪魔や吸血鬼に勘付かれる可能性が高い。

 此処から離れた所に行った方が良いだろう。


 つまり……。



「僕の配下にならない?」

「是非に」



 うむ。


 潜伏先は、転移門の先にある僕の拠点か鍛錬島だね。






「む?」

「どうした……ん?」



 セバスさん達をテイムしてから送還し、一度遺跡から出るべく移動していると、ふと、空に妙な気配を感じた。


 タクの言葉に応える暇も無く、その声を聞こえて来た。



『悪しき不死者供っ! 今こそっ! 天罰の時なりっ!!』



 振り仰いだ空には、月が冷ややかに光を放ち、幾多もの大きな星々が輝いている。



「なんだ……あれ……」



 星達は徐々に輝きを増し、その間に見えたのは白い翼。


 四枚ある純白の翼に輝きを放つ円環。




 ——天使。




『——滅びよ!』




 天に現れたのは遺跡を覆い尽くす程に巨大な魔法陣。


 それらは宙に浮く無数の星々を起点に構成されていた。




『『断罪の鉄鎚(ジャッジメント)!!』』




 放たれたのは光。



 あまりに巨大な——




 ——光の柱。




 

・古の遺構の攻略 完

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永遠未完『魔物解説』……ネタバレ含む。

よろしければ『黒き金糸雀は空を仰ぐ』此方も如何?
― 新着の感想 ―
この天使もしかして何とかの間にいるシスターさんですか?、ナチュラル悪口で興奮した
[良い点] 死神に死んでとか良いジョークだ。とか逆に気に入ってそう [一言] KY天使帰ってどうぞ
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