AS 双剣使いタクの闘い 【Episode.1】 β島の闘い 五十五
第三位階上位
ログインしベンチに腰掛ける。
集合時間まではまだ少し余裕があるので、メニューを開き、スキルの取得をする事にした。
現在のスキルポイントは121P、随分と貯まったもんだ。
とりあえず、目に付く良さそうなスキルを取得して行ってしまおう。
『拳術』
『脚術』
『索敵』
『隠密』
『気配察知』
『瞬発力』
『持久力』
『器用』
『制動』
『精密動作』
『腕力強化』
『防護強化』
『敏捷強化』
『採取』
『採掘』
今取得出来るスキルで、ざっと見て良いものはこんな所だ。
主軸になりそうな物は無いが、こう言った補助効果を積み重ねて行くのが重要だろう。
消費ポイントは合計で100Pちょうど、残量は21P。
タク LV27
スキルポイント21P
・主スキル
剣術LV20
聖剣術LV5
魔剣術LV5
双剣術LV10
刀術LV10
双刀術LV10
体術LV20
拳術LV1
脚術LV1
投擲LV10
・補助スキル
器用LV1
索敵LV1
隠密LV1
気配察知LV1
腕力上昇LV15
防護上昇LV15
敏捷上昇LV15
治癒力向上LV10
防御LV10
回避LV10
見切りLV15
採取LV1
採掘LV1
硬化LV8
怪力LV8
持久力LV1
瞬発力LV1
耐久走LV8
疾駆LV8
幸運LV1
直感LV10
制動LV1
精密動作LV1
腕力強化LV1
防護強化LV1
敏捷強化LV1
・耐性スキル
火耐性LV4
・特殊スキル
英雄の欠片LV10MAX
英雄の卵LV1
・便利スキル
時計LV4
地図LV4
ステータスはこんな所だ、これでかなりの強化になった筈。
残りのポイントは貯めておこう。
◇
暫く後、合流した五人で土の迷宮へと出発した。
迷宮に出て来る魔物を容易く駆逐し、地図もあるので直ぐに三層へ到達、其処に出てきた中ボスの亀を撃破した。
亀は動きこそ遅いが耐久力があり、後半はずっと甲羅に引きこもっていた。
亀の攻撃方法は中々厄介で、正面にいると素早い噛みつきが、後方にいるとやや長い尻尾が鞭の様に振るわれ、更に何処からとも無く礫が飛来する。
皮膚も案外頑強で再生力も高い、特に甲羅は割とマジで硬く、迅斬術を使った一撃でも半分までしか切れなかった。まぁ、それで死んだが。
中ボスは硬いだけなので然程苦戦せず、四層での狩りは時間こそ掛かったが順調に進んだ。
そうして、六匹目を狩り終えた所で、夕飯の時間が来てしまった。
「——んで、夕飯の時間なんだが……アラン達はどうだ?」
「今日は夕飯の後も時間取れるぞ」
「直ぐに食べて戻りますよ!」
二人は参加出来るらしい。
「ユリちゃんとアマネさんは?」
「問題ありません」
「私も大丈夫よ、ここのボスなら徹夜は覚悟しないといけないわね」
こっちの二人も大丈夫らしいので、心置き無く戦う事が出来る。
アマネさんの言葉通り、防御力に秀でている筈のボスには徹夜での交戦を覚悟してしかるべきだろう。
ともあれ、取り敢えずは夕飯だ。
「それじゃあ解散って事で」
それぞれの返事を聞きつつ、メニューを開いた。
◇
ユキの作った夕飯を食い終え、風呂に入ったり歯磨きしたりと雑事を終えてログインした。
かなり手早く終えたので他の四人はまだ来ていない。
扉を振り返って見てみると……。
「あぁ……まぁ、こう言う事もあるわな」
六つの黄色い光が消えていた。
どうやら他のプレイヤーが先に進んでしまったらしい。
「はぁ……仕方ない、狩り直すか」
面倒だがやる他無い。
その後は皆が来るまで掲示板を見て過ごした。
◇
《《【迷宮クエスト】『火の迷宮』を『匿名』のパーティーがクリアしました》》
《《
【迷宮クエスト】
『火の迷宮』
参加条件
・迷宮を攻略する
達成条件
・迷宮を討伐する
失敗条件
・無し
達成報酬
参加者報酬
・スキルポイント1〜10P
》》
そのメッセージは狩りの最中に現れた。
「おっと」
「……どうやらコウキの連中がクリアしたらしいな」
「そう考えるのが妥当ね、あの人達は火の迷宮に慣れている様だったし」
だろうな。
それに、火の鳥製の武器や防具に火耐性や暑耐性がある筈だ、そのスキルが迷宮攻略の後押しになっただろう。
「私達も負けてはいられませんね」
「頑張りましょう!」
気合いを入れる二人。
だがまぁ……。
「既に一つ攻略してるんだがな」
「それはそうですが」
「気分です!」
気分、ね。……そう言うのは大事だよな、うん。
そんなこんなで狩りは進み、六匹の亀を屠ってボス部屋へと繋がる扉を潜った。
迷宮攻略のメッセージが来ていない以上、先に潜った奴らは全滅したんだろうなぁ……。




